見出し画像

緊急映画レビュー② カツベン!(ネタバレ…?)

熱下がった、味あまりわかんない(苦笑)
今日もレビュー♪
 
周防正之監督の『カツベン!』これは、まぁまぁ前の作品ですね。2019年冬期公開の作品。100年前の、無声映画時代のあれやこれやを入れた、書き下ろしの作品。
 

 ざっくりなストーリーとしては、関西の田舎の映画小屋で無声映画の弁士にあこがれた少年と、女優を夢見た少女が出会い、でもすぐ分かれ。時が流れて、少年は泥棒の片棒を担ぐニセ弁士に、少女は一応映画女優にはなれたものの、運命に翻弄されていた…。
うわー、ザックリ。公式サイト読め!です m(__)m
 
本作の主人公、国定天聲こと俊太郎役に、成田凌さん、ヒロイン梅子にはいま「ちむどんどん」で世間をにぎわせている(笑)黒島結菜さん。ほかにも周防作品には必須の感じがある竹中直人さんだったり。
 
これはホテル配信で見たのだけれど、観たいと思ってて、観られなかった映画でした。観てみたら、なんというか、周防さんの書き下ろし、ではないのでちょっと印象は違ったのですが、興行収入的にも、「舞妓はレディ」「ファンシイ・ダンス」には遠く及ばないですが、日本映画の歴史を語る上で必ず残しておかないといけない映画でしょうね。
本編の最後には、以下の言葉がささげられています。
 
“かつて映画にはサイレントの時代があった
しかし日本には真のサイレントの時代はなかった
なぜなら「活動弁士」と呼ばれる人々がいたから
— 稲垣浩(映画監督1905-1980)”

 
確かに無声映画って合間合間にチャップリンもそうですが、セリフのワンカットが入ってる。ビデオで見る限りはそれですが、それ以外の状況説明なんかは、日本はカツベンがやってくれていたわけですね。小学生のころ、1970年代後半、俳優フランキー堺(初代の「赤かぶ検事」)が語り手を務めた「キートン小劇場」を見てたの思い出します。

https://www.youtube.com/watch?v=4kGML8YVN3Q

だ、ダイナミックな結末!

そうそう、確かにフランキーさんがしゃべってましたよ、
 
「世界で一番面白い番組!霊感、ヤマ感…」
 
それは他局…(>_<)☆ポカ\(-_-# では~