この冬不妊治療をどうするか。
最近はめっぽう不妊治療にウエイトを置いていなかったため、noteの更新も滞っていた。仕事も少し落ち着いたので、今の気持ちを書き留めておきたい。
春に3回目の体外受精にチャレンジして卵子未成熟との連絡を受けてからは、一旦クリニック通いをやめて自己流に切り替えた。その後生理は毎月健康的に来ている。
思いつくままにこの夏の出来事を書いてみる。
・親友の出産と、弟夫婦の妊娠の報告があった。どちらも、報告を受けた直後は結構ショックだったが、時間の経過とともに気持ちは和らぎ、変わらない関係を築けていると思う。親友も大変だろうが概ね穏やかに子育てに勤しんでいるようで何より。義妹はつわりが長引いて辛そうだった、何もしれやれないけど、今は新たな生命が無事生まれてくれることを願うばかり。
・義母に不妊治療の途中経過を報告した。心配させてしまう部分もあるだろうけど、今子どもがいないことを自分なりに納得していると、自分の口から伝えられて、私的にはよかった。
・学生時代バイトをさせてもらっていたお店のご夫婦が東京から北海道に訪ねてくれた。二人とも、もう70代だが今もなんとかお店を切り盛りしている。30代での結婚だったこともあるのか二人には子どもはおらず、でもだからこそ今でも仲がいいし、お盆や正月の休みは必ず旅行に行くのだ、と言っていた。確かに、子どもを産み育てることによって夫婦間に溝が生まれ、老後も冷え切った関係という状況はよく聞く。子どもがいるいないに関わらず、この年になっても仲良くできたらそれが一番だなあと思った。
いろんな出来事に、傷ついたり、支えられたりしながらの夏であった。あっという間だったなあ〜
仕事柄、不妊治療に専念できるのは冬。
一昨年の冬:漢方を飲んだり、一度だが鍼灸に行ったりして治療を試みた
去年の冬:クリニックで体外受精に進んだ
自分なりに行動したが結果が伴うことはなかったので、今年の冬は不妊治療に関わる何かを全く意識せず暮らしている。
むしろ、興味本位で月に2〜3度飲食店の深夜バイトを始めてみた(笑)不妊治療では「より規則正しい生活を」と言われることが一般的だが、あんなに喫煙飲酒して体に負荷をかけてるヤンキーが妊娠したりするんだから(ものすごい偏見です、ごめんなさい)、むしろ生命を危機に晒すと着床しないか!?植物も、傷つけることで次の生命を残すスイッチが入ったりするし!と、根拠があるようでない暴挙に出ている冬である。
でも新しいことは楽しい。不妊治療ということを考えずに行動したらどうなるだろう。そんな時間を過ごして後で後悔しないか不安もあるが、自分の欲求に正直に生きてみたい。
結婚記念日は12月の冬至。夫と二人の老後を想像する。子どもがいなかったら、それは暗く寂しい余生なのだろうか。でも我々を結ぶものは子ども以外にもたくさんあるし、二人でも温め合えるし、十分幸せなのかもしれない。
自分が子どもがいない人生を生きることになりそうだとは、31歳でまだ覚悟するには早いのかもしれないけど、1割、いや2割くらいは受け入れつつある。その割合は海の満ち引きのように変わるけど。
自分の幸せは、誰にも決められない。
自分の幸せは自分自身で決められる。
書きながら少し涙は出たけど、前よりは泣かなくなったと思う。
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