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「初めて」はふたりがいい

私は「だが情」からのファンなので、最初からキンプリはふたりだった。2023年初夏に出会ったとき、すでにキンプリは髙橋海人と永瀬廉だった。

前年までは視界にはいることがあっても認識することがなかった。Mステなどで目にしていても曲を耳にすることがあっても頭の中に残らず消えていったんだと思う。全く興味がなかったから。興味がないことって、そういうもの。メンバーが何人なのかも知らなかったし。てか、知ろうとすることもなかったし。世のおじさんおばさんにありがちな若いアイドルグループの顔が皆同じにみえる典型的なパターンだった。

いや、それって多分正しくはそうじゃない。さすがに違う顔立ちだということくらいわかるよ。覚えられないんだ。同じにみえるではなく区別つかない覚えられないんだよね、おじさんおばさんは。興味がないから。それが正確なところなんだと思う。

だからおそらく紅白で『ichiban』を観ていただろうけど観たことなかったし、Mステで『彩り』を聴いてただろうけど聴いたことなかった。(なにこの文章)

私にとって『ichiban』は2023夏に放送されたCDTVライブライブでパフォーマンスされた「れんかいふたりバージョン」がデフォルトなんだ。

同様に、『彩り』はMステで『My Love Song』とメドレーで歌われた「短縮れんかいバージョン(と、勝手に名付ける)」がデフォルトなんだ。

どちらもとても素晴らしくかっこよく美しく力強く大切に歌われパフォーマンスされていて見ごたえききごたえ抜群で100回くらいリピートした。

NHKで放送された番組で高校生のマーチングバンド部とコラボした『koi-wazurai』は素晴らしかったよね。高校生の皆さんの生演奏をバックに歌うしかも生放送いう、手に汗握る舞台だった。おふたりともとても緊張してるのが伝わってきて観てるほうもドキドキ。歌声にも緊張が現れていてハラハラ。けど、頑張ってた。この緊張感もたまらなくて100回くらいリピートした。おかげで『koi-wazurai』は私のなかではこういうブラスバンドな曲としてインプットされた。イントロはラッパの音が無意識に流れてくる。ちなみに『なにもの』はラッパの音が流れてくることはない。なぜならこのパフォーマンス見る以前から知っていたから。

KinKi KidsのYouTubeとコラボした『シンデレラガール』。原曲のキーを下げて歌った切なさパワーアップバージョン(と、勝手に呼ぶ)は感動で鬼リピした。流石にこの有名な曲を知らんとは言わせん!と言われても知らんもんは知らんのでこれもKing Kidsバージョンが私にとってデフォに。正直知らなかったわけではないけど、なんとなくしか覚えてなくてちゃんと全部聴いたことはなかったし、剛さんと光一さんの憂いある歌声にやっぱり心奪われちゃったよね。

待ちに待った「テレ朝ドリームフェスティバル」の放送。これのために1月だけCS契約した。『Key of Heart』、『恋降る月夜に君想ふ』良い曲だな…。もう、れんかいバージョンで歌詞覚えたよ。

ここまで5人バージョンでリリースされた曲達を全然聴いてきてないが、かたくなに拒否ってるのか?否、そういうわけでもない。先日『Re:Sense』を購入したので手元にあることはある。『Namae Oshiete』のロスのレコーディング映像がみたくて購入したのだ。このドキュメント最高だね、、、。個々のパートを分けてきけるのってすごい貴重ね。海人さんのファルセット、めっちゃ美しい歌声に聞き惚れるね。買ってからDVDを見飽きるほど観て、せっかく買ったからCDも取り込んでききはじめた。『フィジャディバ グラビボ ブラジポテト!』が面白くてお気に入りですが…

このアルバム聴く時は、海人さんの声を、廉くんの声を意識的に探してる自分がいます。あ、そっちか、、、、、あ、こっちか、、、、
で、けっこう聞き込んだあと、久々に『ピース』を聴くと当たり前だけど、カイトAndレンの声のみの曲たちにテンション上がる。


れんかい100%にHOME感!!


れんかい100%万歳!!


ふたりの声しかないのにここから摂取できる感動と広がりとパワーはなんだ、、、、
あらためて魅力を感じることができる。
旅行に行って帰ってきたら「家ってやっぱり落ち着くなぁ」と実感した、みたいな。

できれば過去にリリースされた曲たちも、ふたりでレコーディングし直していただいたりして聴かせてほしいなんて思ったりするけど、そんなことは現実的にあり得ないだろう。レコーディングを改めてするなんてやるわけない。しかし求めているものは近日中に得られることが確実だ。れんかいふたりバージョンを大量摂取できる予定がある。

ああーー早く円盤発売しないかなぁ(ワクワク)

そう、来月発売のツアー『ピース』の映像がすべての曲たちの「れんかいふたりバージョン」なわけで。このセトリ、半分はおそらく私にとって初めて見る聴く曲たちだから、れんかいバージョンで「初聴き」できる。『ichiban』のように『彩り』のようにそして『Key of Heart』のように。多くの曲たちにれんかいの声で出会える。

「初めて」をれんかいで。そう思うと楽しみで楽しみでしかたがない。

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