ミドルアース体験会(11/21)覚書
昨日は「薔薇王の葬列」ステージ観劇以来半年ぶりに上京して、ミドルアース・・ストラテジー・バトルゲーム(以下ミドルアース)の体験会に参加してきました。
場所はウォーハンマーストア神保町店。GWの公式店を訪れるのははじめてのことでした。地下鉄駅を降りてすぐのアクセスは便利ですね。
15時からのフリースペース時間を使って、Twitter相互フォローのPorinさんからサシで3戦、指南していただきました。
1戦目「谷間の国vs東夷 200pts」
オスギリアスの廃墟テレインを中央に置いてのチュートリアル戦。
カルネン川を渡って侵攻してきた、東夷の女将軍ルタビの歩兵隊を、谷間の国ブランド王の手勢が迎撃します。
谷間の国軍は一気に前進して廃墟を決戦の舞台にします。右翼には弓隊、左翼にはエリートの槍騎士団を展開。
谷間の国の得意とする弓は不発に終わりました。弓は決定打にはならないものの、敵のザコ戦力を削るには良いので残念。
接近戦では、退路を確保しつつ闘う重要性を痛感しました。テレインに追い詰められるというより、敵に包囲されるとタコ殴りにされるルールだったんですね……
左翼の騎士団が、敵ニンジャのクナイで思わぬ前線突破を許し、敵将ルタビの強さもあって、谷間の国敗北。
2戦目「谷間の国vs褐色人 400pts」
2戦目はポイント数を倍にして、アイゼンガルドの蛮族とオーク、そして怪物級モデルのトロルと闘います。谷間の国は、王子バルドが参戦。
Porinさんのお話では、褐色人は力は強いが、防御が柔らかいとのことでしたが、こちらのダイス運が恐ろしくダメだったこともあって、虎の子の弓隊を並べた右翼が早々に壊滅。
左翼には褐色人のヒーローが2人投入されたこともあって、バルド王子と騎士団、軍旗をひるがえした歩兵隊が必死の防戦。
軍旗はデュエルロール振り直しを提供するので強力ですが、いかんせん出目ががが……
バルドが敵将を討ち取る手柄は上げたものの、怪物トロルはやはり頑丈で強く、倒せない。
多勢に無勢になると、突破回り込みから包囲で追い詰められてタコ殴りになってしまうのでキツイですね。
「戦いは数だぞ兄貴」
3戦目「ローハンvs褐色人 250pts」
トロルにいいようにしてやられた2戦目を受けて、エオメル率いるローハン騎士団が、村々を蹂躙するトロルと褐色人を討伐するシナリオを設定。今回初の騎兵登場です。
ローハンの乗り手は弓も持っているので、まずは敵に突撃されないように距離をとりながら、弓で射すくめます。今度はダイス目がよく(ダイスを取り替えた甲斐あり?)、何人かの褐色人やオークを先制で倒します。
数を減らさないと、ベースの大きな騎兵はすぐに包囲されてしまうリスクがあるとのPorinさんのご教示を胸に……
ところがそうそううまくはいかないもの。
優先権フェイズで、Porinさん側が後攻→先攻と続いたために、いわゆるダブルターンとなって、敵後方から回り込もうとした騎兵別動隊が捕捉され、撃破されてしまう惨事に。
これは仕方ありません。突撃!
……が、トロルに突撃しようとしたエオメルがまさかの勇気チェック失敗(ピンゾロ!)。次ターンに決戦は持ち越されます。
次ターン、またまた相手に先攻を取られてしまい、やむなくヒロイックムーブ発動で、エオメル直率がトロルに突撃。そして雑兵に包囲されないよう騎兵を周りに展開。乱戦での退路確保は至上命題です。
ここで先ほどはやや怖気付いてしまったエオメルが汚名返上の大金星!
ウーンズ判定でまさかの6トリプルの目を出し、トロルを一撃で葬ったのです。長い死闘が続くとジリ貧になりかねないと覚悟していたので、これは嬉しい。
主力を失った褐色人はこの後、騎兵に順調に踏み倒されて殲滅されました。ローハン完勝です。
戦い終わって
ミドルアースは先日、自宅対戦でペレンノール箱のチュートリアル戦を少しやりましたが、いろいろとあやふやだったので、熟練のPorinさんにいちから教えていただいてありがたかったです。
ミニチュアゲームはウォーハンマー系列しか経験がなかったので、モデル単位かつ接近戦で一合撃ち合ったら離れる感じのバトルは実に新鮮でした。特に後者の点は、ウォーハンマーだと最初の突撃後にロックしてしまいがちな騎兵が、何度も活躍できる良いルールだと感じました(騎兵大好きマン)。
対戦後は店長さんを交えて、いろいろお話ししました。実に楽しい東京行きとなりました。また訪れたいものです。
(了)
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