【第1話】23歳と24歳は少し違うだけなのに、24歳と25歳が全然違う。【完結】
先日、無事23歳から24歳にレベルアップ!(絶望)
普通に生きてるだけなので歳をとる事にも、もう慣れたお年頃。
私って、つい最近まで小学生じゃなかったっけ?
私って、どの集団にいても一番若くて、どこにいても新人じゃなかったっけ?
どこに居ても流されてれば、どうにかなるんじゃなかったっけ・・・・・・・。
もう眠りたいな・・・・
ーーーーーーーーーー暗転ーーーーーーーーーー
ハッ!ここは・・・・。
そうだ・・・私、24歳と25歳の狭間に飛ばされたんだ・・・。
ウッ・・・!!目眩が・・・・!!
ん・・・?何か聞こえる・・・?
「キャリアケイセイ・・・」
ウッ!!やめろ!!!!そんな事軽々しく口に出すな!!!
「ケッコン・・・」
ウッ!!辛い辛いツライ!!!!!
「チョキンンンンンンンンンンッッッッッ!!!!!!!!!!!!」
ウワァぁぁああああああああああああ!!!!!
ここはもう目を開けているだけでどうにかなる世界線じゃないんだ・・・・!!
ただガムシャラに動くだけでなく、頭を使って、他の人とうまくコミニュケーションを取って、これからの人生プランを形成していかなきゃならないんだ・・・・!!
ーーーーーーーーーー(大きな風がなびく)ーーーーーーーーーー
ウッ次は幻聴が・・・・・!!!
(す・・・・いき・・・く)
ん・・?なんだって・・・?
「好きなことをして・・・生きてイクッウゥゥゥゥゥゥゥウ!!!」
ウワアアアアアアアアアアア!!!!
嘘つけ!!!
いくら個人の意見の尊重、周りの意見を気にしなくていい、というSNSの聞き触りの良い意見を見たって、上記を全て無視した結果、現実は・・・・・・・・・実は悲惨(※個人差有)な結果を迎えることが多いじゃないか・・・・・・!!
俺は・・・・・
オレは・・・・・・
一体・・・・・・・
一体どうなりたかったんだ・・・・・。
ーーーーーーーーーー暗転ーーーーーーーーーー
「おはようございます〜」
「あ、そうなんです!今日実は誕生日でして・・・・」
「ええ、もう私も25歳ですよ〜笑」
おしまい
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