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抗がん剤治療3クール目終了
今日で抗がん剤3クール目も何とか無事終了しました。
今回は今まででいちばん食欲がなかったような気がする。
吐き気とかはないのだけれど、便秘がひどくお腹が張っている感じがして
食事がどうにもすすまない。しかも眠だるさがあったので、ベットで横になっている時間が長く、全くお腹が空かない。味覚障害が多少あるので、口の中が常に苦酸っぱい感じがして気持ち悪いので、ずっとガムを噛んで乗り切ってました。
脱毛が止まった?
そういえば脱毛がピタリと止まり、現状は落武者状態を維持中といったところでしょうか。もう抜けないのかしら?もう少し時間が経つと抜けるのかしら?
人それぞれ症状が違うとは思うけど、何となく中途半端でストレスになる。
いっそのこと、抜け切ってしまった方が対処のしようもあるんだけどな…。
特にウィッグなどは考えていなくて、今のところは家族くらいしか会わないので帽子でOKなんだよね。
医師からは無理に抜いたり剃らない方が良いとのことなので、そのまま放置するしかない。
退院の日
退院の時はいつもと同じく「好球中」の数値が下がらない為の皮下注射と抗生物質で感染予防をし、いざ退院!
あ〜次は手術なんだよな…。
抗がん剤治療よりむしろ術後のことが気になって、正直だんだん不安が…。
「好球中の数値が激減」「B型肝炎の活性化」など、今まで耳にするすることが無かったワードにビビってしまって、どうなることかと思ったけれど、とりあえずはここまで順調に抗がん剤治療が終わったことにはホッとしている。先のことを心配してもしょうがない。
「なるようにしかならない」が口癖なので。
「ありがとう」
入院中、何度も「ありがとう」という言葉を言ってるなと、ふと思う。
今までこんなに「ありがとう」を口に出してたかな?イヤないな。
職場や家ではではそれなりにお礼は言うけれど…。
社交事例的な会話でのありがとうで
ここまで有難いとは思えない、やっぱり性格悪いのか私…。
入院して【感謝の言葉を口に出す】ということの大切さを改めて実感する。
医師や看護師さん、その他お世話をしてくれるスタッフさんと毎日顔を合わせ色々とお世話をしてくれて、最後にはいつも「ありがとう」。
他の患者さんたちも常に「ありがとう」の言葉が自然と飛び交っている。
実に不思議な空間だった。スタッフさんは仕事だから当たり前のことなんだろうけど、こっちとしては本当に有難いなって思う。
如何に普段の生活でも家族に「ありがとう」って言っていないことに今更ながら気付くとは…。してもらって当たり前の人生だったことに猛烈に反省。
でもね、実際こうなってみないと分からないことだってあるのよ。
と自分に言い訳をしてみる。
病院にいると「ありがとう」ってお礼の意味で口にするのだけれど
何となく口癖になっている。
ありがとうが口癖って、何だか心地よい。
退院日の昼食は、病院食はやめてお赤飯にしました。
食べたいものを食べたい時に食べられるという幸せを噛みしめる今日この頃です。
このブログでは、私の食道癌との闘いを記録していきたいと思います。同じ病気と闘っている方、そして、これから検査を受ける方にとって、少しでも参考になれば幸いです。