46歳の勉強 ~わかやま創業スクール プレイベントに参加 その1~
和歌山県には、起業を考え始めている方に、起業に対する体系的な知識や知見を教え、思いを可視化できるように起業塾というのがありました。
県と産業振興財団とが共催になって、今年度はその名称を「わかやま創業スクール」として実施されます。
そのプレイベントが昨日、イオンモール和歌山にて行われるというので、興味があって行ってきました。
結果としては、むちゃくちゃ良かったです。
起業支援・創業支援がしたいという思いで中小企業診断士の資格を取得したわけなのに、火を焚き付けられて、何をすると決まってもいないけれども”起業”したろうかな!と一人熱くなるほどでした。
じつは・・・
銀行員を辞めて、公務員になるまでの間、自分の方向性を見定めるために、商工会議所主催の起業塾に参加したことがあります。
その時は、和歌山創業スクールほどの期間・規模のものではなかったですが、それでも中小企業診断士の先生をはじめとして、社労士の先生や金融機関の方から起業に対する知見を教えてもらったことがありました。
そのときも強く感じたのが、何かを起業したいという思いよりも、そうした先生方になりたい。起業をされる方の後方支援にまわりたいという思いがありました。そういう意味では、商工会議所の職員になるのが一番良かったんでしょうけれども、とにかく人様の支援にまわるという立場が最も良いと思い、公僕になることを決め、今の自分があるというところに立ち返ります。
ただ、公務員の仕事というのは、非常に幅が広く、法律上許認可を持っていたり、税を徴収する権限を持っていたりなど上からになりがちな仕事や施設整備などのプロジェクト事業も多く、どちらかというと上からになりがちな仕事が多く、後方支援という仕事の方が少ないような気がします。20年以上やってきましたが、なかなか自分の得意な仕事というのはさせてもらえぬもので、どちらかというと苦手な仕事をずっとやってきました。それでも、その中で自分の課題を見つけ、仕事は果たせてこれたつもりではあります。
20年もいれば、その環境の中に安住してしまえばいいのかもしれませんが、やはり外の空気は吸いたいもので、自分が仕事をし始めたことの記憶を呼び覚ましながら、それは組織の中にいては得られぬものですから、こうやって自分でアンテナを張って、資格も取るし、その資格取得者が集まる場所などには積極的に顔を出して、いつでも打席には立てるようにしておこうと思っています。
今回のわかやま創業スクールの中身がとてもよかったです。そして、前日に飲み屋で出会った兄ちゃんの話などもブッスリ心に刺さっています。そんな話など含めて、次も創業スクールの話を記そうと思います。
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