地域おこし協力隊は東京に出掛けて一体何をしているのか?!
(2017年時点ての情報です)
ありみつりさは地域おこし協力隊として広島に移住しましたが東京へも時折出かけています。
前号で大公開した協力隊の「運営費」の多くを占めている「出張旅費」。また東京か!?と言われるくらい頻度の多い東京。ゴールデン街を飲み歩くでもGINZA SIXを徘徊するでもなく、事前にプレゼン資料を夜なべで作り、お初にお目にかかる方々の前で府中市や上下町のことをPRするのが主たる使命。世は移住時代を迎えており、数多の地域が東京でPRを行っています。府中市といっても「どこ?東京都にもあるけど…なわけないよね」、「上下?なんて読むの?うえ…した?」という世界。つまり無名だと思って話した方が伝わるのです。だから地域おこし協力隊という「よそ者」にPRの任務が託されるのです。新参者が知らない町の説明をすると非常に新鮮。それで成果が上がっているのか移住者が増えているのかと問われますが移住は人生の大きな転機だから続々と増えるのもゾクッとします。まず、知ってもらうこと。そして実際わたしは移住している。PRの成果がつまり、わたしのような存在、なのであります。
(ありみつりさ)