推しの結婚から1週間経った今

皆様、こんばんは。
ぴろぽんと申します。
赤尾ひかるイベンターノート4位です笑
それは冗談としてまぁ、「あれ」から1週間経ってそろそろ後世に諸々残すかと思いまして、書き始めた次第です。

当時の様子

忘れもしない3月1日20時00分。

僕はどこにいたかと思うと職場です。
明日までに仕上げないと間に合わないよねと言われた目の前にある計800ページの報告書。
クソみたいなリアル。
社会人2年してますがこんなにきついことはないと思うぐらいしんどい案件でその修正作業に苦しんでいました。

そして一息ついてふと見たスマホに赤尾ひかるさんからのツイートが(Twitterバグってたので軽い気持ちでイベントの告知かな??と思いながら見た瞬間、視界が白になりました)

まず第一声
「はやくね????流石に心の準備してたけどはやくね???」

現実なのかなんなのかわからず、明日までに修正しなきゃいけない書類を見つつ、5分以上職場の天井見上げてました。

しかし驚くほど冷静でした。むしろ負の気持ちはなく、冷静におめでとうという気持ちだけでした。

ですが、まぁこの反応になれたのは2つ理由があります。

2つの理由

1つめは声優オタクベテランの皆さんはみんな「あっ」となるこのツイート。

この時に俺も察してました。
俺の命は短いと。

ただの手料理教室のツイートと思うじゃないですか??無理でした。

某ユニットだったメンバーと一緒に行ってる料理教室と自分に言い聞かせようとするじゃないですか??ダメでした。

Dystopia(冰剣の魔術師のOP)の音楽を流しつつ、「ひかる、結婚するのか、俺を置いて·····」とかいうクソツイをしようとして現実から誤魔化そうとするじゃないですか?
現実は変わらねぇよ、ばぁか。

常々オタクに「俺はガチ恋じゃねぇから笑」とか笑ってたやつのアイデンティティが崩壊した瞬間でした。(どうせお前ら、ガチ恋と思ってただろ)

まぁ、オタクとしての活動は語るところではないので簡略的に言いますが平日昼間の舞台や難関のラスバレ放送局公開生放送含めて2年間1度も欠席しないぐらいはイベントには行きました。
やれることはやろう、楽しめるだけ楽しもうという精神でまぁ突っ走ってきたわけですがついにこの瞬間に自壊したわけですね。
(真似したくないオタクとはよく言われており、まぁ自身も納得してます。ぶっちゃけ社会人一年目二年目でやることじゃない)

その結果、何が起きたでしょう??
まぁ結論壊れました。
このノートの前の転生なんたらもその名残です。(正気に戻った時に恥ずかしくなって全てリンク消しちゃいましたが)

まぁ、2日間ずっと精神不安定でした。
「ガチ」だったことの反動ですね。
マジで見苦しいものでした。
まだ結婚したと決まってないのにこの苦しみ方、お前は一体赤尾ひかるさんのなんなんだというやつ。
自分の推しに対するスタンスを見失いました。冗談抜きで。上記の通り、仕事もマジでしんどかったので四面楚歌でリフレッシュできずに楽になりてぇとずっとつぶやくぐらいはきつかったですね。

まぁ、その苦しみが終わったのは3日目の朝。
いつものように起きて、ルーティン通り歯磨きしてスーツに着替えて、ぼーっと満員電車から外を見ていたら突然止みました。
いわゆる賢者モードですね。その時に自分の未熟さと恥ずかしさと推しに対する申し訳なさが死ぬほど湧き出てきて、関係ツイート全て消した記憶あります。

その後冷静になって自分のスタンスを考えました。
①推しの何が好きか?
②執着してたのではないか?そしてそれが呪いになってたのではないか?
③お前は何のために推しのイベントやラジオ等コンテンツを見てたのか
この3つを考え直すきっかけとなりました。
ぶっちゃけモンスターですよね。
まぁ、これは結論で話します。

2つめは復活したメンタルでの初イベの朗読劇「にゃんとちゅまらぬ結末か」です。

推しちゃん可愛いね〜というのは置いといて、まぁこの朗読劇、内容としては特別何かあったわけではないです。ぶっちゃけた話。
個人的に大きかったのは集合チェキです。まぁ、僕の自惚れか勘違いかしれませんがあの日、やたら赤尾さんが優しかった記憶あります。(内容は伏せときますが)
コロナ禍ということでなかなか接近の機会がなく、チェキを撮りながら赤尾さんと話せたのが大変嬉しかったですし、推しが元気そうにしてて良かったなと思わずニコニコしてご機嫌でした。

朗読劇で出てくる時間はまぁ大目に見ても15分弱といったところですが推しの演技、役への入り方、ファン思いなところなどなどやっぱ推しのことが好きなんだな。何を俺はあんなに狂ってたのだろう、馬鹿じゃねぇかと思いました。

もしかしたら、これも4日後の衝撃前の最後の赤尾さんの優しさだったのかもしれません。まぁ、これも本人しか知る由もないので分かりませんが頭ハッピーセットなのでそう勝手に解釈します←

長くなりましたがこの2つがあったおかげで
僕はなんとか冷静さを保つことが出来ました。

2つのおかげで発表後の反応は??

結論言うと最初に出た言葉は「おめでとう、末永くお幸せに」でした。つい10日前あれほど壊れたやつが言う言葉じゃないでしょって話ですが。

人によっては推しにあれだけ貢いだのに裏切られたとかふざけんなとかいう気持ちもあると思います。ぶっちゃけ、わかります。
おめでとうというのは当たり前だ、それも無理な話。真剣に推してるやつはそんなことを軽く言えるやつほど時間も気持ちもお金も惜しんで頑張ってきた。普段何もその人のことを知らないくせにその時だけただおめでとうという輩とは分かり合えるはずがない。

まぁ、こんな思想を持ってるわけですがそれでも全くの負の感情は湧きませんでした。
本当に「おめでとうとこれからもよろしくね」でした。

あるオタクから結婚してもその演者のイベントに行ってるオタクもいるよという話は聞いていたのですが、その領域への到達、最後の壁を乗り越えたのかなと思いました。

でもこのメンタルになっても流石に当たり前が当たり前でなくなることの怖さはあったので少しでも明るくなるかと思って以下のツイートしました。気分は道化です。

このツイート、赤尾さんへの思いはこのメモの通りです。でも、ぶっちゃけマジでこんなに反響あると思いませんでした本音()
今更イベンターノートから来た皆様とかいつのネタだよって話とかイベンターノート4位が云々とか見ましたけど、そんなの俺が1番わかってるよ、こっちは気分を紛らわしたいんだよという本音でしたが勢いで書いた文に対してのオタクの沢山の反応見れて面白くて明るい気持ちになれたので今となっては感謝です。

あと感謝といえばオタク仲間であり、友人達。
DiscordやLINE等で心配の声をかけてくれた皆様、勇気づけてくれた皆様、本当にありがとうございました。
結婚発表当日に次の日仕事なのにわざわざ近所までドライブに来てくれた223。
翌日にりりぃずたいむを見ながら🦀を一緒に食べながら沢山語り尽くしたよざーら。
下北沢のtricotのライブを楽しく過ごせたとじーさなどなど。(他沢山の皆様もありがとうございます。)
良い友人をもてたと思います。準備しておめでとうと言いながらもいつ壊れてもおかしくない僕にとって、あの時間は大きなものでした。

作並温泉への1人旅に関して、このメンタルでいくと橋の上からふと気が動転したら落ちて○ぬのではないかと思ってたのですが、沢山楽しいことを経験してそんなことは起きないと確信して、仙台旅行に行くことが出来ました。

けじめの作並温泉旅行

仙台旅行は長くなるので内容は割愛させていただきますが目的は2つ。
1つめはこれは表の目的。赤尾ひかるさん演じる作並日果ちゃんの観光案内音声ガイドのボイス集め。ずっと行きたい思ってたのですがリアルと週末イベントのおかげでなかなか行けなかったので念願の時間でした。
弾丸旅行となりましたが9の7回れました。
残り2つは夏に回ろうと計画してるところです。

そして2つめは裏の目的。
それはモンスターとなった心の中のぴろぽんを殺すこと。これは赤尾ひかるさんを今後ずっとファンとして推していくことに対して必須と考えました。(というか流石にこれでもこだわってたらやばいでしょ·····)
雪が残る作並温泉から見える景色をボーッと見つめながら赤尾さんの観光音声ガイドと自然の音を聞く時間でした。
「やっぱり俺は赤尾ひかるさんの声が好きだな」とか「自然見てたら俺の存在ってなんてちっぽけなんだろう」と考えていました。

まぁ、その景色を見る間にそしてファンとして今後赤尾さんを推したり応援したりできるかを決められました。そんなことを考えてるうちに僕の心の中のモンスターはきれいさっぱりいなくなってしまったのかなと思います。

マジで絶景ですよね。作並温泉いいところ。

まとめ

先程、自分のスタンスとして以下の3つを挙げました。
①推しの何が好きか?
②執着してたのではないか?そしてそれが呪いになってたのではないか?
③お前は何のために推しのイベントやラジオ等コンテンツを見てたのか

1週間ほど考えた結果はこうです。
①推しの何が好きなのか?

容姿、演技、その姿勢、人柄、何よりその声。
結局、どれも好きだったんです。

フルコース状態ですよね。これだけ好きだからこそあのかつてモンスターだった自分は2年間走り抜けられたのかなと思います。
本当に楽しい思い出ばかりですし、これは今から先も続いていくと思います。
そして結婚という大きな出来事が彼女の何を変えるのでしょうか?

結論、彼女は何も変わりません。

あと変わるのは受け手側です。
結婚という現実を受け入れてファンとして続けることと耐えきれなくなって離れてしまうこと。これはどっちも正解と思います。

僕はそのうち前者だけだったという話です。
当たり前が当たり前じゃなくなる怖さは大変恐ろしいものです。僕も現に1度壊れました。
ですが、今となってはあの料理教室のツイートも覚悟しとけよという推しからの暗示だったのではないかと思うぐらいは立ち直ってます。
正直な話、結婚への心構えの時間をくれてそして優しくケアまでしてくれた(勝手に思ってるだけですが)頭上がらないし、この人推しててよかったと思うばかりです。

本当に良い時間と沢山の「楽しい」をありがとう赤尾ひかるさん。これからもよろしくね。

前から最後の推しは赤尾ひかるさんにすると決めてたのですがこれ以上の推しには出会えそうにないです。

②執着してたのではないか?そしてそれが呪いになってたのではないか?

結論から言います。
執着も呪いもありました。

最前とか全通とかまさにそれです。

無理をしないことが一番です。
応援することも趣味です。
元気を推しからもらうことがいつのまにか推すことへの義務感へと変わり、自分を苦しめる結果になると本末転倒です。
これを読んでる友人達はお前が言うなでしょうが、まぁそいつが言うぐらい大きなことだったってことです。

あ、あと一応誤解生じないために言っておくと僕は赤尾さんのイベントやコンテンツは基本的に楽しむスタイルだったので無理してるとかそういうのはありませんでした。
むしろ全通を当たり前、普通だと思っていたことがモンスターの本質です。


俺の背中見てる人間は絶対にこいつみたいになりたくないと思ってるだろうし、ならなくていい。
自分のペースで楽しいオタ活ライフ頑張ってください。俺みたいに発狂して壊れるオタクを見るのは心が痛いです。
こんなバカみたいになりたくないとぜひ思ってください笑

③お前は何のために推しのイベントやラジオ等コンテンツを見てたのか

これも結論から

「楽しい」と思うからです。

推しを通じて、多くのコンテンツと出会えましたが残念ながら昨年度はその多くはコンテンツが閉まる結果となっています。
ファンとしては大変寂しいですが、沢山の景色を短い間ですが、見ることが出来ました。(全て終わったわけではないです)
普段のしんどいリアルを忘れて、夢のような時間で楽しく遊ぶ。
これが本質なのかと思います。
過去のモンスターの自分はそれに囚われすぎて○○しないと楽しくないという縛りを勝手にかけていてた気もします。

肩の力を抜いてこれからも「楽しい」をいっぱい推しを通じて見つけられたらと思います。

結局

結局、僕はこの大きな出来事を経てどうなったかと言いますと、

これからも赤尾ひかるさんを応援する。ファンとして。

そもそも赤尾ひかるさんを応援することが趣味みたいなとこあるのでそれをやめることはまぁ、できないのでこれからもお世話になると思います。変わらず赤尾ひかるさんのイベントにも来ますし、お便り等も送ると思います。

ただ職場での昇進等キャリアアップ、やりたいこと、買いたいものも沢山あるのでそれらを両立しながら無理しない程度に自分なりに進化していければと思います。

いつになるかわかりませんが推しにあなたのおかげで沢山幸せになれたよと改めて言えるような人生を送れればと思います。

しばらくはやりたいこと多すぎてどれからやるかなど半年ぐらいは手探りになるかと思いますが水を得た魚として生まれ変わったつもりで頑張ります。まずは沢山飯テロします笑

長々と読みにくい駄文を読んでくださった皆様、ありがとうございました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
今まで通り現場に来ることはほぼ無くなるかと思いますがこれからも仲良くいただけますと幸いです。ご飯などお待ちしてます。

若いオタクの皆様、僕の経験が少しでも伝わると幸いです。無理されずに楽しいオタクライフを送ってください。皆様のオタクライフが明るいものになることを願っております。

これからも赤尾ひかるさんのファンのぴろぽんをよろしくお願いします。

2023年3月9日

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