なんちゃってステンドグラス
随分前からやりたくてもできないなと思っているものに、ステンドグラスがある。
ステンドグラスをやりたくてできないけど、図案だけは考えてある。ということでやったのが、ちょっと前のリス。プラ板で作りましたね。あれ、実はステンドグラスしたかったんです。
懐かしいでしょ。リスの日「1月21日は、リスの日~Squirrel Appreciation Day~」とか銘打ってやったレッスンですよ。
いつかやりたいと思っていたけど、最初から、ステンドグラスを作るのなんて、諦めてます。
材料も、道具も揃える気力がないのです。
で、結局今回もなんちゃって祭りになってますよ。ステンドグラス風の中でも結構ギリギリの線で攻めてますので、これから参加される方、楽しみにしててくださいね。
幼児じゃないんだから!と思われたらどうしようかと思ってましたけど、結構皆さん気合い入れてやってくれました。楽しいです、ほんと。
100円均一の店で頭抱えてうろうろしている客。2024年ver.のステンドグラス風を目指して真剣に選んだ数々の品。幼児のお道具箱に入っているセロハンも奥様方の手にかかれば、こんな素敵に変身します。
せっかくなので、いっぱい載せます。
ステンドグラスの歴史を少し。
その起源などを話せば、紀元前4世紀になるけれど、
最も盛り上がったのが11世紀ごろから15世紀までで、なんといってもシルバーステインの技法が発明されたことが大きい。
シルバーステインは銀とガラスをイオン交換により黄色に発色させるもので、「黄金色の輝きがテンションあがる〜!」となりステンドグラス最盛期がドーン。とやってきたわけです。
その後、ルネサンスに毒されて、一挙に衰退。
写実的な、遠近表なんて、できないし。ガラスより、キャンパスでしょ。という感じで油絵に負ける。
そもそも、キリスト教の聖書が読めない人のために、絵で理解させる役割があったステンドグラス。16世紀から18世紀は宗教改革でガラスの粗悪品が出回ったり、偶像破壊運動で教会そのものが徹底的に壊されて、宗教自体に関心がなくなったりで、もうステンドグラスは過去のものに。ゴシック時代のガラスはほとんど残されていない。
19世紀に入って、ゴシックリヴァイバル運動の機運が高まって、ウィリアムモリスの「産業革命より、手仕事でしょう。」という思想から、また復活。その後、TIFFANYが銅線による接着を発明して、立体的な構造を作り出すことに成功、さらなる発展を遂げる。
こうして現在に至るわけです。
で、魅力なんですが、
キラキラして、綺麗。
やはり、なんといっても、日差しがキラキラした日に透過する光の色は妖精さんが出てきそうです。
なんちゃってステンドグラスはいっぱいあるけど、簡単でクオリティがまあまあなものができあがるので、おすすめです。
なかなか楽しいですよ。ほんと。花のレッスン、忘れちゃうくらい。
セロファンも折り紙コーナーに売ってます。ただ、5色。って、透明入ってるんかい!ってなるやつ。
こういうのは、セリアよりダイソーのがいいかもしれません。なんか、そんな気がする。いや、シェトワ白揚の方がいいかもしれません。ローカル。