43歳の勉強 ~息子との記憶力対決に終止符~
ついに、3週間ぶりに決着がつきました!8月11日に息子と記憶力対決をしようと写真に書いている10匹の動物を覚える対決をしていましたが、今日の夕方、久しぶりに息子に「8匹目の動物は?」と投げかけると、親父いきなり何を言い出すんだというような顔をしたのも束の間「あかん、思い出せん。」ということで、約3週間で親父の勝利となりました。
まあ、息子は一生懸命、期末試験の勉強をしていましたから、そんな不必要な記憶を消していたのかもしれません。実際、そんな動物のならびなんかよりも期末試験のことを一つでも覚えておいてほしいもんですから、ずるいタイミングです。
しかし、エビングハウスの忘却曲線でも1週間から1か月間のあたりで約8割を忘れてしまうとのことですから、このあたりでもう一度復習をするということが記憶の定着には効果があることの証左なのかもしれません。
僕は、場所法での暗記だったので、1匹目の像が時計と遊んでいる様子を思い出せれば一気に思い出せたのですが、息子は映像として覚えていたから出ないとなるとまったく出ないみたいでした。
記憶の定着のために、場所法だけでなく、もう一つ記憶を増強させる手段を持っています。それはいつも途中にアンカーを打つようにすることです。たとえば、今回の動物の場合5匹目のゴリラだけは、5はゴリラの5というリズムを頭で奏でていました。そうすると、5が中間地点でもあり、場所法で、一瞬つまずきかけたとしても5でゴリラを思い出して6以降につなげることもできます。
このやり方を応用したのは、診断士試験の情報システムの問題で、OCI参照モデルの7段階を覚えるとき、呪文のように「アプセトネデブ」と唱えていました。それは以下のように7つの階層を覚えないといけないわけですが、その頭文字をとって ア プ セ ト ネ デ ブ と覚えていたのですが、真ん中のトに注目をしまして、そこだけ「トランスポート!」と叫ぶようにしていました。なんかトランスフォームみたいでかっこいいので、叫んでみたのですが、多分周りに人がいる時はやらない方がいい方法ですけれども、それくらい変わったことをするとぐっと記憶に定着します。
アプリケーション層 第7層
プレゼンテーション層 第6層
セッション層 第5層
トランスポート層 第4層
ネットワーク層 第3層
データ層 第2層
物理層(ブツリ層) 第1層
それで、トランスポートだけ叫ぶわけですが、それをきっかけにして、まわりもなんとなく覚えてしまえます。隣の層はなんだったっけというようにつながるようになります。
まあ、何はともあれ、記憶をしてしまえば、オッケーというのも事実で、ちゃっかりこの記憶をもとに1問を正解していましたので、これから経営情報システムを受けるという方は、ぜひアプセトネデブとトランスポートを唱え続けてほしいものです。
あっ明日は息子の期末試験第3日目です。得意な英語ですが、気を抜くなと言いつけて、僕はもう寝ます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?