うれしいことは、ちゃんと「うれしい」って言ったほうがいいよ。

先日、ふと、うれしいことは、ちゃんと「うれしい」って言ったほうがいいよ。と、友人に教えてもらったような感覚がありました。

今の私は、うれしいことが、ちゃんとある。でも、悲しい気持ちもある。

今のこの両者の気持ちを残しておきたいな、と思ってnoteをひらきました。

悲しいのは、教えてくれた友人がこの世にはいないから。

珍しい難病になっちゃって入院してたけど、退院して、今は週一の輸血で生かされています。仕事はお休み中だけど、来年か、再来年かには、復帰するので待っててね〜。

　　　

なんて言葉をそのまま信じてて、「来年か再来年をみんな待ってるぜーい！」って感じで、そう書かれたInstagramには、見たよ、って気持ちをこめて、いいね、を押した。

大丈夫〜？とコメントするのも違う気がするし、
病気、大変だと思うけど頑張ってね！も違うし、
仕事復帰したら、来年待ってるからね〜！って、未来の話をすることも、難病、と聞くと躊躇いがあった。

言葉って時に、とっても不便だ。

結局本人に直接届くうちに、何にも言葉にして伝えることができなかった。

死んじゃっていい人なんていないのは当たり前のことなんだけれど、それでも、なんであんな人が死ななきゃならなかったのか、って思ってしまうほどの、おもしろくて、やさしくて、いろんな人から愛されている人だったから。

神様、そりゃないぜ。いろいろ間違ってるよ〜…と、いう気分。

急だったのと、遠方だったのと、理由もあって、葬儀には行けなかったのだけれど、葬儀に足を運べなかった人向け（？）の動画の中で、「この涙は、幸せだった証です」と、あって。

あぁ、ほんとに…。ほんとにそうだ、と思った。
悲しいけど、でも、ちゃんと幸せがあって、あったからこそ、余計に悲しくて…。

Instagramを通して、パートナーの方とつながれて。これがまた、かわいいかわいいパートナーの方で。
本人がInstagramには載っけてなかった写真をいくつか覗かせてもらって。

かわいい子どもたち。おいしいごはん。楽しい日常。おでかけの記録。きれいなお花。いろんな写真と言葉たちを見させてもらった。

それらを見てたら、2人はちゃんと、うれしいことを、うれしい！って言ってよろこんでいて、あぁ、素敵だなぁと思ったんだー。

私は最近、大人になったからか（？）いろいろ見えてきすぎて。

気を遣ったり、考えすぎたり、なんか、自分の心を守りたくなったりして（苦笑）言葉にできないことがあったり、あえて形に残さないことをしたり、逆にカンペキ！って状態じゃないと、出せなかったり。後出し、みたいなズルいことが頭に浮かんだり…。
（ここまで書いてて、なんか、嫌な大人になってきちゃってるなぁって気づいたけど。苦笑）

でも、ふと、うれしいことは、ちゃんと「うれしい」って言ったほうがいいよ。と、その友人に伝えてもらったような気がしたんだー。
だから、うれしいときには、ちゃんとうれしい！って、遠慮なくうれしいって言おう！って、なんか思いました。

大切なこと、教えてくれてありがとう。
これからも引き続き…よろしくね。