夜の独り言
部屋に籠っていると、徐々に思考が淀んでゆく。焼いているホットケーキのようにぷつぷつ、ぷつぷつと、感情が湧き上がっては、すぐに消えていく。別にホットケーキを食べたいわけじゃない。お腹が満たせれば、なんだっていい。添加物入りのコンビニのごはんを食べる。今日はそれすら食べるの、面倒くさい。なので、ベランダで星を眺めている。ホントは空は黒一色で、そこにぷつぷつ、ぷつぷつと針で穴をあけて、誰かが世界を覗いているのかも。星は覗き穴。その誰かは、晩ごはんを疎かにする僕を見てどう思うだろう。ちょっとぐらいは心配してくれるだろうか。誰かのついででもいいから、僕を見て欲しい。
ずっと夜でいいのに。明けない夜はないとか、止まない雨はないとか、うるさいんだよな。明けてほしくない夜はあるし、雨が止むのがそんなにいいことなの?夜だって気持ちいいじゃん。朝の陽ざしより夜の風のほうが、僕はスキだよ。カーテンの隙間から勝手に入ってきて、無理やり背中を押されても、目は眩しいのに気分は曇る。今日は日曜日の夜だもん。もう少し夜を愉しませてよ。
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