【自己紹介】~非当事者の方へ~
初めまして!ピノコです。アッチョンブリケ!
暗く、そして悲しいストーリーを見に来ていただき、ありがとうございます。
これは実際に私の身に起こったことですが、プライバシーと娘のために、設定や内容は若干変えています。ご承知おきください。
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少しだけ、今の日本の現状をお話しさせてください。
信じられないことだけど、司法、、というか現在の日本の裁判所の現状では、婚姻中であれ子どもを一方の伴侶に連れ去られてしまうと「判例」と「継続性の原則」が優先されるため、裁判所に助けを求めても、親権はおろか、子どもと会うことまでも難しくなってしまう、という理不尽な「親子の引き離し」が合法的に行われています。
裁判で勝てる可能性はなんと7%、とても低いです。(そして悲しいかな、民事なので判決に強制力はなく、子の引渡しの判決が出たとしても、任意、、相手が応じなければそのままになってしまうのです!!)
ですが、この物語の主人公、紗英のように「大丈夫、これはいつもの喧嘩の延長だわ・・」と思い、気づいた時には手遅れ‥なんていう悲しい話が実際に、後を絶ちません。
夫婦の争いに巻き込まれて傷つくのは他ならぬ子どもたちです。
突然、大好きなお父さん・お母さんを奪われ、会えなくなった子どもたちは、健気にも「お父さん・お母さんが会いに来てくれないのは自分がわるい子だからだ」と思い、自分を責めてしまうようです。
引き離された親は、どうにかして「そんなことないよ、パパ・ママはあなたを愛しているんだよ!」と伝えようとしますが、それすらもままないのが、今の日本です。
裁判所の判決では、(連れ去られた親のほとんどが、同じコースをたどります。裁判所だって所詮お役所仕事、全てがマニュアル通りです。)引き離された親が子供と過ごせる時間は、わずか月に1回、2時間です。良くても月に2回、それぞれ2時間。つまり、年間12回、もしくは24回しか、親なのに実の子どもに会えないのです!時間で言うと、年間24~48時間です。これはつまり、365日中の、たった1日分です。
これでは、失った時間を取り戻すことは出来ません。子どもはどんどん大きくなるので、そうこうしているうちに親より友達のほうが大事になってしまい、面会はさらに難しくなっていきます。(親子が会うことを「面会」と呼ぶのは、おかしな話なのですが。私は今でもこの呼び方が嫌いです。)
もちろん、子どもを連れ去る人の中には深刻なDVに悩んでいる方や、愛する子どもを虐待から守るために仕方なく、などの「逃げるしかない事例」もあることでしょう。
ですが、半ばうつ状態で判断の鈍っている親に、「親権を取りたかったら、まずは子どもを連れ去りなさい!」とアドバイスする悪徳弁護士がいるのもまた事実です。(弁護士は、裁判に勝った場合、婚費や養育費などの「一定収入」、いわゆる「報酬」が得られる仕組みになっています。そしてこの裁判は勝訴が容易いのです。)
そんなことが起こってしまう理由に、DV認定をする時、役所が「事実認定」をしていない事があげられています。役所も「人不足」のこのご時世、マンパワーが足りないのは深刻な問題なのでしょうが、だからといって愛し合う親子が引き裂かれていいはずがありません。早急な制度と法律の改正が必要です。
・・・と、重たい話ばかりになりましたが、いいニュースもあります!
共同親権や共同養育に関する議論が盛んな昨今、ついに共同親権が国会の諮問入りを果たしました。
8888888!!! \\^o^//
2月10日、上川陽子法相は親が離婚した子の養育等に関する法制度の見直しを法制審議会に諮問した。議論の焦点の一つが、この共同親権導入の是非だ。父母のどちらかしか親権を持てない現行の「単独親権」制度は、離れて暮らす親(別居親)と子の交流を妨げ、親子の断絶を生むとして、これまで別居親が中心となり導入を求めてきた。しかし今、子どもと同居するシングルマザーからも、共同親権や、父母が子育てに関わり続ける「共同養育」を望む声が出てきている。共同養育や共同親権が子どもや別居親にとってばかりでなく、シングルマザーにとってもプラスが多いとする。
http://bit.ly/3dD91MR
~ yahoo ニュースより ~ 2021/2/22
いずれ親に、じじばばになる大人である私たちは、この悲しい歴史を子どもたちに引き継がせてはいけません。
少しでも興味を持ってもらえたら、そのキーボードを叩いて、「共同親権」「共同養育」などについて調べていただけたら嬉しいです。そしてあなたの大切な人たちと、この問題について話し合ってもらえたら。。きっとなにかが変わるはず!
日本、いや、世界は今、大きな転換期にあります。明治以降に作られた法律は当たり前だけど今の時代にそぐわず、見直そうという大きなムーブメントがあらゆるところで生まれ、実際に形を作っています。
私は、生きているうちに日本が共同親権になるところを見られたら、こんなに嬉しいことはない!と思います。
そんな素敵な景色を、あなたと一緒に見ることができますように!!
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長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
乱文、乱筆お許しください。
深夜のリビングで、娘の寝顔を眺めながら。
ピノコ拝
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