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2.私の人生で一番大切だった教え

本当に好きなことの見つけ方

1999年(多分)に私が参加した
ロミ(中野裕弓)さんの1DAYセミナーでのこと
ロミさんはころころと美しい声でこういった。
「本当に好きなことをしていたら必ずお金は付いてきます。」
「本当に好きなことってね、この3つすべてにあてはまるものですよ。」と、
・それはいくらやっても飽きないこと
・それをしていると時間を忘れること
・それはお金を払ってでもやりたいこと

最後にその答えを皆が順に発表したはずで、
私もうろおぼえだけど
今の仕事を辞めて自分の一番やりたいことに飛び込んでみます的なことを言ったのだと思う。

先週見たセミナー動画で、
USJをV字回復させたマーケター森岡毅さんはこれを「名詞ではなく動詞で考えろ」と言っていて、わたしはロミさんの3つの質問はこの「動詞」でしか答えようがない質問だったなぁと思いだした。

ロミさんの設問から当時に
今の仕事を辞めるという動詞と
大学へ行くという動詞を実行した。

その当時のことを2010/10/22にブログに詳しく書いたのでそれを貼ってみる。連載の途中なので冒頭からいきなり説明もなしで話は始まるは、繰り返しの話が出てくるわでご容赦

当時はまだ「江原さん」も登場していらっしゃらず
スピリチュアルと言う言葉は、関係者界隈でひそひそお話ししているような感じでした。
そんなときに誘われたのが「以前、世界銀行にお勤めされていた、中野さんって女性の1DAYセミナー」
それまで読んでいた精神世界系の本の影響で、精神性や自分の魂や宇宙、そんなモノが頭の中でぐるぐる回っていた私は、この「中野さん」のセミナーに出て初めて、本当になりたい自分、実現したい自分の魂というものに意識が向きました。

~中略~

中野さんのお話はわかりやすくみんなの心の中にある「ウメちゃん」と名付けた本来の魂は、生まれてきた意味を全うしたいと思っている。
しかし「あれはダメだ、これはダメかも、」という社会の中で、勝手に染みついた思考が、ウメちゃんの行動を邪魔をしている。
その結果、あなたの人生に起こる「幸せじゃないこと」を引き起こしている。
それはどうしてか?というと、本来の道へ連れ戻す気づきを与えるため。
なのにほとんどの人は自分本来の魂「ウメちゃん」ではなく、要らぬ思考の方を「自分」だと思って人生を終わる。と。

~~中略~~
この1DAYセミナーでは
本当に好きなことをしていたらお金は絶対に付いてくる
という言葉が一番私に響きました。

大好きだった仕事も、もう、自分のためではなく、生活するためのお金やしがらみ(自分が勝手に作っているんですけどね)のために行っていましたから、そうなると嫌なことばかりが続くようになっていて、「だからこんなに今が辛いんだ。」と納得できたんです。

「まず仕事を辞めよう」私はそう考えました。
何かを準備してからではなく、条件が整ってからでもなく「今、仕事を辞めよう」と思いました。そうでなければ私は60になっても70になっても、条件が整うのを待つはめになる。そう思ったんです。

そうしたら仕事や収入はどうなる?
そこで考えました。「私が本当に好きなこと」ってなに?
でも、すぐに口に出して言えるような「好きなこと」はありませんでした。

中野さんの言葉を振り返ります。
「本当に好きなこと」というのは
・ いくらやっても飽きないこと
・ お金を払ってでもやりたいこと
・ 時間が経つのが分からなくなるほど熱中できること

数日考えて、見つけました。というか思い出しました。
私は「レポート」を書くのが大好きだった。ってこと。
休みの日にNHKの録画したドキュメンタリーを見ながらそれを、レポートにするんです。
ギョウザを売っている派遣店員が何のためにレポートを書いているのかと言えば、誰に見せるわけでもなく「自分の満足」のためでした。

前にも書きましたが、自然紀行とか動物ものとか、私はドキュメンタリーが昔から好きでいつもそれを見ては感動を覚えるのですが、
どんなに感動しても、1週間経つとその地名や動物の名前、山の名前。がでてこないんです。(^^;)なんだかいつもそれが悲しくて。

どんなに感動してもこれじゃ人に説明できないし、感動の意味が無いでしょ!そう思っていてやってみたいとはじめたことでした。
綺麗なレポートが出来ると嬉しくて、心からニヤニヤしていました(笑)
それは私にものすごい満足を感じさせてくれていました。
時間を忘れて、熱中できて、いくらやっても飽きない。
そんなものは、この「レポート」だけでした。

「そ・・それをやって、どうなる?」思わず自分に突っ込みましたが

・ お金を払ってでもやりたい事…って中野さんは言っていよなぁ~
「お・・思い出した!!!私大学へ行きたかったんだ!!!」
私はすっかり忘れていた「社会人学生になる夢」を思い出してしまったのでした。
大学へ行けばお金を払ってレポートが書ける!!←今読んでも楽しいあほ

ブログAloe*wing2010/10/22より

と今でもあの時の自分をほめてあげたい

翌年の同じセミナーで参加者もほぼ同じということからロミさんが「昨年話してくれた夢をかなえた人はいますか?」と聞いたときに高々と手を挙げた私は、すでに社会人入学の試験に受かっていた。
20人くらいの参加者で手を挙げたのは私と他1名だけだった。
ええ?あんなに夢に燃えていた人たちはこの一年でなにも動かなかったの?
と正直驚いたけれど、考えてみれば私は「もう絶対このままじゃいや!」という場所に立っていたからなのかもしれない。

でもそこから私は、本当に動く人と口だけの人の割合がこの世界では大体1/20の比率だという事にあらゆる場面で気が付いていく

なのでやっぱり「動詞」はとても大切
「大学生になる」はどちらかといえばその時40近い私には動詞じゃない
(そもそもBe動詞)
「大学へ行く」は完璧に一般動詞だ

何気ない言葉や気持ちに注意を向けることが大切で、心を砕くのはそこだという事をたくさん学んできた。

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