中学1年生の勉強 ~2学期中間 理科その1~
昨日からクラブ停止になって、いよいよ勉強が本格化してきました。しかし、10日程先には長距離の記録会もあるので、明日の朝は一緒に走ろうと約束をしてから、勉強を見ています。
うちの子はある意味律儀かもしれなくて、真っ正直というか、勉強の重点を国語と社会それに数学の文章題に置くように話をしていたのですが、確かに言う通りやっているのです。今になって理科の試験範囲がまだ半分程度しかやっていない。ということで、今日は理科の勉強範囲を一生懸命やっています。固体・液体・気体や光の反射についてのところが出題範囲です。
先ほど、息子からなかなかの難問を出されました。答えを聞くと、もっともらしいのだけど、具体的なイメージが浮かばなくて理解できない問題なんです。
光子さんは休日に公園に出かけ、池でボートにのりました。向こう岸に1本の木があり、それが水面にうつっているのが見えたので、水面にうつっている木に向かってボートをこいでいきました。光子さんは、水面にうつっている木にたっすることができるでしょうか。また、そのように考えた理由も書きなさい。
これ、当然に達することはできないのは感覚的にわかるのです。入射角と反射角の関係から答えを導き出す問題だともわかるんですけれども、どうして近づくと遠ざかるのかのイメージがわからないんです。
イメージが沸かないっていうのは、相当ダメで理解できていないに等しいと思います。だから、これは教えられませんでした。
数学の文章題でも、理科の実験結果のような問題でも息子にはイメージをさせるように説明を心がけています。
先ほどやっていた理科の問題で砂糖80gを入れて400gの砂糖水を作った場合の砂糖の質量パーセント濃度はいくらかという問題がありました。直観で20%という答えがでますが、息子は溶質+溶媒が分母だから480gで分子が80gだというように、式で覚えていて間違えていました。
砂糖水=砂糖+水やん。だから砂糖が80gだと砂糖水が400gだから水は何gやろうか。
いやそもそも砂糖水400gの中の砂糖の割合が80gってことは何パーセントや。というような感じで式を覚えてあてはめるやり方をせずに、イメージで考えさせておいてから、後から式を教えるようにしています。
それでも、息子はわかったと言って、出てきた答えが2%っておい、計算ミスやし、だいたい2%の砂糖水ってほんのちょっとやから甘くないで。そう言ってもう一度計算させて、20%と気づきました。
正しい指導要領かどうかわかりませんけれども、比率の問題とか、水溶液の問題は数字慣れ、数字の感覚、もっと言えばただの感覚。そんなに砂糖を入れたら甘いで~とかを感じる感覚。それで出した答えが「っぽくない」とかわかるようになると強くなれると思います。
そうこうしていると、どうやら理科の試験範囲が終わったようです。よかったよかった。