『「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々』の内容は殆どが誤りです
1. 小波秀雄氏による『「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々』は誤りをベースに書かれています最初の府中日鋼団地ついては、全32棟に全てNMRパイプテクターが設置されているかのように書かれていますが、実際はたったの1棟をカバーする1セットしか設置されおりません。未設置の31棟の配管内に赤錆が発生することは当然とも言えます。
2. 電磁波の発生について小波氏は外部電源を使用しないと電磁波は発生しない、または物質から電磁波は発生しないと主張しておりますが、全て誤った内容です。実際には物理学でも常識と言える「ステファン・ボルツマンの法則」があり、全ての物質はマイナス273℃以上の環境下では電磁波を発生するという法則です。室温が20℃であれば(273+20)の4乗に比例した強度の電磁波が全ての物質から出るという法則です。
外部電源を必要とする電磁波は、電子レンジの様に熱エネルギーを発生させるものになります。NMRパイプテクターは熱を発生させません。
以上の「謎水装置に翻弄される人々」の記述内容から、物理学の常識を把握していない者によって書かれた文章であることがわかります。
3. 小波氏は電磁波は鉄を通過しないと完全に誤った主張を述べています。正しくは、鉄を通過する電磁波と通過しない電磁波が存在するという事です。
例えば、地下3000m以上の深い鉱山や原子力潜水艦との通信に昔から使用されている100Hz以下の極超長波は鉄や金属を通過する事で知られています。
4. 小波氏はエントロピーは全て増大し続けると誤った主張をし、それに反するNMRパイプテクターは物理学的にインチキであると誹謗しておりますが、これも誤りです。
正しくは、閉鎖系ではエントロピーは増大しつづけるが開放系ではエントロピーは減少することになるので、小波氏の主張は全て物理学の常識の欠落からは発せられたものと言えます。
または誹謗中傷を目的として、自分の主張の誤りを知りながら一般の人が知り得ない専門分野の内容であることから敢えて虚偽の内容を述べている可能性もあります。
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