逆上がりは誰でもできる
柴田式逆上がり指導法・誰でもできるようになる方法
◆タオルを使って逆上がりをすると、できるようになります。でも、タオルがないとできません。
くるりんベルト(逆上がり練習ベルト)のような練習ベルトもまわるという感覚をつかむためには有効な手段です。
しかし、ないとできません。
◆この「柴田式逆上がり練習法」は「まほうの板」さえあれば、それが、なくなってからでもできるようになります。
◆指導の手順です。
①30㎝幅の板をもって、「かけあがってこい!」と言います。
②かけあがると、手に体重がぐっとかかります。
上まで来たところで、ぐいっと前に押してあげます。
この反動で、まわるのです。
③手にかかる体重が、何回かやるうちに、軽くなってきます。
そうしたら、しめたものです。
けりあがる、タイミングをつかめたということです。
④板の角度を低くしていきます。
前にぐいっとおさなくても、自分の足のけりの力がこのころには
強くなっていますので、自分でできるようになるのです。
◆この方法は、跳び箱を跳ばせるときにだんだんおしりにかかる体重が
減っていくのと同じです。
◆跳び箱と踏切台をつかった段階法や、逆上がり練習機よりもさらに
効果的な方法だと自負しています。