【謀略の王国】初陣戦観戦記事
5月27日。謀略の王国発売。大宮PAOの地で環境最速の戦いの場を求めて、96名もの海賊たちが集いました。
今日はその様子を一部お伝えします。
第5試合 ときえん(緑紫ドフラミンゴ)VSちーはん(白ひげ)
「白ひげ相手は不利すぎる」
「そうとは限らないかもしれない」
ひつじ杯で対戦経験のある両者は和やかに見解を述べ合う。
「それに・・・」ときえんは続ける。
「山川さんに記事を書かれた試合は全部負けている」
圧倒的不利な条件がそろった。町田組デッキビルダー、ときえんは天敵にどう立ち向かうのか。
先手のときえんはボニーからfilmゾロを連れてきてリーダー7000アタックで相手のライフを削る順調な立ち上がりを見せる。
ちーはんは1ターン目こそパスするも、スピードジルを展開とまずまずだ。
次のターンにときえんはfilmナミでバルトロメオを加え、リーダーの攻撃で相手のライフを2まで追い落とす。序盤でここまで追い込めば、9ニューゲートの脅威も抑えられる。
対するちーはんもジルとリーダーの6000攻撃でときえんのライフを2に追い込む。そして5マルコでボニーをKOし、イゾウも追加。エンジンがかかってくる。
相手が9ニューゲートでライフを守れなくなったことを材料に、ときえんはスピードジルを攻撃の的に選ぶ。リーダーとナミの攻撃で着実に削っていく。さらにナミを追加し、手札を潤沢にしていく。
アドバンテージ差を広げられるわけにはいくまいと、ちーはんは速攻エースでナミにデバフをかける。まずはイゾウで討ち取りに行く。
「新弾の買い物は400円で終わった」
大会前にときえんが教えてくれたお買い上げ商品がここで見せつけられる。
ナミがイゾウの攻撃をかわした。標的を失ったちーはんは、ジル、マルコ、リーダー、エースをすべてリーダーに差し向ける。ナミで手札をため込んでいたときえんは2000カウンター3枚で最初の3発をしのぐ。最後のエースは受け止めてライフは残り1。
このターンライフが0に相手に総攻撃を仕掛けたいところだが・・・
後手4ターン目、使えるドンは8つ。ちーはんはエースに7ドン。残りは1ドン。
チョッパーがときえんの前に立ちふさがった。
すぐに仕留めるのは無理と悟る。生き延びたナミ達の攻撃で相手の手札を削り、自身の手札を肥やしていく。トラファルガーローでナミを出し直す。これで手札は9枚。長期戦に備える。
ちーはんは麦わらのナミから5コスルフィを連れてくる。ここでようやくデッキの正体が判明する。麦わら型だったのだ。序盤の7000や6000攻撃が通った理由も明らかになる。9ニューゲートが入っていなければ、序盤にライフをわざわざ守る必要がなかったのだ。
鉄壁のときえんに総攻撃をしかける。アトモスとマルコの攻撃には2000カウンター。リーダーの攻撃は1000カウンター2枚。エースの攻撃には巣がき。ここまではきっちり止められたが、ルフィの9000パンチが最後の1枚を削る。
8枚の手札と1ドンを立ててターンを返す。
ときえんはナミ7000、ナミ8000、リーダー8000と攻撃を繰り返すが、2000カウンターや毛皮強化などで阻まれる。トラファルガーローと2ドンを構えてターンを返すより他なかった。
1ターン前の防衛で手札を消耗した相手に対し、5ルフィがローを突き抜けてちーはんに勝利をもたらした。
第6試合 お茶(青クロコダイル)VS B!KZO(青クロコダイル)
最終戦は配信。その裏でもう一つ強豪対決が行われていた。5勝全勝、お茶。4勝1敗、B!KZO。両者が握るのは、新時代を作る青クロコダイル。
先手のお茶はオールサンデースタート。後手のB!KZOはブロッカードフラミンゴで山札を整える立ち上がり。
3ターン目にお茶はパシフィスタ、B!KZOは5コスクロコダイルを並べる。静かに、そして素早く陣組みが進んでいく。
天秤が傾いたのは先手4ターン目。お茶の7コスドフラミンゴがクロコダイルをバウンスしてからだ。B!KZOも7コスドフラミンゴを出し返すが、ここにお茶の9コスミホークが当然とばかり合わせられる。
7ドフラミンゴ→9ミホーク。先手最強ムーブが決まり一方的な展開になる。
しかし、かつてマリオカートの世界で頂点に立ったB!KZOの目は諦めていなかった。
ミホークの返しにカイドウ。オールサンデーとパシフィスタを手札に返す。
カイドウはハチャメチャだ。
余談だが、大会後に筆者もB!KZOとフリー対戦し、カイドウの威力を味わってきた。ドン・キホーテ・ロシナンテとfilmウソップをカイドウに吹き飛ばされ、ついでにリーダー能力でトラファルガー・ローも戻された。
B!KZOが使ったドンは10。筆者が失ったキャラの合計ドンは16。とんでもない交換が成立してしまったのだ。なお、専門用語でこうした取引のことを「シャークトレード」と言う。サメに食われるくらい痛いことが由来である。
さて、本選に話を戻そう。お茶はレッドロックをカイドウに打ち込む。
ブロッカードフラミンゴを加え、反撃の芽を摘んでいく。
B!KZOは9ミホークでこのブロッカーをどかし、傾いている天秤を戻そうと画策する。
お茶はそのミホークにも容赦なくレッドロックを合わせる。お互いライフは2。お茶の手札は潤沢。B!KZOの手札はみるみるうちに細くなっていた。
B!KZOはもう一度9ミホークを叩きつける。ブロッカーを排除し、リーダー6000攻撃を通す。
お茶は慎重を期し、ブロッカーパシフィスタを2面並べる。攻め手はリーダーとミホーク。お互いのライフが1に並ぶ。手札は7枚。
B!KZOがそげキングでパシフィスタをどかし、リーダー能力でもう一体も同様に戻した。そして、ミホークが最後のライフを削った。
B!KZOの手札はわずか3枚。お茶はミホークの9000アタックから詰みに入ろうとする。
デス・ウィンクで詰みを回避した。アタック回数が足りないお茶は再びブロッカーパシフィスタを2面立たせ、2ドン立たせてターンを返した。
デス・ウィンクで一命を取り留めたものの、ターンを返したらB!KZOの敗北が見えている。意を決してリーダー9000アタック。これはブロッカーパシフィスタ。リーダー能力でもう一体のパシフィスタをどかし、ミホーク9000。これはのべ5000カウンターで守られる。そげキング10000アタック。
お茶の手札にこれを止めるものは残されていなかった。
B!KZO勝利。
5勝1敗デッキ分布
環境初日。大会会場ではありとあらゆるデッキが存在しました。筆者が見渡した範囲だと、青クロコダイル、青黄クイーンの姿が多く、前環境のゾロ、白ひげ、エースは少数にとどまりました。
赤いデッキが少なく、新リーダーが多かったことから、ナミが躍動しました。遅いデッキを咎める姿は健在です。
前環境ではほとんど姿を見せなかった青クロコダイル。レッドロックを手にして、一躍メタゲームの一角に名乗りを上げました。ドロー、バウンス、フィニッシャーとありとあらゆるものが揃っており、幅広いプレイヤーからの支持を得ています。
緑紫ドフラミンゴも注目されています。filmキャラを高速展開していくと、青クロコダイルの処理能力でも追いつけません。
イワンコフも同様です。面展開で青クロコダイルの除去を間に合わせず、ナミ相手にも7000連打で圧力をかけられます。
ローも上位進出です。レベッカの脅威がありましたが、当たらなければどうってことはなかったと予想されます。
最終戦全勝対決
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