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三拍子自宅単独ライブ『漫ROOM vol.3』超備忘録(2020.9.11)
前書き
6月下旬から始まった『漫ROOM』も3回目にして遂に最終回を迎えた。見る直前まで「もう自宅からの単独ライブ配信が見られないんだ」という寂しさもあったのだけれど、いざ始まったら全3回の中で一番楽しくて一番大きい声で笑って、とにかく90分間ずっと楽しかった。開演1日前から「あと何時間…」とカウントダウンしてたのに、ライブ本番は時間が経つのがあっという間だった。時間の感覚が分からなくなるくらい楽しい。それが『漫ROOM』
第1回目も第2回目もおもしろかったけれど、今回は特にすさまじかった。笑い疲れを起こしてしまうくらいお腹から声を出して笑った。(隣人に聞こえてないか心配である)
この楽しかった感情をどこかに取っておきたいので、今回も備忘録を書き残すことにしました。恐らく長文になるので超備忘録にしました。では、どうぞ。(※本当に長くなってしまった)
開演前
いつものとみやんの前説から始まる。オープニング映像をバックにとみやんの声が聞こえる。曲名はわからないけれど楽しげな曲が流れ始める。例のごとく音が聞こえるか、映像が見られるかの確認。今回はなんと全員ほぼ問題なし。さすが3回目。
今日で最終回ということで「次回から漫ROOM Zが始まるんですよね」というチャット欄のコメントをとみやんが読み上げると、久保さんがすかさず「ドラゴンボールじゃねえんだから」とツッコミ。開演前からツッコミが冴え渡る。
とみやん「第3回漫ROOM、まもなくスタートです」
定刻通りに、開演。
オープニングトーク
前回、前々回とピントがあわず、とみやんの神の手によるピント合わせ技術※が披露されたが今回は問題なくスタート。さすが3回目。
※参考画像(vol.2より)
今回のオープニングトークは話題が盛りだくさんだった!
そしてオープニングトークから二人の勢いというか熱量がすごい(と私は感じて)おもいっきり笑ってしまった。生漫DAYでもフリートークはあるけど漫ROOMのフリートークは更におもしろい。
【オープニングトークの話題一覧】
・とみやんの痔と痔noteの話
・高倉さんがエゴサで他の高倉さんに詳しくなった話(たかくランキング~)
※久保さんが「ジェスチャ―が稚拙」と突っ込んだ競馬選手のジェスチャーとエゴサしているときの様子
・久保さんがタカマサ界のトップに君臨している話(くぼランキング~)
・漫ROOMが今回で終わる話
・久保さんによる濃厚接触者の定義についての説明やPCR検査の体験談※①
(久保さんが熱中症で熱を出したちょうど二週間前が前回の『漫ROOM』だったらしい。)
・高倉さんが町で出会った不思議な人々の話(目つぶしをしてきそうな勢いで来た外国の人、夕方のおばちゃん、身長何cmおじさん※②)
(上:目つぶしされそうになる高倉さん、下:固まる身長何㎝おじさん)
・小久保ちゃん(久保さんの4歳になる娘さんがディズニーチャンネルの「おしゃれにナンシーとクランシー」というアニメを見て言った一言『みんな色が違うのにね』※③
久保さんによる「天狗👺はどっち~?」で時事漫才が始まる。(小久保ちゃんはもうやらないらしい。)
リモートじゃない「天狗👺はどっち~?」最高
※①PCR検査体験談についてはYoutubeLive三拍子の『生漫DAY』#43でも語られている(23:00~)
※②身長何㎝おじさんについてはたかくらじお#149『リスナーだけにとある告白/身長何センチおじさん』でも聞ける
※③#27「ナンシーのおたんじょうび」を見ての一言
「ナンシーのおたんじょうび」ナンシーのお誕生会の日。パリをテーマに完璧なパーティーを開こうとナンシーは張り切る。しかしパンケーキ作りに使った緑の着色料をバスオイルと勘違いしてお風呂に入れてしまい、体中が緑色に染まってしまう。(スカパー番組詳細欄から引用)
この緑色に染まってしまった子をアニメの中の登場人物たちが笑っているのを見て小久保ちゃんが言った一言が
『みんな(肌の)色が違うのにね』
「多様性」というものを私たちは大人になってから教えられて知ったけれど、生まれた時には既に社会に「多様性」と言う言葉が浸透している今の小さい子達は自然とその考え方が身についているんだなとハッとさせられた。
色鉛筆から「肌色」が消えたように、小久保ちゃんの中では肌の色は一つではないし何色でも良いんだと、人と違う色をしていることはおかしなことでも笑うようなことでも無いんだということが当たり前のようにあって、小さい子に色々と教えられてしまった。
さすが「天狗👺はどっち~?」の発案者。将来はアイスクリーム屋さん🍦になりたいらしい。かわいい。
小久保ちゃんと一緒にアニメを見て小久保ちゃんの話をちゃんと聞いている久保さんもかわいい。
長尺時事漫才
毎週時事漫才を見せてもらっているけれどこの長尺だといっぱい見られるし、別々の時事漫才同士がリンクしてたり、最初に出たネタが最後にも出たりしてすごく楽しい(この説明でうまく伝わるだろうか)
とにかくおもしろかった!
今回のラインナップは以下の通り
・いのちの輝きくん(大阪万博のロゴマーク)
・イベント制限緩和
・妖怪けむり
・伊勢谷友介逮捕
・山Pのお持ち帰り
・わたナギロス(おじキュン)
・安倍首相辞任
・総理大臣の決め方(サンミュージックで例えると)
・記録的猛暑と熱中症応急処置
今週の月曜日に既に見たばっかりの(しかも複数回見た)「いのちの輝きくん」と「妖怪けむり」※①もめちゃくちゃおもしろくて笑ってしまった。まさか伊勢谷友介逮捕と絡めるとは思わなかった。長尺だから見れば見るほどおもしろくなるというか、どんどん楽しい気持ちが増して来る。時間が長いだけでなくて二人の熱量も違う気がする。画面越しなんだけどこっちに迫りくるような勢いを感じて、もうずっと笑ってた。しかもどんどん声が大きくなってしまった。隣近所の人に聞こえてたら本当に申し訳ない。
「イベント制限緩和」はまだyoutubeで公開されていないので詳細は省くけれど、また見せてほしい。あとどこまでが台本でどこからがアドリブだったのかめっちゃ気になる。
「記録的猛暑と熱中症応急処置」は生漫DAYで披露されたとき※②はまだテレワークだったんだなぁと思うと感慨深かった。あの時はZOOM配信だったから胸から上しか見えなかったけど、今回は大きい動きもついておもしろさ増し増し。
教養漫才※③でも公開された「総理大臣の決め方」は漫ROOM版だともっと長くてサンミュージック芸人の一発ギャグがたくさん入っていた。総裁選についてはフワッとしか知ってなかったけれど、例えてもらうとすごくわかりやすい。ドラえもんに例えたGSOMIA※④の時も「ああ!そういうことなんだ!」と思った。笑いながら何かを教えてもらえるのすごく楽しい。来週の教養漫才も楽しみにしています。
今回は久保さんの物まねもがっつり入っていて、「おじキュン」では生漫DAY版でも披露された蛭子さんと尾木ママ※⑤に加えて半沢直樹の黒崎検査官、「総理大臣の決め方」では菅官房長官の物まねが披露された。黒崎検査官はめちゃくちゃ似てたし、菅官房長官はめちゃくちゃ笑った。(岸田さんで振られると思って身構えてたら菅官房長官と言われて焦ったらしい。)
あと安倍首相の物まねもあったけど、こちらは高倉さんの方が似ていた。
※①※⑤時事漫才『大阪万博ロゴ、ようかいけむり製造終了、わたナギロス』2020年9/1〜9/7
※②三拍子の時事漫才2020年8/11〜8/17【熱中症対策・応急処置】
※③【漫才で知る】『総理大臣の決め方』
※④三拍子の時事漫才2019年 11/19〜11/25『芸能界結婚ラッシュ、日韓GSOMIA etc..』
換気タイム
換気タイム兼休憩タイム…と言いつつカメラの前に立ちっぱなしなのでほとんど休憩していない。高倉さんは水分を摂取し、久保さんは汗を拭きつつチャット欄の質問に答えてくれたりしてずっと話している。
小久保さんは「逃走中」に出るためにYoutuberになりたいらしいし、久保さんは小久保さんに「ワンパクでも良い、たくましく育ってほしい。」とのこと。
ふと時計を見ると、なんと21時前。いつの間にか1時間近く経っていた。第1回目も第2回目もそうだったけど、楽しいと時間がものすごく短く感じる。長尺時事漫才は24分間やっていたらしい。24分と聞くと長く感じるけれどジェットコースターのように一瞬だった。一瞬だったけどとても満足感のある一瞬。
これは「5時間くらい延長するか」と言った高倉さんに対して「Wi-Fiがない環境で見ている人もいるかもしれないだろ」と突っ込んだあとに「ワーイファイ」のポーズをした久保さん(うろ覚え)
これは次の漫才の入り方を思い出し中の高倉さんと汗を拭く久保さん。
ユニゾンつっこみ漫才
新ネタ1本目は「ユニゾンつっこみ漫才」
二人の息がぴったりで、これも見ているとどんどんおもしろくなってくる。笑いすぎて頬が痛くなった。
どんどんツッコミではない別のものに変わって行って本当に大笑いしてしまった。『漫ROOM vol.2』の後のたかくらじおで「フフフと笑ってくれてたと思います。アーッハッハッハという感じの笑いはしてないと思うんですよ。ブフッブハハくらい笑っていただいていれば嬉しいんですが…」と言っていたけれど、ごめんなさい。でっけぇ声でめちゃくちゃ笑ってます。
なんとなくマシンガンズさんっぽい?と思って見ていたらマシンガンズさんオマージュのネタだったことが漫才後に明かされた。チャット欄では「いつもここから」っぽいという感想もあった。前回もそうだったけどこれもまた見たい!しばらくはスクショを眺めつつ脳内再生したい。
これは漫才後にマシンガンズの再現をする久保さん。
おもしろかった!!
日本の歴史覚え歌漫才
最後は日本の歴史覚え歌漫才。歌詞に日本の時代区分や元号が隠されていて、歌うと覚えられるという漫才だがその歌詞が…
YouTubeに歌と歌詞だけ公開されているけれどこの歌詞にそんな物語が…?一体どういうことなの…というカオスっぷりでめちゃくちゃ笑ってしまった。
しかも令和が追加されるのだがその追加のされ方が…
(上:サンプラの使い方を説明する高倉さん、下:「説明が稚拙」と大笑いしてしまう久保さん)
ネタバレOKなら全部語りたいんだけどとにかくすごかった。もはや職人芸。
最初に説明があったときに「そんなこと可能なの…?難しくない…?」と思ったけど出来たんだなこれが。本当にすごい。「予算の都合でこうなった、本当は久保にはツッコミにまわってほしかった。」みたいなことを漫才後に高倉さんが言ってたけれど、それで出来ちゃうのがすごい。思い返してたらまた見たくなってきた。息ぴったりで見ててすごく気持ちよかった。
エンディング
最後の漫才が終わった時点で21時24分くらいだったらしい。終わりが近づいてくるのがとても寂しいけどこの90分間ずっと楽しいから寂しさと楽しさが入り混じってしまう。家単独は今回が最後だから名残惜しい。
エンディングトークでは久保さんがライオンズの試合結果を知って落胆したり、次の単独はまだどうなるか未定という話をしたり。久保さんはサンデーライオンズ、高倉さんは「たかくらじお」と二人とも自分のラジオの告知をしたり。
今回スクショタイムはなかったけれど、代わりにエンディング映像とオープニングでも聞いた歌が長めに流れていて、その間にチャット欄にみんなで高倉さん、久保さん、とみやんへお礼を書いたりしていました。
本当に名残惜しかった。
でも最終回なのだから仕方がない。
楽しい時間をありがとう!!
前書きとして書いたけど長すぎたので最後にした後書き
三拍子が自宅で開催するZOOM配信単独ライブ『漫ROOM vol.3』が9月11日(金)20時から開催された。
コロナ禍でライブ会場に人を集めての単独ライブ開催が難しくなり、それでも漫才をしたいという思いで始まったこの配信。
1月からずっと単独ライブに行きたいと思いつつもこの騒動で行けなくなってしまった私にとっては配信とは言え初めての単独ライブで、6月25日開催の第1回目は笑いと興奮と感動が入り混じって感情が心からあふれ出すような感覚だった。
8月1日開催の第2回目は、第1回目に参加して既に楽しいことを知っているので1週間くらい前から楽しみで仕方がなかった。なのにライブ本番は時間が驚くほどあっという間に過ぎて、「本当に楽しいと時間の感覚が無くなるんだ」と実感した。
そして今回の第3回目。9月11日開催。
「あさって何やるんだろうなー」「楽しみだなー」と思っていた矢先のこのツイート。
9月11日(金)
— 三拍子高倉陵 (@takakuraRyo) September 9, 2020
三拍子のZoom単独
『漫ROOM vol.3』
2人揃って漫才をやれず、
フラストレーション溜まる日々に
自宅での単独ライブ開催。
そして徐々に会って漫才出来るように。
という事で
【漫ROOMは今回で最終回です】
最後の家単独は必見。
チケット購入は👇https://t.co/iJYbtBpljs
「いや2日前!いきなり!最終回!ええええええええええ!!!」
と夜中に一人で心の中で驚いてた。そして寂しくなった。毎月見られるものだと勝手に思い込んでいたので。
でも、よくよく考えたら6月と今とでは状況はかなり違う。お笑い関係のライブで言えば『漫ROOM』の開催が告知された6月前半頃はまだ無観客のライブ配信は少なくてZOOMを利用しての配信の方が多かったように思う。
【6月にあった三拍子や高倉さんが出演したイベント】
6/6 『Cluster大喜利大会』
6/20 無観客『オンラインやついフェス』
6/21 ZOOMを利用した配信『俺のエルシャラカーニ』&『FKDZ』
いやぁ笑った。
— 三拍子高倉陵 (@takakuraRyo) June 21, 2020
第3回『#FKDZ ミーティング』
28日までアーカイブ残っているので是非。
今回は家のモノ大喜利、槙尾のインプロ講座。
そして「キャンキャン玉城さんのハゲ隠し講座」はお金払ってみる価値あり‼️https://t.co/6fJVwkfjq8 pic.twitter.com/OjHu5C6qLO
6/25 『漫ROOM』
6/27 観客を入れたK-PRO復帰ライブ『オールリスタート』
(ほんの三か月前のことなのに懐かしい。”喋る日記”だけあってたかくらじおを探せば大体のことが出てくるのすごい。)
今ではきちんと対策をした上で観客を入れたライブも多く開催されている。
約5カ月間、高倉さんと久保さんがそれぞれの自宅から配信していた三拍子のyoutube生配信「生漫DAY」も、8月24日から虎ノ門にある新虎小屋という施設で2人揃っての配信を復活した。それまでZOOMでやっていた週一回のテレワーク時事漫才も、ビニールシートを挟んで対面でできるようになった。
社会がどうなって行くか分からなかったあの6月に始まった自宅単独ライブが最終回を迎えるということは、社会が以前の状態に近づいているということなんだと思う。まだ何がどうなるかは誰にもわからないけれど、何かが終わるということは何かが始まることでもある。自宅単独ライブが終わって、次は何が始まるのだろう。
それがどんな形でも、もし単独ライブが開催されたら絶対に参加したいと思う。
なんでかって?
絶対に楽しいから!!!
(ただ、毎回思っているのだけれど画面越しでもこれだけ笑って感情を揺さぶられているのに生で見たらどうなるんだろう。)
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…と、ここまで書いている最中に漫ROOM後にたかくらじおが公開されました
たかくらじお #152『家単独ライブ「漫ROOM」とはなんだったのか??』
”生で見るともっと破壊力が来る”らしい。
破壊されたい。
あと単独ライブを普通にできるようになっても生配信は続けるとのこと。これは嬉しい!
次の単独がどうなるかわかりませんが、三拍子の二人が始める何もかもを楽しみに待っております!!!
漫ROOM vol.1~vol.2の備忘録
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