【雑談】社会人4年目
ピポナカークです。前回の記事の続きになります。
金融系の案件へ
社会人4年目になってから医療系の案件を退場することが決まり、次の案件は金融系の案件に携わることになりました。
主な使用言語はXHTML、CSS、JavaScript、Javaでした。ここで初めてAPIの設計と実装を担当しました。
転職活動開始
金融系の案件に携わることになったと同時に並行してゲーム業界に携わるための転職活動を開始しました。まず、転職エージェントからいただいた求人票をもとにどこの会社に応募するかを決めていきました。
自作ゲームを新たに投稿
転職活動開始直前に、1作品を新たに投稿しました。
unity1weekでテーマは「2」の時の作品です。
苦戦続く
20数社応募したのですが、書類選考落ちが続きました。
新卒採用の就職活動では書類選考は必ず通っていたのに、中途採用ではまさかの書類選考で連続で落ちるという事実に驚きました。
落ちた理由は不明ですが、書類の内容にゲーム業界の実務に関する記載がない、会社側が欲しいスキルを持ったエンジニアに該当しない等の理由から、選考の通過のしやすさが変わるのかなと思いました。
1次面接に進んだものの・・・
そんな書類選考落ちが続く中、7社は一次面接に進むことができました。しかし、一次面接で6社落ちました。面接担当者がエンジニアの方がほとんどで、コーディングテスト、質疑応答の回答から通過すべきかを判断していると思います。
ゲームのクライアントサイドの面接の場合、実際に聞かれた中で覚えているのは「シェーダーは書けますか?」「Unityの最適化のツールは使ったことがありますか?」です。
ゲームのサーバーサイドの面接の場合で覚えている質問は「負荷試験をやったことはありますか?」くらいです。
上記の例は一部の会社で聞かれた質問ではあるのですが、どれもゲーム自作した時や当時勤めていた会社の実務ではやっていないことばかりでした。
そのため、一次面接ではゲームエンジニアとしてのスキル不足で会社と合わないと思われて不採用になったのだろうと思います。
転職先決定
不採用という結果が続きましたが、唯一1社だけ最終面接までに進み、無事に内定をいただくことができました。
内定先はSESの事業が中心の会社ではあるのですが、ゲームとIT両方の案件がありました。しかし、最終面接の時に面接の担当者から「ゲームジャムで自作したゲームのレベルではゲーム案件の参画が厳しい。もし入社されるのであれば、ITに参画しながら個人でゲームのエンジニアとしてのスキルを高めることになりますが、大丈夫ですか?サポートはします!」と言われました。自分はもう少しの辛抱だと思い、「そのような形でも問題ありません。」と返答しました。
新卒の会社を退職
転職先が確定した後、当時の直属の上司(マネージャー)とオンライン会議で「転職先が確定したため、〇月に退職させていただきます。」という話をしました。その後は残りの有給消化すると同時に引っ越しの準備と次の案件の常駐先との面談を進めました。そして、引っ越しの完了、常駐先が確定して新卒の会社を退職しました。
転職先へ
新しい会社に入社して、さっそく新しい常駐先に行くことになりました。携わることになった案件は金融系システムの機能のカスタマイズでした。
軸の変化
新しい会社の上司(部長)はゲーム業界出身の方のため、その方にゲーム案件に携わるための相談をしました。
その相談の中で、「クライアントサイドのエンジニアのポジションを目指す人は多くて人気がある。それに対してサーバーサイドのエンジニアやインフラのエンジニアは目指す人がより少ない、そこのポジションを目指すのはどうか?」と言われました。
実際の転職活動の時に書類選考落ちが続いたという経験から、まずはスキル身に着けるために一番の近道は何なのかを考えました。ここまでの自分のスキルはゲームのクライアントサイドの実務経験はなし、インフラエンジニアのようなサーバーの構築の経験はなし。サーバーサイドでは前職でAPIの実装の経験があったため、サーバーサイドのエンジニアが一番の近道だと考えるようになりました。
そこからサーバーに関連してゲームの機能として活かせるものを作り始めます。
ランキング機能の自作
入社して1カ月でランキング機能を自作しました。
この機能を作ろうと思った理由はunity1weekでランキングがあったのを思い出し、自分なりに作ってみようと思ったからです。
また、使用している言語はPHP、DBはMySQL、クラウドはAWSでLinuxOSでサーバーを立てました。自分が目指しているゲーム会社のサーバーサイドエンジニアの募集要項の内容からこれらの環境・言語を選びました。
不安
金融系システムの案件に携わってから2~3カ月あたりに不安を感じ始める出来事が起きました。
常駐前の面談では「コードを打つ」という話でした。しかし、常駐後に実際に担当した作業は「お客様にシステムの主な機能について説明資料を作る」という内容でした。
なぜこのような作業をやることになったのかは不明です。ただ、この先ずっと説明資料を作るのかと考えると、「ゲーム案件に本当に参画できるのか?」という不安を感じるようになりました。