さよならDHC
化粧品・健康食品大手「DHC」。サプリメント類がどれも成分含有量のわりに安くて、しかもどこでも売っていて入手しやすいことから、わたしも妊活の友として愛用していた。
ところが最近になって、DHCが炎上していることを知った。原因は公式に会長名義で掲載されたこの文章。
かばいようがない、どうしようもない差別丸出し記事である。2020年11月中旬に掲載されて12月中旬ごろから炎上しているようだが、なにがすごいって炎上から3ヶ月以上経った現在(2021年4月上旬)でもまだ堂々と掲載されていて、調べた限りでは謝罪や釈明は一度も出されていないのだ。しかもわたしが知らなかっただけで、DHCは以前にも、主に会長の差別発言で繰り返し炎上しているのだという。
わたしは基本的に「商品の良し悪しに中の人は関係ない」と思っている。が、それは中の人の問題ある部分が「表に出てこなければ」の話だ。中の人が本当はゴリゴリの差別主義者だとしても、その思想をひとり心に抱えているだけなら、だれもそれを責めることはできない。しかしその差別思想を躊躇いなく開陳する、しかも会長名義で自社の公式サイトで堂々と書き連ねるというなら話は別だ。そんな人物には1円たりともお金を落とすわけにはいかない。
買ったサプリメントはもったいないので使い切るが、次はもう買わない。ビタミンCだってコエンザイムQ10だって、国内外さまざまなメーカーが品質・含有量共に信用できる製品を多数出している。値段は少々上がるが、どれもそこまで高価なわけじゃない。しがみつく理由はひとつもないのだ。
さよならDHC。
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