43歳の勉強 ~財務3表一体理解法~
久しぶりに腰を落ち着けて財務会計の勉強に取り掛かりました。財務会計ってやはり隙間時間で勉強するようなものでなくて、がっつりと問題を解いてなんぼの世界ですが、それでも何かしらベッドに寝っ転がりながら読めるものはないかなぁと家の中を探していましたら、出てきました懐かしい~「財務3表一体理解法」國貞克則さんの本です。
僕は税務会計論を専攻していましたので、BSとPLは大好きです。有価証券報告書を見ながら経営分析をすることなどやっていましたが、大学で勉強をしていた当時(1997年頃)はCF(キャッシュフロー計算書)ってのは、メジャーじゃなかったのです。ただ、国際会計基準にあわせていくような流れがあり、BSとPLからCFを作るという練習をゼミでもやっていました。「黒字だってもお金が続かないと会社は潰れるんだ。」って
なので、2000年頃はキャッシュフローも少しはわかるバンカーとして自信もあったのですけれど、時は過ぎ、記憶も薄れていた頃に、確かAFPを取ろうとか考えていた頃に、藤川太さんの「サラリーマンは2度破綻する」と一緒か同じころに買ったような記憶があります。
BSとPLは好きなんだけど、なんとなくCFは好きになれなくて、やはり中小企業を融資先に持つと実際にはCFがどうかなんかをあまり気にすることなく、一番はBSを元にして融資可能かどうかを判断していたように思います。まあ、それとて証書貸付などは保証協会の保証付きばかりでしたから、あまり気にしません。ましてやCFなどという感じです。
そんなもんで、もう銀行も離れ、税務課も離れ、とりあえずキャッシュフローなんて全く関係のない部署へ行ったときに、なんか寂しかったんでしょうね。3表の理解をもう一度高めようと思って買ったのです。あのときも一通り読んだとは思いますが、パラパラとめくってみると、あまり覚えていないなぁという感じで、気持ちも新たに読んでみようと思います。
ああ、ベッドで読むととてつもない睡魔に襲われてしまいそうなにおいがプンプンしてきます。おやすみなさい。