人には優しく親切に【縁の下の力持ち】
コンドミニアムは様々な人が運営に携わっています。
この人たちが居てくれるおかげで、平穏な生活を送れているのですが、
本日はその中でも特に重要な職業をご紹介します。
「アドミンスタッフ」
日本では聞きなれない言葉だと思います。アドミンには「管理」という意味
があり、フィリピンでは大体どこの会社にもアドミンスタッフがいます。
仕事内容としては書類の整理や電話対応、顧客への挨拶、駐在員の部屋のサーチや契約書作成と仕事は多岐にわたります。
「メンテナンススタッフ」
コンドミニアムにはメンテナンススタッフが駐在しており、部屋で
困ったことがあると、テナントはアドミンへ電話
そしてアドミンがメンテナンススタッフを呼んでくれます。
彼らはトイレの水漏れや蛇口を交換する等様々なことに対応してくれます。
「ガードマン」
コンドミニアムの入口に24時間いてくれる存在。住人以外の人が用もないのに入ってこないように常に見張ってくれています。
コンドミニアムにはこのような方々が働いていてくれるおかげで住人は安心して住むことができます。しかし、この仕事をただの肉体労働者としてしかみない方が一定数います。
そういう方は人前で大声で罵ったりと彼らをぞんざいに扱います。
きっと「賃料や管理費は払ってる!!テナントが困っていたら、融通を利かしたり、手伝うのが当たり前だ!!」と思っているのでしょう。
でも待ってください。
彼らはあなたから給料を直接もらっているわけではありません。つまりあなたのスタッフではありません。あくまで職業として規則に則り、それぞれ仕事をしているだけです。その規則を超えてしまえば、たとえテナントであろうと、止めるしかありません。
不動産会社はそれこそ多くのコンドアドミンやメンテナンス、ガードマンたちと繋がりがあります。この人たちの協力なしで絶対に、絶対に仕事がうまくいきません。ではどのようにお付き合いをしてくか??
答えは簡単です。
対等の立場で話をするだけ。「おはよう」などの挨拶や「調子どう?」なんてちょっとしたことでもだいぶ関係性が作れます。お願いを聞いてもらえば、お礼の言葉を言いますし、クリスマスには日ごろのお礼としてプレゼントを配ったりもします。
つまり相手を認めていることを態度で示すことが、相手にとってはとても嬉しいのです。
関係性をしっかり作れると様々な融通を利かせてくれます。(これに関しては良し悪しがあることは認めます)
Move in & out sheetが入居ギリギリになっても受け付けてくれたり、メンテナンスが優先的に来てくれたりと不動産会社にとってはとても有難い限りです。
でもよく考えたら、みんな人間ですから仲良くなれば手伝ってあげたいですし、罵られれば気分を害しますよね。たとて相手が悪かったとしても。
既にフィリピンにお住まいの方はご存じだと思いますが、コンドミニアムに限らず、ヴィレッジやサブディヴィジョンでもバランガイの長や関係各所に仲の良い人がいるだけで、住みやすさがだいぶ変わってきます。
でもどうしてもこの人は無理と思う方も中にはいるでしょう。その場合、わざわざ対立をせず敵にならないように、遠い知り合いのようなお付き合いをしていくと良いでしょう。
自分が気持ちよく生活できるかどうかを他人に任せるとイライラしますので、自分ができる範囲で一歩前に出ると、より住みやすいフィリピンになりますよ。
それでは。
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