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2度目の胚移植

画像は病院近くの公園に植えられていたお花。チューリップの葉に牡丹の花を乗っけたような姿、名前は分からないがちょこんとしてて可愛い。

2度目の胚移植。病院は午後からなので、例によって朝から八幡大菩薩にお参りした。

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天気もよくて、昼間は少し暑いくらい。可愛い桜が咲き始めていた。

おみくじはまた末吉だった。前回の胚移植の日も末吉だった。以前マシュマロで「行く末に吉」と教えていただいたので、今回もそう思うことにした。

途中でお昼を食べて、そのまま病院へ。最寄りで降りたら目の前のおっちゃんのリュックが全開だったから教えてあげた。コミュ障なのでそそくさと病院に向かったのだが、その後病院で採血を待っていたらさっきのおっちゃんに「先程はありがとうございました」と声をかけられた。徳を積んだなぁ。

採血して、この日は先にプロゲステロンの注射を打つことになった。いつも通り上腕に打ってもらおうとしたが、看護師さんが「ちょっと粘度があって量が多いから上腕だと痛いかも」と言うので尻に打ってもらった。左上腕は前日に新型コロナワクチンを打っていたから、上腕なら利き手の右に打つことになる。利き腕があんまり痛いと仕事ができなくなると思い尻を選んだが、なんと今までで一番痛くなかった。これまでの人生で打った注射の中で一番痛くないくらいだった。あの看護師さんすごい。

培養室のあるフロアに移動し、順番を待つ。前回はここで結構待った。秘宝の里超難を3周くらいした覚えがある。今回も待ってる間に大阪城を掘り進めようと思っていたのに、出陣もしないうちにすぐに呼ばれた。そんなものかと思っていたが、処置室に入ると看護師さんか培養士さんの慌てる声がしたから、やっぱり早過ぎたのかもしれない。

前回同様、胚移植自体はあっさりしたものだった。天井の電灯に映る主治医の動きをぼーっと眺めていたらいつのまにか終わっていた。この病院は移植したたまごの写真をくれるのだが、なるほど確かに前回より割球の粒が揃っている。ただのたまごなのに、なんだか賢そうな顔をしているようにさえ見える。さすがG1。

言うまでもないことだが、胚のグレードと生まれてくる子の賢さは一切関係ない。

その後は外来に戻って採血結果を確認。エストラジオールは十分だがプロゲステロンが若干低い。思ったように薬が効かない患者さんを前に首を捻る、その感覚は自分にも覚えがある。なんだか申し訳ない気持ちになっていると、衝撃の一言が。

「プロゲステロンの値が低いので、今回はプロゲステロンの注射を足します。×日と×日の2回」

まだ注射するのか……!仕方ないのは分かっているが、やっぱり注射は怖い。人に打つのは平気だが自分が打たれるのは毎回怖くて仕方ない。自己注射にできるそうなので、例によって自宅で夫に打ってもらうことにした。自分で打つのは怖すぎて無理だ。

※家族であっても、医師や看護師の免許がない人に注射してもらうと法に触れる可能性があるのでご注意を。うちの夫は医師なので問題ない。

2週間後に判定の予約を取って、この日は終了。今度こそ居着いてくれますように。

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