見出し画像

【5e】買った海外サプリの簡単な感想【世界一有名なファンタジーRPGの第5版】(3)

注意:本記事は全編無料です。応援いただけると軽率に買ったサプリメントの翻訳や利用、感想とか捗るので、ちょっと試験的に販売ボタンをつけてみます。

飽きる前に沢山記事を書いていこう、と思ってる

こんばんわ。鉄は熱いウチに打て!とばかりにエベロンと関係ないキツネのサプリメントの話を投稿してしまいました。mashです。あのサプリメント、キツネキャラがみんな可愛いかカッコいいので何かのきっかけで実際にD&Dに持ち込んでみたくはなりますね…

エベロンセッティングのサプリメント

Dungeons & Dragonsにおいて、"エベロン"は21世紀に入って新たに導入された世界観だ。第一次世界大戦が終わった戦間期の欧州をモチーフにしているため、不十分だが人権概念が浸透し、Commonレベルのマジックアイテムが都市部では家電感覚で消費され、精霊の力で走る鉄道網も完備されている近代風ファンタジー。これはこれで非常に人気があるんですが、第5版では正規の出版物は下の1つだけ。一応日本語版がホビージャパン時代に出ております。

この本の記述だけでは判らない詳細な設定は、過去のサプリメントの電子版(英語なら全部安値で買える)か、あるいはかつてのデザイナーグループや有志が作った非公式サプリメントを使わざるを得ない、と言う状況でして。
でも、この有志の作ったサプリメントがまぁ非常に有用でして。この辺ざっくり解説していきます。

Exploring Eberron

エベロンのメインライターであるキース・ベイカーが直接筆を執った非公式のサプリメント。そう、公式のライターが作ってるのにこれは非公式なのだ。
これが驚きなのだが、版上げに際したデータの再録だの設定のリライトだのは一切しておらず、「旧版向けを含む過去のサプリメントで書いてない設定」しか載っていない。めくってもめくっても、まだ知らんエベロンのことだけ書いてある。まだまだキースベイカーの頭の中には「彼のエベロン」が山とつまっているのだろう。自分はまだ買ってないので詳細は書けないが、「Chronicle of Eberron」と、少なくともあと一冊は出るという話なので期待して待ちたい。公式の展開がずっと止まってるのよね…

Eberron Confidential

なんと、D&Dで『秘匿ハンドアウト』セッションをするためのルールだ!秘密の種類は「職務上の危険性」「素性」「紆余曲折あり」「シャーンの秘密」「出生」「伝承レベルの秘密」とあり、それぞれ9つ。ロールプレイの味付け、キャンペーンの動機、世界を覆すレベルの秘密までそろっていて楽しく遊べるかもよ。『そんなに深刻でもない秘密』はランダムチャートでの作成も可能だ。なお、このサプリメントもキース・ベイカーの手が入っている。

Eberronicon: A Pocket Guide to the World

エベロン世界は馴染みのない固有名詞が沢山ある。それらをまとめて短文で紹介しているポケットアンチョコ本。プレイヤーもマスターも必携の一冊。『あれ?ドロアームってどんな場所だっけ?』って引っかかったときもこの本には以下のように簡潔に解説されている。

ドロアーム(DROAAM
かつてブレランド西部の一部であったドロアーム国は、10年前に独立を宣言した。現在は3人の伝説的なハグ、Daughters of Sora Kellの支配下にあり、怪物のような住人たちが集まっている。しかし、ドロアームの主権はスローンホールド条約で認められておらず、条約の法律が適用されないため、ドロアームには自由な生活を求める脱走兵、難民、裏切り者が頻繁に集まってくる。
ドロアームには、自由な生活を求める脱走者、難民、裏切り者が頻繁に集まってくる。外部からは、この国がなぜ内紛に陥らないのか不思議に思われることもある。ハグの女王はウォートロールの軍勢を率いて軍閥を指揮し、その軍閥が国土の大部分を支配している。その他、タワーリングウッズのダークパック、グレイウォールの由緒あるイリシッドXor'chylic、カザーク・ドラールのメデューサ、その他の勢力がこの地域を故郷としています。
? 詳細はこちら: ECG第4章、DRA368「背景: グレイウォール"
KBB "ドラゴンマーク": ドロアームとソラケルの娘たち"

Eberronicon: A Pocket Guide to the World を Deeplで翻訳

マスタリングしてるときも、ひとまず頼るのには良いかもしれない。なんせエベロンの情報はいろんなサプリに散らばっているからねぇ…

Corranberg Chronicle: Map Perilous

コランベルグ・クロニクルとはエベロン世界で一番信頼のある報道機関だが、その名を冠した主要NPCから名無しのNPC、地方別の危険な獣やモンスターなどを解説している本。この本自体は、コランベルグ・クロニクル社がコーヴェア大陸の地域別の危険度と要注意人物をまとめた本、という体裁になっている。各国ネームド君主や主要ネームド官僚、PC達のライバルになり得るネームド冒険者とかから、動物・獣・モンスターまで沢山沢山載っている。なんせ総ページ数506ページだ。めくってもめくってもモンスターデータと解説。これでもう君はコーヴェア大陸の冒険シナリオ作成に困らない。

今回はこんなところ。次はKobold Pressの商品とか紹介できれば良いかな、と思ってはいる。焦らず、でも矢継ぎ早に書いていかないとな…

ここから先は

0字

¥ 150

期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?