子どもがいる夏休みを“地獄”にしたくなかったから、私は子どもと旅に出た。
2019年4月
わーちゃんはナイスな園に入園できることとなり、平日に毎日いなくなった。
今までずっと “捧げてきた” 対象の不在は、わたしをびっくりもさせたし、寂しくもさせた。けど、わたしを “わたし” にさせた。
そうしてゆっくりゆっくり取り戻していった “わたし” と、ずっと “捧げられていた彼” の関係性はバランスが変わっていった。
「当たり前」が変わるとき、けっこうツラいのだな、と思った。
「自分の時間があるのが当たり前なわたし」は、またひたすら彼に捧げなけれ