不老不死の薬を飲むのか飲まないのか。


金曜日の夜は、松本人志の酒のつまみになる話を見ている。何気ない芸人の問いに考えさせられる時がある。

ハライチの岩井さんが言ったのがタイトルの“不老不死の薬を飲むのか飲まないのか”というテーマになった。

正直、冒頭の岩井さんの不老不死の薬を飲むと、完全治癒し、体型も変わらないという話は僕には入ってこなかった。

この問いに若手俳優の1人が言った。「僕は絶対に飲みたくない。死ぬからいいじゃないか」と。僕もその意見に賛成した。もう少しだけ付け加えをすると、「死ぬからこそ生きるがある。ないがあるから、あるがある。」「生きることが永遠続くのであれば、それは生き地獄になる。終わりなき旅には魅力がないよなあ」
と感じた。その意見を持って、話し合いは終了するわけではなかった。

俳優はご飯の話を用いて、この話を深化させようとする。「ご飯がなくならないんだったら、ご飯がおいしくなくなる」

おしい。不老不死の薬を飲みたい人には伝わらない。ご飯がなくならないんだったら、ずっとご飯をたべれるじゃないかと。

すると1人の芸人が、「ご飯の価値がなくなる」      


たしかに。


いやまてよ。不老不死の薬を飲むと、、、ご飯食べなくても生きていけるんじゃないか?


あれ、さっき僕に吐いたしっくりこなかった不老不死の完全説がここで理解できたかもしれない。

とにかく。僕も不老不死の薬を飲まないよ。
生きるのも死ぬのも選択したくない。今だけでいいじゃないか。

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