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暗号資産市場についてのぴろろの目線と今後の接し方

投資助言ではありません
Not Financial Advise

1.本Noteの概要

ビットコインは、2008年10月にサトシ・ナカモトという人物がネット上である論文公開したことをきっかけに、中央管理者のいない決済システムに賛同した複数の開発者が協力し誕生しました。
このビットコインは誕生して以来いまだに暗号資産市場で常に1位の時価総額を保ってきており、ビットコインの価格の変動はビットコイン以外の銘柄(アルトコイン)との相関性も高く、暗号資産市場に対して大きな影響力を持っている。
この理由として、下記の3つの理由が市場参加者に大きな影響を与えていると考えている。

1.これまでブロックチェーン技術を利用した様々なシステム、目的を持ったアルトコインも出てきたが、その9割以上は電子ゴミとなり無価値と言っても過言ではない状況となった。
2.暗号資産界隈ではビットコインをメインとしてポートフォリオを組んだ方がいい、というこれまでのバブル崩壊を生き延びてきたビットコイナーの意見を皆同じように言うようになり、これがこの界隈の投資の教科書となっている。ビットコイン比率は人によって変わるが6〜8割くらいの範囲をよく目にする気がする。
3.交換する際BTCを基軸とした売買が多い。これに関しては昔と比べるとUSDのステーブルコインにそのシェアを奪われているが、いまだにBTC基軸での高い取引量は続いている。

以上のことから本Noteでは、今後も暗号資産市場の中でビットコイン不動の人気を誇り、ビットコインが市場全体に大きな影響を与えるという前提で、ぴろろ目線でビットコインの値動きをから暗号資産市場の時価総額の成長について仮説を考えてみる。
(暗号資産はビットコインから分散型金融へ時代が変わりつつあるがここについては本仮説には組み込まない。)

2.上目線
3.下目線
4.ぴろろのこれまでの投資基準
5.投資としてのぴろろ目線
6.分散型金融

全部読んでもらったら分かると思いますが、個人的なこと、誰にでもは広まって欲しくはないことありますので4〜は有料の最低の設定額の100円つけさせてもらいます。ぴろろに缶ジュース奢って話しを聞かせてもらったとでも思っといてください。

2.上目線

投資として暗号資産に興味を持った人の多数は上目線だと思います。この理由は、BTCが1000万円になると言われてた意見に対して、実際に2020年末〜2021年に入ってからの1000万円を超えるとも思える勢いを見て、一時的に洗脳されてる人が多いのではないかと思います。
ぴろろもBTCは1000万円になるというのを2018年バブル崩壊後、BTCが40万円近くの時代も信じてる側でした。今も、長い目で見たらなるかもね、くらいには思っています。

この1000万円になるというのは、以下のような理由を根拠に信じられています。

○長期上昇トレンド

ビットコインは暴落を幾度と繰り返しているが、半減期周辺を機に上昇に転じ、長い時間軸では上昇トレンドが形成されている。
一般的なチャートとログスケールで示したチャート画像を載せておきます。

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○S2Fモデル(ストック・フローモデル)

価格は需要と供給の曲線で決定しますが、ほとんどの商品は、生産量が増えることで市場流通量が増え、価格が下がります。しかし希少性の高いものでは供給量が少なく当てはまりません。
ストック・フロー比率(S2F)は、金や銀などの希少性と価値を測るモデルとして利用されるもので、金と似た性質を持つビットコインに対して2009年12月〜2019年2月のビットコイン相場をもとに、S2Fと時価総額の対数を取ったらこの間に統計的に有意と思われる結果が出たと言うものです。

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以上のようなテクニカルの視点に加え、法定通貨には国の信用のもといくらでもお金をお金を刷ることができるという強烈なファンダメンタルがあります。
このことで価値の保存という観点から法定通貨に対して相対的に価格が成長するという上目線になる人が多いです。

ちなみにぴろろが2017年後半からこれまで継続して上目線だったのは、このことよりOTC市場に理由があります。このことについては「5.投資としてのぴろろ目線」で書きます。

3.下目線

ビットコインは誕生して以来これまで大きく価格を上昇させてきているが、その道のりは険しいもので大きく乱高下してきている。
バブルと言われる上昇の後には大きく価格を下げ、時間をかけて再度高値を更新しているものの低迷している時期も長い。

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今回2021年からの上昇には大手企業のBTC買い、世界的に著名な人物の買い・煽りも手伝って、大きな取引ボリュームをつけ半年で1万ドル周辺から6万ドルまでBTCは価格を伸ばしてきた。
これがこれまでと同じようなバブルであるならば、この先BTCの価格は低迷する時期がくるだろうということです。

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