小学生でもわかる入るべき保険について
保険とは何か?
保険とは不幸が起こったときに貰える配当金のことである。
前の記事にも書いたが、もともと保険は不幸の宝くじである。貿易が活発だった大航海時代において商船が沈没してしまうと損害は商船の持ち主が支払う仕組みである。商船の持ち主が支払う負担を減らすためにいつもは保険金を海上保険会社に支払って、商船が沈没した場合は海上保険会社から保険金が貰えるという仕組みである。
カジノのルーレットに例えると、当たりの目が保険の対象(これを保険事故と言う)で外れの目が保険の対象外である。加入者全員が賭け金(保険金)を支払って、当たりの目が出た人だけが配当金(保険金)を貰える。
例えば生命保険と言う名前のルーレットに賭け金を支払った場合は、死亡した(当たりの目)人は配当金(保険金)が貰えて、かすり傷程度の創を負った(外れの目)人は配当金(保険金)は貰えない。
これが保険の仕組みである。
加入が義務である保険(重要度 Level 3)
厚生年金、国民年金、遺族年金、国民健康保険
加入すべき保険(重要度 Level 2)
がん保険、火災保険
加入した方がいい保険(重要度 Level 1)
生命保険、自動車保険
それぞれ解説しよう。
厚生年金について
厚生年金は20歳から60歳の全国民が支払う。この年金は定年後に貰える。
オススメ:全員
国民年金について
国民年金は会社員または公務員が支払う。この年金は定年後に貰える。
オススメ:会社に勤めている人または公務員
遺族年金について
遺族年金は生前に25年以上年金を納めた人が貰える。
オススメ:配偶者や子や孫などがいる人
国民健康保険について
国民健康保険は医療費を一部軽減できる保険のことである。例えば国民健康保険に加入している場合は、医療費を本来10割全て負担しなければならないところを自分が支払う医療費を3割程度に軽減できると言った仕組みである。
オススメ:全員
がん保険について
がん保険の保険金は癌と診断された人が貰える。がん患者がいる人は2人に1人はがんになると言われている。
オススメ:癌になった家族がいる人
火災保険について
火災保険は家やビルのような不動産が火災によってなくなってしまった場合に発生する保険のことである。賃貸暮らしの場合はだいたい大家さんが支払ってくれる場合が多い。そのため、賃貸暮らしの人は火災保険と相性が悪い。
オススメ:持ち家持ちの人
生命保険について
生命保険は死亡すると貰える保険金のことである。生命保険は死亡した人に家族がいることが前提条件なので、一人暮らしと相性が悪い。また、税金が控除できる生命保険もあることはあるので、税金が控除できる保険に入れば節税効果が期待できなくもない。
オススメ:家族持ちの人
自動車保険は自動車を持っている人は必ず支払う義務がある。この保険金は事故が起こった場合に貰える。
オススメ:自動車を持っている人
参考サイト
https://www.b-minded.com/seimei/seimei-type/
https://sure-i.co.jp/journal/insurance/entry-966.html
https://hoken-all.co.jp/seimei/no-need/