215メートル落っこちた話 【旅行記】
少し前に名古屋を観光した。
メインの用事のついでだから、本当に無計画な旅で、でも私にとってはそれぐらいが心地良い。良い出会いがたくさんあった。
少し思い出に残った事を、ふわっと書いていくので、暇な人は見てね。暇じゃ無い人は気になるところだけ見て。
初めて夜行バスに乗った。
寝れないだとか、隣の人ガチャで決まるとか聞いていたから不安だったけど、完全に熟睡した。当たりだったのかも。運転手さんありがとう。ちなみにお尻はかちかち。
途中休憩のパーキングエリアで、友人とお菓子食べながら話す。
これが実はめっちゃ幸せだった。
夜中に県外で、友人と、楽しい話しながら、そこで買ったよく分かんないご当地お菓子食って、些細な事で笑うって、なにこれほんと幸せの具現化だねって思いました。し、口に出してました。
バスに戻る時に弾いてた風がすごく気持ちよかった。
バス降りて最初に牛丼食う。
寝起きでお腹が空いていたので、東京でも食えるチェーン店の牛丼を食らった。
案外満席で、バイトの留学生多い人たち困ってた。「おいしかったです」と言ったら笑顔になってくれて嬉しかった。
やっぱり牛丼はバカうまい。
ここで一旦ネカフェでシャワーを浴びる。女性専用、ありがとう。
電車乗ってモーニング食べ行く、店主のじいちゃんがすんげー元気。
まだ食べれるねって、ちょっと離れた場所のモーニングを食べに行く。純喫茶みたいなところ。バナナパンケーキとメロンソーダ。これはモーニングか？と思ったけれど気にしない😐
すんげー店員さんが元気で、「ちょっと待っててねえ！すぐできるからねえ！」とか言ってて、おいしいって言ったら「ゆっくりしてってねえ！」って言ってくれた。
友人と「じゃあすっごい深い話でもしようか」と言って愛の話をした。すごく面白かった記憶はあるけど何を話したかは覚えていない。
海に行こうとして、全然バス停わかんない。
旅あるあるです。失敗でもなんでも無いネ。失敗も笑って楽しめる。
海諦めてバンジーしに行く。
今回のメインの用事、バンジー。
名古屋から電車で岐阜の山まで。
電車がのどかで、窓からでっかい峡谷とか、でっかい石とか、でっかい川が見えてびっくり。これが大自然なんですね。
タクシーの運ちゃんがとっても気さく
山までタクシー。運ちゃんにご当地グルメとか、バンジーしにくる人の特徴とか聞いた。色々教えてくれて、楽しい話もして、着くまでの30分間くらい、会話はほとんど途切れなかった。運ちゃんありがとう。帰りも乗せてくれる。
215m飛んだ。一瞬の出来事。
はい、今回のメインデッシュです。岐阜のバンジー、日本一の長さらしい。
色々説明聞いて、
「はい、これ着てください」
って言われて鳥みたいな服着せられる。ちょっとかわいい。
橋まで歩くけど、全く現実味は無くて、飛ばない友人の方が怖がっていた。
飛ぶところまで来て、「あ、今から私はここを飛ぶんだ」とやっと意識。
スケスケの足場の下は215メートルの峡谷。すごく綺麗。
何故か恐怖心は無くて、それは多分死なないからだった。
すごく高い跳び箱に挑戦する様な感覚だった。たとえ失敗しても横にいる先生やマットレスが助けてくれるから死なない。だから飛べる。
従業員「前の山見てくださいね〜それじゃあ行きますよ〜」
『5、4、3、2、1、バンジー！』
一発で飛んだ。我ながら最強。
12秒ぐらい、落ちる、落ちる、落ちる！！
ジェットコースターのふんわりした感覚が続いていく。
鳥の感覚は全くせず、完全に重力に従って落ちていた。
無言で落ちたので風の音だけが激しい。
途中で景色が停止する。
「え？」とその瞬間は思ったが、多分びよーんと上昇していた。
空に放り投げられるんだけど、その瞬間見た青空はまじで綺麗だった。
何度かビヨーンしたら、指示を受けた通りに足の紐を引っ張り、金具を外し頭を上に上げる。
あとは機械が上げてくれるのを待つだけ。か。
「あ…あれ？」
ちょっと一瞬すぎないか？
ぐおんぐおんーと徐々に上に上げられる。
渓谷のど真ん中に吊るされている人が1人ぽつーん。
静寂な自然の真ん中で、浮かんでいる鳥の気分。
ここで鳥を感じるのかよ、と思った。
普通に生きているだけじゃ感じれないこの感覚。
見渡す限りの青と緑。
飛び降りた瞬間より、この時間の方が都会住みの私にとっては響いたモノがあった。
自然、最高。
そして意外とバンジーはいける。次はスカイダイビング。
犬山城の城下町うろうろ、古本屋に入る。
タクシーの運ちゃんが迎えに来てくれて、「犬山城楽しいよ」と教えてくれた。
美味しいものをたくさん食べた。
正直、「愛知って何あるんだろう」ぐらいの知識でいたけれど、良いところですね。
犬山城も登った。
道中で古本屋に出会い、寄り道。
もう空は暗い。
道中ですっ転ぶ、天と地を制覇。
友人を笑かそうと思って走ったらすっ転ぶ。一日で天と地を制覇した！と言ったら友人は笑ってくれた。だからヨシ。
名古屋の様キャ街、栄をたのしむ。
栄駅、なんだか東京を凝縮したみたいな街でした。
夜カフェ行ったり、観覧車に乗ったり。
無計画なのでホテルなんて取ってません。カラオケに行きます。
朝4時半に放り出される。
体拭き取るやつと、ドライシャンプーしてお風呂替わり。(すみません)
カラオケ2時間ぐらい歌って爆睡していた。
朝4時半ぐらいに混んできて、退店して下さいだとよ。
うーん、どこ行こうか(汗)
奇跡的に空いてたファミレスで読書と風俗嬢見学。
朝6時半まで空いているファミレス発見。ポテト買って友人は爆睡、私は古本屋で買った小説を読み始める。
これが朝読書ってやつですか。
栄は風俗が多いらしく、アフター(？)で風俗嬢とお客さんがファミレスに来ていた。
酒に酔った客と綺麗な女の人。間近で見れるの珍しいから嬉しかった。
夜明けの海を見に行こう。
東京の海は汚いから。名古屋港へ。
日が出るまで公園で遊んだ。
日が出たら海を眺めて
「うみ！うみうみうみ！」
と言うだけの生物になっていたのが、ビデオに残っていた。
書くのめんどいからザッと。
長い。この旅行要素が多い。
この後は朝食を食べに喫茶店に行き、水族館に行き、愛知の美術館で展示を二つ見て、また喫茶店に行った。
他も色々あったが、省略。めんどい。
夜行バスのって帰る。
楽しかったね。
楽しかった。ずっと笑ってばっかの旅。
友人には感謝をしたい。
バイバイ愛知〜。