【レシピ】リモナーデー(Limonádé/レモネード)
ハンガリーの夏の定番の飲み物といえばレモネード。ハンガリー語ではLimonádé(リモナーデー)と言います。夏になるとカフェやレストランのドリンクメニューにリモナーデーが並びます。レモネードは近隣諸国でももちろんあるけど甘くないのが多い印象で、旅行でいろいろ飲んでみたけど、やはりハンガリーのが一番美味しかった。
近年はアレンジしたリモナーデーも登場し、ミント味(Mentás limonádé)、エルダーフラワー味(Bodzás limonádé)のような定番アレンジの他にも、ラズベリー味(Málnás limonádé)やスイカ味(Dinnyés limonádé)なんてものも。
毎年夏になるとハンガリーのリモナーデーが恋しくなるので、作ってみました。今回はハンガリーのオープンテラスバーで出してくれるようなものを目指して作りました。
・材料(1.3L程度)
・レモン…1個
・オレンジ…1〜2個
・(お好みで)ミント…適量
・シロップ…75〜100ml(甘さの好みに応じて)
・炭酸水…500ml
・1L以上入るポット
・作り方
1. レモンとオレンジをざくざく切って、それぞれ適当に12等分にする。
(くし切りで4等分→くし切りにしたものをさらに3つに小さく切る要領で)
2. レモンとオレンジをポットに入れ、麺棒等で押しつぶして果汁を出す※。
3. シロップを入れる。
4. 炭酸水を入れる。
※とにかくレモンとオレンジを潰して果汁を出せればいいので、麺棒じゃなくてもいいです。(私のキッチンにある一番手頃なものが麺棒でした。)
細長いポットの中に入ったレモンとオレンジをうまく潰すことができないようであれば、最初に切ったレモンとオレンジをボウルに入れて、木べらやフォークなどで潰した後に、実ごと果汁をポットに入れてもいいかもしれません。
・メモ
こちらはさくらんぼの冷製スープと同じく材料さえあればすぐ作れますし、火にかけないのでもっと簡単です。
日本で売っているレモンやオレンジの皮には農薬が付いているので、そのまま使うよりは洗った方がいいと思います。
農薬のとり方など→https://kore-karada.jp/20161228476/
今回は重曹を入れた水につけました。
今回はいつかハンガリーで買ってきたラベンダーシロップを使いました。バーとかに置いてあったり、東急ハンズにも売っているMonin(モナン)などのシロップを使えば、色んな味のリモナーデーが作れそうです。家にシロップがない人は砂糖と水1:1で作れます。→https://cookpad.com/recipe/1867438
ポットの中で潰して果汁を出すのであれば、最初からレモンとオレンジを絞ってその果汁にシロップと炭酸水を足せば良さそう、と言われそうな気が…。確かにその通りなので、見た目の問題かもしれません。
酸味が爽やかでおいしいので、今年の夏はリモナーデーをたくさん作って乗り切ろうと思います。