「2020年PCの旅」の始まりは小さな宇宙からでした
宇宙少年の小学生時代
1970年代ある建物の一室・・・
あたり一面、真っ赤な光に覆われた空間。
そこにうずくまる人。
高い気温に汗ばみながら、なにやらもぞもぞとしています。
その時、横からいきなりの侵入者が「ズボッ!!」
「イテッ!」横からの強烈なキック!
「中でなにやってるの?!」・・・母でした。
実は、コタツの中で真っ赤な光に包まれながら
図書館で借りてきたSF小説を無心になって読み漁っている
「サトシ」でした。
そうです、まだ小学生だった頃の私です。
小学校4年生の頃、宇宙に異常な興味を持っていた私は、
図書館でSF小説を借りて帰っては
コタツの中で読むのが日課ででした。
コタツの赤い光の中で読むSF小説は臨場感満点でした。
そんな奇行型の私は、百科事典「宇宙」を持ち帰り、
大学ノートに書き写す、謎の写経のようなことをコツコツと
やるような子供でした。
ちょっとした宇宙マニアだったんですね。というよりも
かなり変わった子供だったと思います。
天文青年の中学生時代
中学になると、流行っていたUFOにのめりこみ、
怪奇現象解明研究会を設立したり、
マンガの通信教育や漫才の練習や30時間長距離サイクリング、
エレキギターでビートルズなどなど、とにかく
趣味の多い子供でした。そんなこんなで
中学校生活を終え市内の高校へと進学しました。
工業高校電気科にコンピュータを見つけた
進学した高校は進路相談で
先生が言った「コンピューター」の一言で
強烈に好奇心をくすぐられて工業高校の電気科にしました。
コタツの中でSF小説を読み漁っていた私にとって
「コンピューター」の単語はまるで
SF小説の中に引きずり込んでしまいそうなインパクト
を持っていました。
なにかスゴイ事が起こりそうで
そのひと単語への興味からそこへ飛び込んだのです。
そんな興味本位の進路いんい長いPCの旅が始まります。
昭和の時代のPCはまだパーソナルではなく、
まさに「コンピューター」そのものでした。
それは、教室に冷房もない時代に冷暖房完備のコンピューター室に
鎮座し、しかも、令和の人から見ればまるで
タイムスリップしたかのようなウソのような代物でした。
さあ、私の40年間のネット漂流記をゆっくりと
歩くような速さで書いていきます。一緒に旅にでましょう。
サトシ
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