4歳息子の扁桃・アデノイド切除と鼓膜チューブ留置の手術について〈手術当日編②〉
さて、手術が終わりました。
今回の手術は3つともリスクの低い手術です。
「小さなお子さんも、みなさん普通にやっていることなので」と担当の先生も言っていて。
それでも術後はけっこう大変でした。
手術室の前に着くと、扉の向こうから息子の泣く声が聞こえました。
そしてすぐに扉が開いて、パニック状態の息子が運ばれてきました。
手術中、器具を使って口を大きく開けていたので、口の両端が赤くなっていました。
酸素マスクは嫌がって外してました。
病室に戻ってくると、先生から、手術は無事終わりましたと告げられました。
取った扁桃とアデノイドも見せてくれました。
のどにあった時はあんなに憎らしくみえた扁桃ですが、息子の扁桃だと思うと可愛かったです笑
アデノイドも、少し透き通っていて綺麗だなと思いました。
麻酔が抜け切らないうちは呼吸が不安定になりやすいので、酸素濃度が低くなってきたら意識的に呼吸をさせるか酸素マスクをしてほしいと言われました。
麻酔が切れてくると、今度は痛みが出てくるかもしれないということでした。
扁桃の手術のほぼ唯一のリスクが出血だということで、しばらくの間、止血のための点滴をしてもらっていました。
息子は1時間ほどパニックで泣き叫んでいて、「手術直後でも声が出るんだな」と思っていたのですが、落ちついてくるとほとんど喋らなくなりました。
「痛いの?」と聞くと首を横に振り、なんとか声を絞り出すようにして「きもちわるい」と言いました。
この日はこの「気持ち悪さ」に苦しめられて、寝たくても寝られない感じで、ずっと容器に唾を吐いていました。
麻酔の影響だったのかな…
もしくは、手術中に挿管したり、器具で口や舌を固定したりしていたので、その違和感が残っていたのかもしれません。
術後6時間は水も飲めなかったので、それもとても辛そうでした。
でも、ようやく水が飲めるようになっても実際にはこの日はほとんど飲めませんでした。
夜から流動食が始まりましたが、とても食べる気にはなれず。
ただ、お腹は空いていたみたいで、看護師さんに坐薬を入れてもらって痛みが少し落ちつくと、マスカットゼリーは食べてくれました。
そうしているうちに消灯の20時。
面会終了の時間になってしまいました。
4歳はまだ字が書けない年齢なので、のどが痛くても話して伝えないといけません。
夜間とか、看護師さんに伝えられるか心配になったので、こんなものを作ってみました。
実際ほとんど使わなかったと思いますが、本人は少し安心したようでした。
ちなみに、扁桃・アデノイドの切除といっしょに鼓膜にチューブを入れる手術もしましたが、術後耳の痛みを訴えることはなかったです。
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