BLを描いてたらメンヘラクソビッチをやめられた話(2)
1.出た!「執着」という怨念
当時付き合っていた彼と「別れよう!」と決意して資金を貯めていた頃、お勤めしていた職場でなんとなーく気になる人が現れました。(すぐ人を気にあるあたりがまだまだ依存心が抜けてない感じです笑)
どうにか連絡先を交換できて、私が引越しをしてからも、なんとなーくやり取りが続いていたのですが、突然その日々が終わりを告げました。
そう、未読スルーです(笑)
普段から忙しい人のようで、返信が1日遅れて戻ってくることもありましたが、来る日も来る日も返事が来ず・・『まさかこれが・・・』と私は気が気じゃなくなりました(せっかく新天地でスタートを切ったのに)
2.占いジプシー再燃…執念のアファメーション
私の悪い癖が出てしまい、占いジプシーが再燃。
いろんな占い師に相談するのですが、結果が二分し、
時には『占いジプシーはやめてください』『色眼鏡で物事をみている』など言われて、あまりに腹が立ち、サービスを管理する会社にクレームというお問合せをしたことも。
今となっては、なぜそう言われたか、理解ができるのですけどね・・笑
生易しい言葉をかけ続けていたほうが占い師にとってはいいお客さんになるのですが、敢えて厳しい言葉をかけてくれる有り難さが当時は理解できませんでした。
その時、私がかつて占いジプシーだったころ、とあるスピリチュアルカウンセラーの人につくってもらった「アファメーション(※1)」の一部ですが、
「私は、彼のことを心から愛し、また彼もまた心から私のことを愛してくれました。無事、お付き合いしました。ありがとう、愛しています」
でした。
(※1)
アファメーション(affirmation)とは
・断言、確言、肯定、(宣誓に代わる)確約
引用:Weblio英和辞書
・なりたい自分や目指したい姿を実現するための肯定的な思い込み、あるいは自己暗示
引用:ハッピーライフ
このアファメーションは、私が心から望んでいることを言語化し、無意識下に語りかけることで、現実へ引き起こす効果があります。
念仏のように私は毎日毎日、来る日も来る日も言い続けました。
スマホをチェックし続けました。
クリスマス時期も近かったので、会えると信じてプレゼントも買って用意をしていました。
すごい執念。
今思うと怖い・・
3.メンヘラクソビッチを脱する瞬間、来る!
でも
一向に返事は帰ってきませんでした。
さすがに、三ヶ月過ぎぐらいから疲れてきて、新生活も慣れて徐々に今のほうが楽しくなってきました。
ふと、あ、そういえば・・と思う頃になるまで、やや半年以上はかかったのではないかと思います。
イラスト練習するぞ!と意気込んでいたのもあって、部屋で好きな曲をかけながらキャラに言わせたいセリフを考えたり、ストーリーを練ったりしていたときにふと気がついたのです。
私が好きなゲームキャラと、自分の作ったキャラとのBLは最後にはちゃんとハッピーエンドとなるのですが、
それぞれのキャラの性格が『・・ん?これってどっちも自分みたいな性格だよなあ・・』
なんだかふと、
「私ともうひとりの私とが、仲良くハッピーエンドって…なんだかおもしろいぞ…?!」
と、ひらめいた感じがしました。
そうすると、
急に本当のことに気がついちゃったというか、
すっとーんと肚に落ちたというか
何とも言えない、満ち足りた幸福感がわきおこってきたのです
4.結局は自分の問題
わたしは恋愛のこと、というか人間関係のうまくいかなさを
自分の「外側」に原因を感じて、「外側」をどうにかしようとして、もがいて苦しんでいたんだと思います。
本当は、自分の「内側」の問題だったんです。
どこかでは耳にしていて知っていたはずなのに、自分ごとに捉えておらず、このことがまったくわかっていなかったんです。
それがなんと
「自分が描いているBLで気づいちゃった」
「おれスゲーーーーーーーーーーーーーー!!!」
という類まれなクリティカルヒットによって、私の前がひらけました
その瞬間が、わたしが本当に
「メンヘラクソビッチ」をやめられたときでした。
それ以来、占いジプシーはすっぱりとやめることができ、
執着していた人のことも「スゥッ」と手放すことができ、
「今までのアレ(メンヘラクソビッチ)は何だったんだろう・・」
というぐらい、自分の心が平和になりました。
これが、メンヘラクソビッチを脱することができた経緯です。
そして、私ともうひとりの私の物語(BL)は今も描きつづけています。
不思議ですが、
どちらも男性の役割ができます。また女性の役割もできます。
いつでも、どのようにでも、両性を演じることができる二人です。
ふてくされている私を、もうひとりの私がどうしてあげたらよいか、わからなかったんです。
ただただ、そばにいることしかできませんでした。
というか、それが愛だったということに、ふてくされていた私が気がついていなかったんですね。
そこに気がついた今は、ぶーたれる私をそっと見守りながらも、上手に手のひらで転がすように、うまく寄り添っている感じです笑
それが、ちょうど私が描く二人のいつもの姿でもあります。
5.まとめと今後の目標について
イラストを再び描きはじめてから8年が経ちました。
実のところ、私の描くBLは、まだまだ描きたい絵柄で作品を完成するに至っていません。
頭のなかにあるエピソードでまだ描けていないものもたくさんあります。
正直、8年経って「まだこんなんなの?!」と、ときどき自分の上達の遅さにビックリして悔しくなることがあります。
ときには、嫉妬することもあります。(こういった話題も追々、記事にできたらいいなと思っています)
まだまだ、私の道のりは長そうですし、
イラストは、描きはじめるとレベルの上限がないので、下手すると一生かかってもまだ描いていそうです。
メンヘラクソビッチを脱し、せっかく長らえた命を何か有効に使えたら・・と思い、自分の得たスキルで誰かの役に立てたらいいな、と考えています。そして、今後はイラストの収益化を目標に活動をします。
よかったら、ぜひコチラの自己紹介もご覧ください!
◆メンヘラクソビッチって・・?
驚きの20代編(自己紹介)
↓↓
2回書類送検され2回精神科入院をしたメンヘラクソビッチ15年の軌跡
Twitterでも活動をしてますので、よかったらフォローもぜひよろしくお願いいたします!
https://twitter.com/Pinochoco_37
ありがとうございました!