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44歳の勉強 〜ウェルビーイング〜

今朝は未明から雨が降っていました。

いつものように朝6時からのClubhouseを使っての中小企業診断士試験の勉強会を終えたころ、突如、母親からの電話が入ります。

「今日は娘の運動会はあるんか?」と聞いてきます。

実は、今日は小学校の運動会だったのですけれども、昨日の夜に運動会の延期が決定していて、勉強を終えてからすぐに二度寝をしようとした矢先の電話。「雨やのにするはずないやん。」と語気を強めて返事をしました。

「そうか。そしたら、お父さんが大変やから助けてくれんか。」という母親のか細い声で返事があります。

急いでズボンを履いて、父親のもとへ向かうと、タオルケットにくるまって親父が横たわっています。

昨日、畑にごんぱち(「イタドリ」のことでこのあたりではごんぱちって言う。)を植えたんだけれども、午後1時から5時までかかったらしく、その間、水分を補給しなかったといいます。
曇りだったからついついやってしまうという気持ちはわかりますが、やはりもう6月ですし、湿気も高い。だから熱中症のような症状が出ていたようで、朝から眩暈がして、吐き気を催していたようです。

すぐに、病院まで運んで、水分を点滴してもらい、回復するに至りましたが、なかなか気をつけなければいけません。

母親が難病のために身体が不自由であって、基本は親父が母親の面倒を見ていますけれども、逆に親父に何か事があると、このようにたちまち大変なことになってしまいます。つくづく老老介護の大変さ、それから、もし独り身だったらと思い知らされます。

万が一の時には、ちゃんと見てやろうって実の息子は思いとしてはありますけれど、そうなると家族全体にも負担がかかることになりますし、そもそも妻方のお父さんも交代で様子を見に行っているという事実もあって、本当に人生100年時代におけるウェルビーイングについて考えさせられます。

さて、ウェルビーイングという言葉。これはWHOの憲章に出てくる言葉で「健康とは身体的にも、精神的にも、社会的にも良好な状態(well-being)であって、単に病気でないとか、虚弱でないということではない」という状態を指す言葉で、単純に「今幸せ!」っていうHappyとは少し違う幸せな状態です。

今日は雨が降っていたために、親父の対応ができたことは良かったことの1つですが、もう1つ良かったことがありまして、今日の午後はFP協会和歌山支部の研修がありまして、申し込んでいたものの運動会と被ってしまってどうしようかと思っていましたから、こちらにも参加できてよかったのです。

それで、今日は2つのテーマによる研修でしたが、その1つ目が、私の前の職場の大先輩である寺田尚平さんの「保険・証券を売らない 独立系FP2年の経験と今後の方向性」と題したテーマでのご講演でした。
寺田さんは銀行での資産運用相談部門の運営管理をされていた経験等も活かされて、現在、独立されてFPで活動をされています。その事務所のネーミングが「ウェルビーイング・コンサルティング・オフィス」ということで、ほんと今日はウェルビーイングを強く意識させられる一日となりました。

ご講演では、独立系FPはどのような仕事をしているのか、まさに現在進行形の生の情報を教えていただき、私に置き換えた場合、どのようにこの資格を活かすことができるのか、あらためて勉強をさせていただきました。

特に、重要だと思ったのは、どこに焦点を当てるのかと言う話です。

今、私は中小企業診断士の資格勉強をしています。その中でマーケティング論についても勉強をさせていただきますけれども、どの層にどのような商品・サービスを提供するのか、まさにS:セグメンテーション、T:ターゲティング、P:ポジショニングを実践されていることが生の情報として、とても勉強になりました。

今日はほんとに勉強となる一日でした。

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