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白い巨塔と食道がん

自宅療養をしていると自由な時間が増え、今まではあまり見ることがなかった
お昼の再放送ドラマを見ている時間が増えています。

今やっているのが唐沢寿明主演の医療ドラマ「白い巨塔」
岡田准一バージョンより私はこっちが好きだ。
このドラマは以前に何度か見たことがあり、何となく医療裁判でドロドロだったくらいは覚えているのだけれど、内容の詳細までは記憶にない。
が、が、今回は訳が違う。

そうか!財前五郎は食道噴門癌の若き権威だったのか!

知らんかった〜というか全く覚えていない…。
気にすらしていなかった。

「白い巨塔」を知らない方の為に簡単にあらすじを書いておきます。

「白い巨塔」は、野心的な外科医・財前五郎が教授の座を狙う権力闘争を描いたドラマです。財前は医療ミスを犯し、患者の死亡後に訴訟に直面します。裁判では証拠隠蔽や偽証が行われ、財前は勝訴しますが、真実を語った里見は左遷されます。のちに控訴で負け最後は自身が末期がんとなり、ライバルの里見らに見守られながら息を引き取ります。遺言は特に語り草となっている。

「屍は生ける師なり。なお、自らがん治療の第一線にあるものが早期発見できず手術不能のガン死すことを心より恥じる。財前五郎」

財前五郎の遺言

ちなみにドラマは3パターンあり、田宮版は当時日本においてガン死亡率が最も高かった胃ガン。唐沢版では消化器ガンのうち早期発見が比較的難しく予後がよいとはいえない食道ガン。直近の岡田版は疾患は早期発見が最も難しい膵臓ガンに変更されています。


自分が「食道がん」になったことで、今まで以上に「食道がん」というワードに敏感になっているのかもしれないな…。


このブログでは、私の食道癌との闘いを記録していきたいと思います。同じ病気と闘っている方、そして、これから検査を受ける方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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