見出し画像

第ニ種電気工事士技能試験にかかる費用をできるだけ安くすませた方法

こんにちは。
第2種電気工事士の受験費用の総額が高いみたいな記事を前回書いたのですが、結構節約できたところあるなと思い記事にしてみます。
これから受験する方などに、参考になれば嬉しいです。


第2種電気工事士技能試験

概要

まず、第2種電気工事士は学科試験&技能試験ともに合格する必要があります。
学科試験をクリアしてから技能試験に臨めることになります。

技能試験は、電気技術試験センターのHPに載っている13問のどれか一つが出るという形で、当日の試験は試験場によって出る問題が違うみたいです。

必要なもの

まずは、技能試験を受けるにあたって必要なリストです

  • 工具

  • 練習キット(器具)

  • 練習キット(電線)

  • 解説動画or解説本

この4点です。
工具と練習キットに関しては、セット売りしている場合が多いのですが、今回は、できるだけ安くすませた方法として分けて書いていきます。

一応ですが、上記4点すべてセット売りされ、一回練習分で3万円ぐらいでした。

節約したところ

解説動画&解説本

順番が大分前後しますが、まず解説動画&解説本の節約方法について書いていきます。

解説動画&解説本は買う必要ありません。

以上です。
というのも、候補問題13問すべてHOZANさんがYouTubeで無料で解説してくれているからです。
私はこれを見て候補問題すべて勉強しました。

見かたとしては、No.1から順番に見ていくことをお勧めします。器具の使い方をNo.1~13の順に教えてくれているためです。

器具の使い方がわかっているよというかたは、どの順番からみても大丈夫だと思います。

他にもガミデンキちゃんねるさん第2種電気工事士をゆっくり解説さんなどを見ました。

ガミデンキちゃんねるさんも候補問題の解説をしてくれているため、HOZANさんとガミデンキちゃんねるさん自分に合った方を見てほしいです。
私は、特にショート動画の欠陥クイズを隙間時間によく見ました。

第2種電気工事士をゆっくり解説さんのは、電気工事試験って何が必要かわからなかったときに本当に助かりました。あとはリングスリーブの圧着マークの覚え方など、分かりやすい表が特徴です。試験ごとに最新の動画を挙げているのが有難く感じました。

私は、セット売りの解説動画や本を見ていないため、どちらがいいとは言えないのですが、もし別売りのものを買うつもりであるならば、一度YouTube等で一通り見てからでもいいと思います。

練習キット(器具)

次は、練習キット(器具)ですが、器具のみのセットを買いました。
フリマなどで売っていたり、器具をバラバラに購入して安くすませるなどの方法があったと思うのですが、一つ一つどの器具を買えば安くなるのかを考えるのが面倒だったり、試験日まで練習期間が短かったのでフリマで買うと間に合わないと思いやめました。

あとは、フリマよりAmazonの方が安かったりしたので、安さより手間がかかる方が嫌だったという感じです。
なので、これに関しては安くすませる方法はわかりません。


練習セット(電線)

この練習セット(電線)に関しては、1回分の電線で2回分くらい練習するという方法で、費用を抑えました。

2回は必ず練習したいと思っていたのですが、1回分の値段も相当していたのでとりあえず一回分だけ買い、練習するときに電線の長さを半分にして練習することにしました。

No1、2のときは問題通りの長さでやり、No3からは短めで候補問題の練習をしました。
候補問題13問、2回分しっかり練習できたかと言われるとそうではないのですが、No13当たりになっていくと、単位作業に慣れてきて複線図があっているかどうかみたいなところになってくるので、2回目は気になる問題だけやる形をとったため、全然1回練習分の電線量で足りました。

作業のやりにくさは少しあるのですが(特にリングスリーブの圧着)、1回分だけでは、練習したりないけど2回分買うのはなーと思う人にはお勧めです。

ちなみに、当時安かった私は器具・電線両方含めたセット1回分を購入しました。
器具と電線のセット分けた方が安い場合もあると思うので確認が必要です。

工具

続いて、工具なのですが、知り合いの大工さんにお借りしたりしたものもありますが、必要なリストの中でも工夫したのでそれを説明します。
まず、下記は一般的に必要なもののリストです。(HOZANさんの工具セットを参照)

  • 布尺

  • プラスドライバー

  • マイナスドライバー

  • 電工ナイフ

  • ウォーターポンプフライヤー

  • ペンチ

  • VVFストリッパー

  • 圧着工具

私が購入検討したときは、これら一式のセットを買うとセールで13000円くらいでした。

私が試験で使ったのは以下のリストです

  • メジャー

  • はさみ

  • プラスドライバー

  • 合格マルチツール

  • VVFストリッパー

  • 圧着工具

VVFストリッパー、圧着工具は上記と同じです。
VVFストリッパーはp-958、圧着工具は試験に持ち込みできるものを調べて買いました。
私の場合は、VVF ストリッパーをお借りできたのですごく助かりました。

そして、セットに入っている布尺は自宅にあったメジャーに代替し、
ウォーターポンプフライヤー・マイナスドライバーを合格マルチツールDK-200(600円くらい)に代替しました。
プラスドライバーもお借りしましたが、自宅にあったものでも全然大丈夫だったので、それを使いました。(ドライバーに関しては、電動でなければ、器具のねじを回せれば大丈夫だと思います。)

正直、マイナスドライバーは自宅にあったのですが、試験会場の
机が狭いみたいなことを調べたので、出来るだけ手持ち工具を減らすために
合格マルチツールだけ使用することにしました。
説明が長くなるのですが、合格マルチツールは小さいにもかかわらず色々できたので、ウォーターポンププライヤーとマイナスドライバーをもっていててもお勧めです。

また、電工ナイフの使用用途は、電線を剥ぐ、ゴムブッシングの切れ込みだったので、電線を剥ぐ作業はVVFストリッパーでどうにかし、ゴムブッシングの切れ込みをいれるために自宅にあった普通のハサミを用意しました。

VVR線も電工ナイフなしで、VVFストリッパーとハサミで剥くことができるという動画がYouTubeであり、試してみるとできたので購入してません。

私が試験で使ったものと工具セットの値段でも最低4000ぐらい得するのかなと思います。
資格試験のための購入だけなら参考にしていただけると思います。


さいごに

いかかがでしたでしょうか。
資格取得だけのために、購入を検討している人には参考になるかと思います。

新品でも結構コスト削減することができることが、伝えることができていたら嬉しいなと思います。

また、第2種電気工事士の資格試験関連で思いつくことがあれば投稿していきたいと思います。

番外編

コスト削減をするのであれば、お勧めしないのですが、+600円くらいで作業がしやすくなったので、手袋をお勧めします。

私は、手の皮膚が特に弱かったので、何よりも先に工具用の手袋を購入しました。
手袋なし、ありの作業の比較をしてみましたが、手袋ありの方が作業が断然しやすかったです。特に女性の場合は力が入りやすいのでお勧めです。


いいなと思ったら応援しよう!