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毎月のレッスンのタイトルを気にする。

今日の仕入れのバラが珍しくいい名前だったので、記事にしてみることにしました。
薔薇なんて、花の女王なんだから、素敵な名前が多いはずだと思っている方もいらっしゃると思うんですが、意外といい加減なものも多くて、買うのも憚られることさえあります。
やはり作出の農家さんのセンスがない場合は無理せずプロに任せて欲しいと切に願います。名前、大事ですよ。

さて、本日のバラ、「フォセット」フランス語です。

fossette  女性名詞
エクボ(顎、肘などにできる)凹み

プチロワイヤル仏日

突然何かとお思いでしょうが、今日仕入れた薔薇の名前がフランス語だったので調べてみました。
フランス語を齧ったことがある方ならお分かりでしょうが、
eで終わっていて、
しかもttなんてついてるところを見ると元はどんな単語だったんだろうなあなんて想いを馳せることになるんです。

fossé  (男性名詞) 溝
fosse  (女性名詞) 穴 fosse d’orchestre (劇場の)オーケストラボックス

プチロワイヤル仏日


なるほどフォセにはこんな穴ぼこな意味があったんですね。
さて、こちらのバラをもう一度よく眺めてみると、確かに窪んだように中央に向かって下がっています。
見事な形状を表現しているのでまさにオーケストラボックスを想像できます。ただ、エクボの方が、女性のかわいらしさが演出されて、望ましいと感じられ、こんな名前になってるのかもしれません。
フォセより、フォセットの方が響きも日本人の耳にはいいですしね。


女の子のえくぼって感じです

うん、これ、絶対日本人の感性だ。
と思っていたら、やはり作出は日本でした。お見事。是非実際にご覧になってみてください。

ネーミングセンスのない薔薇についていうとどこかで反感を買いそうなのでむにゃむにゃしておきますけれど、
ホンマでっかTVでご出演されていた先生の中で、学校栄養士をされている方が、料理の名前を変更するだけで、子供達のワクワク感が増して、野菜嫌いな子も食べてくれる可能性がアップする。といったお話をされていました。
いい先生ですよね。どんな料理かわからないけど、なんだか良き響き!とかいうのはワクワクしますよね。西京味噌を使った料理は、「さいきょう」とひらがな表記にするだけで、最強!って思っちゃいますもんね。

というわけで、今月のレッスンは
「夏のテーブルアレンジ 海の風景」

を改めまして、
「サマーテーブルアレンジ シーンフロムザシー」


「アレンジドゥレテ」

ドゥって入れたらかっこいいと思っている。
というわけで、どうぞよろしく…

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