【投資初心者向け】ほったらかし投資のススメ
こんにちわ、ぴぴ部長です。
本日はほったらかし投資に関して解説していきます。
ほったらかしにして本当に儲かるの?
途中で相場がいい時に売却すべきなのでは?
などと投資を初めて間もない人は考えるかもしれません。
株式市場は時間をかけて成長するものです。
なぜ株価は上がるのかを考えれば、長期で保有することの重要性を理解頂けると思います(詳しくは後述)。
ファンドなどに属している場合、どうしても短期で利益を確定させる必要が
あります。
投資の世界では「買う」「待つ」という行為をできない人(やりたくてもできない人)がたくさんいるのです。
個人で戦う場合の最大の武器は、「時間」です。
「時間」という武器を身に着ければ投資初心者が勝つ可能性があります。
ほったらかし投資とは
その名の通り、買って放置することです。
頻繁に売買を繰り返す短期トレードとは異なり、長期での資産形成を目指します。
投資期間は20年や30年に及びます。
ほったらかし投資のポイントは、買ったことを忘れることです。
値動きが気になり、チャートを見てしまえば必ず売りたくなります。
値上がりしていても利益確定の売り
値下がりしていても狼狽売り
とどちらに振れていても売りたくなるのが人間です。
つまり、そもそも値動きを見ないことが一番です。
株式はなぜ値動きするのか
まずは株式市場はなぜ値動きするのかを理解するのがいいでしょう。
株式市場は2つの要因で動きます。
短期での業績期待
長期での純資産の積み上げ(=利益の積み上げ)
具体的に説明します。
1つ目の「短期での業績期待」に関してです。
こちらは一番わかりやすいかもしれませんが、何か新技術を開発したり、新商品を発売したり、逆に不祥事を起こしたりなど将来の業績を投資家が期待してそれを元に株価を売買することです。
期待先行で株価が動く為、短期トレードを行っている投資家は日々ニュースを確認し他の投資家より少しでも早く株価に影響するニュースを集めます。
2つ目の「長期での純資産の積み上げ(=利益の積み上げ)」に関してです。
こちらは感覚としては、掴みづらいかもしれません。
企業は利益を上げることが目的です。
そして従業員の給料や納税などが完了した最終の利益は誰のものか?
投資家である株主のものなのです。
長期でのほったらかし投資はこの部分を狙います。
理論上、企業が利益を出し続けている限り株価は上がります。
純資産が積み上がり、株主の価値が積みあがるからです。
短期のニュースに惑わされることなく、着実に利益を出せる会社に投資をするのです。
複利再投資の威力
複利はご存知でしょうか?
利息が利息を生むという考え方です。
複利の威力を一番感じられるのは、ほったらかし投資でしょう。
利回り7%で10年ほったらかしにしてみてください。
久しぶりに証券口座にログインしたら、元本が倍になっています。
複利は雪だるま式に資産が増えていきます。
長期投資の最大の味方は、「複利」です。
この複利があれば、個人でもプロの投資家に勝てます。
ほったらかし投資に適した金融商品
では、ほったらかし投資に適した投資商品は何なのか。
それは「投資信託」です。
投資信託の最大のメリットは、勝手に再投資を実行してくれるところです。
証券口座にログインしてイチイチ買う銘柄を決める必要がありません。
配当金が入ってきてら、投資信託内で自動で同じ割合で再投資してくれます。
これはほったらかし投資にはピッタリの商品です。
今は、新NISAに向けた信託報酬(=維持管理費のイメージ)の安い投資信託が多数発売されています。
投資する対象を分散して複数の投資信託を保有すれば、リスクもある程度分散できます。
最後に
ほったらかし投資は頭ではわかっていてもできない人が多いです。
それは、リスク(=価格変動)から解放されたいという人間の特性でもあるのです。
つまり、本能的に売り買いをしたくなってしますのです。
それをいかに仕組みとして抑え込めるかを考えましょう。
時間を味方につけて長期での資産形成を目指しましょう。
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