レールを外れたら、どうすればいいの?
「レールを外れる」ことについて、私の経験を通して、考えてみた。私は、2つ定義した。
①電車がレールを踏み外し、事故が起きるような悲惨な出来事。
②真面目なシチュエーションの中で、少し遊んでみること
①の例えに関して、生々しい印象を受ける方もいるだろう。こういうところに、私の思慮のなさを感じる。ただ、「レールを外れる」ことがどのようなものなのか、具体的な事象を通して、考えたいのである。
レールは外れたままでよいのか?
一度レールを外れたらそれでよいのか?いや、よくない。むしろ、軌道修正しなければいけない。では、またレールの上を歩けるように、どうしたらいいのか?
「どうしたらいい?」と考えても、そんな簡単に答えが出るわけない。まずは、レールを外れた今の状況を、また具体的に捉えてみよう。
外れたレールの先はどうなっている?
これまで歩んできたレールを踏み外した。では、今、外れたレールの先には、どのような景色が広がっているだろうか?
①レールの続きが見えている。
②レールの続きが見えない。
①なら、そこに一刻も早く乗る必要がある。ただ、そのレールがどこにあるかも重要だ。すぐ目の前に強固なレールがあるなら、そこに乗ればいい。もし、遠くにあるなら、そこに辿り着くための手を打つ必要がある。
②の場合は、どうか?もしかしたら、かなり遠く離れた場所にあるのかもしれないし、レールそのものが存在していないかもしれない。かなり遠く離れていたら、それはそれで辿り着かなければならない。問題なのは、「レールそのものが存在しない」ということだ。そしたら、今の場所からレールを作るしかないのである。
つまり、次のレールを歩むために、今の状況をちゃんと見定める必要があるのだ。
①レールはすぐ近くにあるの?
②遠くにぼんやりとあるの?
③レールはもうないの?
一度レールを外れたら、修正する作業が必要だ。しかも、次のレールがどこにあるかも分からない。だから、レールを外れる人生は、かなり厳しいのである。