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デザイン専攻だった私があえて、LIFULLのサービス企画職を選んだ理由とその後のお話
はじめに
こんにちは。
サービス企画職の平沢洸です。
大学院・交換留学までを含めた7年間で、デザインや行動観察を中心に学んだあと、2024年4月にLIFULLにサービス企画職として新卒入社しました。
今回は、デザイン専攻だった私が、あえてデザイナーではなくサービス企画職を選んだ理由と、実際にサービス企画職として10か月間働いてみて感じたことについてお伝えしたいと思います。
私の大学(学部・修士・留学)での学びと活動
私は、大学で、下記の図でいう狭義のデザイン〜経営のデザインまで幅広くデザインを学びました。そして学内外で、デザイン対象を限定せずに、ノートや椅子から観光事業プロポーザルなどのデザインまで、幅広く活動を行ってきました。
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(参考:経産省「第4次産業革命におけるデザインやクリエイティブの重要性」調査)
※LIFULLでは「経営のデザイン」も含めて「広義のデザイン」と捉え、その実践を目指していることから、以降では、「経営のデザイン」を含めて「広義のデザイン」と表現します。
なぜ、サービス企画職を選んだのか
デザインを専攻していたのに、「デザイナーにならなかったのはなぜ?」とよく聞かれます。
その理由を結論から言うと、広義のデザインに軸足を置きながら、プロダクト開発の全工程に関わりたかったからです。
特に、ノートをデザイン・商品化した際に、学生の課題を見つけるための行動観察や課題抽出、課題定義の段階に夢中になっている自分をはっきりと認識し、広義のデザインに強く魅力を感じました。だからと言って、狭義のデザインに興味がないわけではありません。むしろどちらも欠かせないものだからこそ、広義のデザインに軸足を置きながら、全工程に関わりたいと考えました。
しかし就職活動中に、広義のデザインに携わるうえで、デザイナーという肩書きではギャップを感じるようになり、肩書きにこだわらないようにしようと考えていました。なぜなら、デザインの対象領域は年々拡大しているのに、まだまだ日本の中で認知されているデザインの領域は「狭義のデザイン」と言われるような領域が主流だからです。
LIFULLでは、「何をするか」にコミットするのがサービス企画職、「どう伝えるか」にコミットするのがデザイナーと、担当領域が分かれています。ただ、あくまでどこに軸足を置いて携わるかの違いであって、広義のデザインに携わることはどちらの職種でもできます。
LIFULLに魅力を感じ、ここで働くことを考えた時に、自分のやりたいデザインができる職種としてサービス企画職が最適と考えました。
![](https://assets.st-note.com/img/1738122043-Q2RkHKIMcUDvxCrALpN5Gmae.jpg?width=1200)
ここまで読んでくださり、LIFULLの「サービス企画職」についてより興味を抱いてくださった方がいましたら、下記の記事で詳しく説明されているので、ぜひ一度読んでみてください。
大学での学び・経験が今にどう生きているか?
あえてサービス企画職を選んだ私ですが、この10か月間で約18本のプロジェクトを担当させてもらい、2回全社MVPにノミネートしていただきました。周囲にたくさん支えてもらいながら、この成果を出す上で、大学での多方面な学びや経験が活きています。中でも大切だったと感じる2つについて触れたいと思います。
「まずはやってみる」姿勢
大学在学中に、様々なことにチャレンジしてみたことで、自分がやりたいことの解像度が上がり、新しい・面白いものとの出会いがありました。だからこそ、失敗を恐れずに、アイデアや興味があることには、まずは1度取り組んでみるようにしています。
LIFULLに入ってからも同様で、この10か月での成長には、この姿勢欠かせませんでした。この姿勢があることで「周囲に意見や教えを求める」ことができ、新しい視点や改善点が得られ、プロジェクトの成功率を高められたり、次のプロジェクトに活かす知見を得られたりしています。
「幅広くあらゆることに興味を持つ」習慣
大学で学ぶ過程で、どんなこともひらめきやアイデアの源になり得ることを感じ、日常的に幅広く興味を持つようにしてきました。
LIFULL HOME'Sに関する知見も、サービス企画職の基礎もゼロの状態からのスタートでしたが、この習慣のおかげで、楽しみながらあらゆる知見や糸口を日常的に蓄積し、それをプロジェクトの中で活かすことができていると思っています。
入社してからのこれまでとこれから
この10か月は、あっという間に過ぎました。入社前にイメージしていたサービス企画職について特段の乖離は感じていません。
毎回新しいプロジェクトに取り組む中で、自分が担当するプロジェクトがLIFULL HOME'S全体でどのような役割を果たしているか、そしてその目的はなにかを意識することができるようになりました。
現在は、LIFULL HOME'S内の既存機能の改修・改善を主に担当していますが、今後は、新機能や新サービス創出にも携わり、ユーザー・クライアント双方にとって、LIFULL HOME'S「でなきゃ」な理由を作り、いずれはビジネスモデルデザイン等にも携わりたいと考えています。
LIFULLでは仲間を募集しています
LIFULLでは一緒に働く仲間を募集中です。
私のように、デザインを学んできた方々にも、ぜひ、LIFULLのサービス企画職に興味を持ち、挑戦していただければと思います。