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Photoshopで広がるEC制作の可能性

今回は、私がフリーランスのウェブデザイナーとして活動する中で培った、Photoshopを活用したEC制作の魅力と可能性についてお話しします。
実体験をもとにしたリアルな話なので、これからEC制作に挑戦したい方やフリーランスを目指している方の参考になれば幸いです!


EC制作でPhotoshopが不可欠な理由

フリーランスになる以前、EC制作会社で働いていた際、ほとんど全ての制作はPhotoshopで行っていました。実際、EC制作の現場ではPhotoshopを活用することが主流です。その理由をご紹介します。

1. 写真加工の強力なツール

ECサイトの制作では、「商品写真」がすべてと言っても過言ではありません。
Photoshopなら、写真の合成や色味の調整、背景の切り抜きなど、魅力を最大限に引き出す加工が可能です。他のツールでも一部の作業はできますが、Photoshopほどの精度と効率性を持つものは少ないです。

2. 柔軟なデータ編集が可能

EC制作では、商品ページやバナーを頻繁に更新する必要があります。そのため、PSDデータのレイヤー分けバッチ処理が非常に役立ちます。
例えば、楽天やYahoo!ショッピングのようにキャンペーンやセールが頻繁なプラットフォームでは、同じデザインを基に微調整を加えるケースが多いです。Photoshopなら、レイヤーを整理しておけば修正がスムーズです。

3. 他のツールとの違い

Illustratorも便利ですが、EC制作ではPhotoshopのレイヤー管理や写真加工機能が圧倒的に優秀です。ただし、DTPやロゴ制作をメインにする場合はIllustratorが適していることも。どちらも使えるとさらに幅が広がります!


EC制作がフリーランスにおすすめな理由

私がEC制作を学んだのは、単発の仕事だけでなく継続的な収入につなげたいと思ったからです。EC制作には、以下のようなメリットがあります。

1. 継続案件が生まれやすい

例えば、商品ページを1つ作った後、「新商品のページもお願いしたい」「セール用のバナーも必要」といった形で追加の依頼が来ることがよくあります。さらに、以下のような仕事が派生することも:

  • メルマガやLINEの作成

  • InstagramやX(旧Twitter)の投稿デザイン

  • 季節ごとのキャンペーンページ

これらの「細々した仕事」が続くことで、安定した収入を得やすくなります。

2. 営業の手間が減る

ECサイトは頻繁に更新が必要なため、制作会社やエンドクライアントが長期的なパートナーを探しているケースが多いです。これにより、営業に時間を取られることなく、継続的な案件を獲得しやすいです。
実際、私の収入の約70%は制作会社との業務提携による固定収入で、残りの30%程度はエンド案件で調整しているため、月々の収入に大きな波がありません。


「スピード重視」のEC制作で大切なこと

語弊を恐れずに言えば、EC制作では「質より量」が求められることが多いです。もちろん、高クオリティなデザインができれば理想的ですが、ECサイトでは以下が重要視されます:

  • わかりやすさ:商品の魅力をシンプルに伝える。

  • 訴求力:購入意欲をかき立てるデザイン。

  • スピード:大量の商品ページを迅速に制作。

効率的な制作のコツ

  1. 手を動かすスピードを上げる:デザイン力を磨くには時間がかかりますが、手を動かす速さは数をこなすことで向上します。アウトプットあるのみです。

  2. ショートカットやプラグインの活用:Photoshopのショートカットや便利なプラグインを覚えることで、作業効率を大幅に向上させることが可能です。

おすすめのプラグインやツールについても次回以降の記事で発信していきます!


まとめ:EC制作はフリーランスの収入の柱になり得る!

EC制作は、フリーランスとして安定収入を得たい方にとって大きな可能性を秘めています。Photoshopを活用し、商品ページやバナーを効率よく制作できるスキルを身につければ、リピート案件が増え、営業に時間を割かずに仕事を進められます。
さらに少し知っておけば差別化できる運用スキルも公開予定です。
ぜひフォローしてお待ちくださいね。

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