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主治医とのコミュニケーションは大事!食道がんステージ2手術後の選択

食道がんステージ2手術後の選択-臨床試験に参加するか、経過観察にするか?

私は食道がんステージ2の診断を受け、手術を受けました。食道の大部分を摘出する「食道亜全摘手術」です。その前にはDCF療法という抗がん剤治療(術前化学療法)も行い、なんとか乗り越えました。手術は無事成功し、術後の病理検査の結果、完全奏功(がんが完全に消失している状態)との診断を受けました。
あくまで今の所ではありますが。

前回書いた記事に訂正があります。


なぜか自分でも悶々としていました。
この部分です。

術後の病理検査の結果、完全奏功(がんが完全に消失している状態)との診断を受けました。



色々調べてみましたが、免疫チェックポイント阻害薬(オプジーボ)を主治医が提案するということは、完全奏功ではなかったということです。自分の理解不足だったこともありますが、癌が完全に消えていれば、オプジーボの投与を勧めませんよね…

ある癌専門医の先生に質問しました

先生の回答は:
癌によっては術前に抗がん剤をして癌が消滅する場合もあるが、食道癌(ステージ2)の場合では、術前抗がん剤で癌が完全に消えることは普通はない。手術で癌を取り切れて、リンパ、遠隔転移なしの場合でもCTに写らない癌が残っている場合があるかもしれない。なので根治的切除が出来た場合でも完全奏功ではないので、再発リスクがあるかもしれないので、術後補助療法を勧めたのではないか。

というアドバイスをいただきました。

なるほど。腑に落ちました。
私の勝手な思い込みもありますが、主治医の説明もざっくりだったので…

術前の説明で主治医に聞いていた質問が頭に残っていたんです。

私:術後の病理検査の結果で免疫チェックポイント阻害薬はしなくていい場合もあるんですよね?
主治医:その場合もあるので、また術後に考えましょう

素人考えとしては、しなくていい場合に賭けたいですよね笑
「術後の結果でステージ2確定でリンパ転移なし遠隔転移なし数値的にも異常はありません」と言われると、今の段階では癌が体からなくなったものだと思ってしまったのです。

でも、アドバイス頂いだ癌専門医の話では、「食道癌ステージ2で術前DCF療法で完全に癌が消えることは普通はない」ということは、主治医が言った「その場合もある」といった意味は?私が拒否することもあり得る?という意味だったのですかね…。

今となっては確認しようがないのですが、医師とのコミュニケーションは本当に大事だなと思いました。

改めて免疫チェックポイント阻害薬オプジーボの説明書をじっくり読み分からない所を書き出してみました。
質問するにも、何が分かって何が分からないかが分からない。

質問する側も勉強は必要だと猛反省しました。
次回の診察では納得いくまで主治医と話してから、免疫チェックポイント阻害薬
(オプジーボ)をするかを決めたいと思います。


このブログでは、私の食道癌との闘いを記録していきたいと思います。同じ病気と闘っている方、そして、これから検査を受ける方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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