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BLを描いてたらメンヘラクソビッチをやめられた話(1)

1.はじめに

 メンヘラクソビッチ時代をnoteにまとめてみようと、自分のことを掘りさげていくうち、『あれ?「昔からイラストを描いてます!」という割に実はそんなに長い年月描いていなくない?』ということに気がついてしまいました。
      →メンヘラクソビッチ時代を描いた自己紹介はコチラ

自己紹介にあるように、20代はメンヘラクソビッチ寝たきり社会から遮断された引きこもり状態の三拍子がそろったヤツでした。

 人間の三大欲求と言われる「食欲」「性欲」「睡眠欲」。
 メンタルが削られるたびに、その食欲と性欲がモリモリ減り、当然のことながら、自分の好きなことには一切興味を示さなくなってしまったわけなので、好きだったはずの「イラスト描き」なんてもっとも自分から遠くへ行ってしまったわけです。
まるっと20代の約10年はペンを握った記憶がほとんどありませんでした

 それ以前は?というと、たしか、メソッドをまるで無視した落書きのようなイラストを描いてはいたのですが、
周りにド上手い友達がいるのをみて、自分の下手さがあんまり恥ずかしくなり、すっかりイジケてしまった記憶です笑

 そんなこんなで、マトモに「描きたい!」と思ったのは、メンヘラクソビッチを脱する少し前
33歳の頃だったのです。

2.メンヘラクソビッチ、BLに再度目覚める

 それも、当時付き合っていた彼が夢中になってプレイしていた、とあるオンラインアクションゲームに登場するキャラのことを、とっても気になったのがきっかけでした。

 そのゲームでは自分のキャラを作成することができるので、
私もいつの間にかそのゲームを「やってみたいな」から徐々に足を踏み入れていました。

 そこで私が作っていたのは男性キャラ。
 物理的になれない理想のキャラクターを作って、好きなゲームのキャラに仕えに行く、というゲームの中の日常。

ある日、私の脳内にふと妄想がわきます

『あれ、これって色んなセリフ喋らせたり動かしたりしたら面白くないですか・・?
私の中に好きなゲームキャラとのBLが爆誕してしまった瞬間でした笑

BLというメジャーなカテゴリとなる以前、果ては10歳のころから「やおい(※1)」歴がある私なので、
あって当然(?)の発想でした。

※1
”男性同士の恋愛や肉体的睦び合いを描写した作品群。”
引用:ピクシブ百科事典

 何より、メンヘラを乗り越えかけて、有に10年ぶりに自分の「好き!」と言えることを認識でき、それは何とも新鮮な瞬間でした。

3.脱メンヘラクソビッチまでさらに試練が…

 とはいえ、軽くカミングアウトできることではなかったので、
今に至るまでBL風味は取っ払い、「イラスト描くのが好きです」という優しい言葉で誤魔化すことが続きました。

ところが、このBLを描いていたことが、
私が真にメンヘラクソビッチを脱することになったのです・・!

ーーー
◆つづきはコチラから!
    ↓↓
BLを描いてたらメンヘラクソビッチをやめられた話(2)

◆メンヘラクソビッチって・・?
 驚きの20代編はコチラからお読みください
    ↓↓
2回書類送検され2回精神科入院をしたメンヘラクソビッチ15年の軌跡

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