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外壁塗装店の相談ネックと相談リスクの話

「相談してから決めます。」と言わせない方法

あなたが外壁塗装の商談をしているとします。

お客さんから

「家族に相談してから決めます。」「検討します。」

と言われてしまったら…

契約に至らない確率は高まります

なので商談の席では「誰かに相談する。」「考える。」とは

言わせてはいけないんです。


私は若い頃訪問販売をしていました。

訪問販売では「即決」してもらわないと99%売れません。
後から「やっぱりください。」って言われることはまずありえません。

なので私が訪問販売している時に

最後の最後に「相談してから決めます。」と言われないために
必ずやっていたことがあります。

それは、事前に「相談します」と言わせない質問をすることです。

それでは詳しく解説します。


お客さんの家に訪問した際
大切にしているモノ、趣味、高価なモノを探しておきます。

そしてある程度会話が温まってきたら


その「探し出したもの」をほめます。

そしてこう質問します。

「これってけっこうお高いモノですよね?」とか
「こういった物って維持にけっこうお金がかかるんですよね?」

するとお客さんは

「そうなんだよね。」とか
「たいしたことないです。」って言ってきます。

そしてすかさず

「こういった物ってやっぱり
家族に相談しないと決められないですよね?」

と質問します。


するとお客さんは

「そんなことない。自分で決めている。」
もしくは「実は、家族には内緒なんだよ。」

って言ってきます。

はい

もう「家族に相談してから決める」は言えなくなりましたw


どうゆうことか?説明します。

人には「一貫性の原理」という心理があります。

人間の脳は自分が言ったことと
「辻褄が合わないこと」を否定するようにできています。

自分の言ったことに「責任を取ろう」と無意識でするんです。


日本のことわざで言うと

「吐いた唾は呑めぬ」ってやつです。

それと

「相談しないと決められないですよね?」

と言われると


「自分では何も決められないやつ」と思われたくない!

主婦であれば
「主人がいなければ、何もできないやつ」と思われたくない

という心理も働きます。

なのでこの質問で10人に1人は
「自分の発言に責任を取らなくても平気な人」はいますが

10人中9人は「相談してから決める」とは言えなくなります。

訪問販売を1万件以上してきた中、

徹底してやっていた方法なので

ぜひ商談をする際には意識してやってみてください。

新しい何かを始めるには相談はしてはいけない。


逆の立場ですと

あなたが何かを勧められたり、新しい何かを始めようと思った時

「誰かに相談してから決めよう」ってなります。

知ってますか?

それってすでに「どうするか」は自分の中ではほぼ決まっていて
その方向に対して「後押し」をして欲しいと思っています。

なので「相談してみようと思った人」は

その方向性を後押ししてくれるであろう人を無意識で選んでいます。

心理学では「確証バイアス」と呼ばれていて

自分の都合のいい情報ばかりを無意識的集め、
相反する意見に対しては「無視」するようにできています。

それが

「正しい選択ではなくても」です。


ユダヤ人は「商売が上手」共通認識だと思います。(私の確証バイアスw)

なぜユダヤ人が商売上手なのか?

ユダヤ教の祭典では「反対意見も一緒に学べ」と書かれているからです。

偏った情報に躍らされる事がなければ「物事の本質」が掴め
そりやぁ成功に近づけますよね。


さてさて

あなたが

「チラシを使って集客しよう」と思ったとします。
「誰かに相談したい」と思ったとします。


あなたの周りにチラシを使って

「バッチリ集客できている人」がいるなら

その人に相談すれば

「やった方がいいよ!」と言われることでしょう。

しかし

相談した相手が

チラシで集客したことがない。
もしくは、過去にチラシで集客できなかった人なら

なんて答えるでしょう?


99%の確率で「やめとけ」と言われますw


人は無意識で「自分が知らないものは必要ないモノ」

と思っています。

なので相談した人がチラシで集客したことがないなら

「今の時代チラシなんてやめといた方がいいんじゃない?
ネットの方がいいんじゃない?」
って言ってきます。

しかもたちが悪いのが

「あなたのためを思って善意で言っている」ってことです。


更に

過去にチラシで集客できなかった経験がある人に相談した場合。

意識するにせよ、無意識にせよ

「俺が上手くいかなかったのだから、お前が上手く行くはずがない」

「やめとけ」となったり、

自分が上手くいかなかったことをあなたが上手くいってしまったら嫌なので「止めといた方がいいよ。」と可能性を潰しにきます。


ようは

「その相談内容」で上手くいっている人に相談しない限り

「やめといた方がいいんじゃない?」って言われる可能性が高く、

あなたは新しいことに「挑戦できなくなる」ってことです。

新しいことを始めるには、自分を信じて前に進むことが大切ですし、
「誰に相談するのか」もメチャメチャ重要です。


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