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ルーンクエスト親子セッション記録(3)
正月のセッションから1ヵ月弱。長女の予定がなかなか多忙だが、2時間取れたのでルーンクエストセッションを進行。次女が特に楽しみにしてくれているので、モチベーションがたいへん上がる。
卓につき、二つ目の冒険を始める前に冒険の合間フェイズを行う。
闇の季の間、ブラックスピア氏族のもとに逗留して、訓練と呪文習得に励んだということで、経験ロール以外の成長要素について30分ほどかけて行った。カルト技能と精霊呪文について、子どもたちに説明を適宜加えながら自分で選んでもらった。POW上昇ロールと攻撃呪文の関係についても説明。全員がPOW対POWを行う呪文を習得した。
改めて、以下が子どもたちの担当する英雄たち。
冒険者オーランスの戦士ウィスタン(長男)
オデイラの女狩人ウェラナ(次女)
フマクトの女剣士オリアーネ(長女)
シーン:オーランス寺院の再建
嵐の季が始まった。ブラックスピア氏族では、ルナー帝国の占領が終わったことで、二十年以上前に帝国によって破壊されたオーランス寺院を再建しようという機運が高まっている。しかし、古い寺院遺跡の偵察に出した狩人のウラルドが、奇妙な病気にかかって生還したことから、現地には混沌の汚染が広がっているのではないかという観測が出る。
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別の場所に建ててはどうかという意見も出るが、これはオーランスの戦士ウィスタンが〈カルト知識〉と〈雄弁〉を駆使して鎮める。祖霊と神の怒りを受けないためには、やはり故地に再建すべきであると。
そこで族長ヴェストルフィンは、ウィスタンとその一行に再び、混沌の汚染を取り除いて、再建できるように現地を清めてくれるよう依頼する。快諾した一行に、チャラーナの癒やし手エナスタラは、治癒精霊を中に封じ込めた小袋を渡す。病気の脅威が予想されるかである。
シーン:怒涛の川
ウラルドからの情報で、橋がかかっている川を越えて崖を登れば、寺院の故地に着くはずである。しかし、嵐の季の悪天候もあってか、川はごうごうと逆巻く濁流となってしまっている。さらに、川辺にはラバに引っ張られた荷馬車がとまっており、川からは悲鳴が聞こえてくる。どうやら馬車の主が川にはまってしまっているようである。
機転をきかせたオリアーネとウィスタンによって、荷車から見つけたロープを使って、溺れそうになっていた男性をどうにかこうにか引っ張り上げる。彼はエスロリアから着た交易商人でコランドロス。行き先はブラックスピア氏族の館であるという。彼と焚き火を囲んで歓談した後、一行は逆巻く川の上流へ浅瀬を探しに出発。
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シーン:川の精霊
最上流まで移動した一行は、渡れそうな中州を発見する。そこには祠とおぼしき石塔が建っていた。足を踏み入れたウィスタンは突然、精霊の攻撃を受ける。初の精霊戦闘となったが、ウィスタンが決定的成功をロールするなど健闘し、精霊を打ち負かすことに成功。
相手は怒りに我を忘れた川の精霊であった。勝者であるウィスタンの命令で、逆巻いていた川は元の静かな小川に戻る。精霊は、混沌の汚染が広がっており、自分もおかしくなってしまったのだという。
ここで夕暮れがやってきた。川の祠のそばで野営を行った。
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シーン:ブルーとの戦い
翌朝、嵐に吹かれる木々の間、狩人ウェラナのみちびきで、森の獣道を行く一行。そこでオリアーネが不気味な声を聞きつける。その先には、岩場で歩哨らしきことをしているブルー2体が。
嵐の轟音を利用して不意打ちをかける一行。オリアーネの剣の一閃は、1体の首を綺麗に胴体から切り離した。驚いたものの、ブルーは両手斧をかまえて攻撃。オリアーネはここで「00」の目でファンブル! 脚に直撃がうけるが、プレートアーマーのおかげで転倒はまぬがれた。
その後のオリアーネの反撃でブルーは転倒して討ち取られた。フマクティが大活躍の形でこの戦いは終了した。
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ここで夕食の時間になったので、以下は次回ということになった。
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(つづく)