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オーナーへのリクエスト
日本では一般的なことではないと思います。
僕が日本に住んでいた時もオーナーにリクエストするなんて聞いたこともなかったですし。
フィリピンのコンドミニアムでは賃貸の形態上、家具付きで借りることがほとんどです。
そしてお部屋を決めた後、Letter Of Intentという書類をテナントはオーナーへ提出します。
この「Letter Of Intent」は基本合意書と呼ばれるもので、オーナーとテナントの間での仮契約のような意味合いを持ちます。
書面には以下のような内容を記載します。
1. 契約者の氏名
2. 契約期間
3. 支払い方法
4. テナントからオーナーへのリクエスト
今日は4番目の 「テナントからオーナーへのリクエスト」についてみていきます。
日本から初めてフィリピンへ赴任される場合、何をリクエストしたら良いのかわからないことがほとんどです。
そこで今回はこちらの4つのラインナップよりあったら嬉しいものなどを含め、
人気リクエストNo1
「靴箱」
フィリピンの一部家庭では玄関で靴を脱ぐ習慣がありますが、ほとんどの方がアメリカ方式で靴のまま部屋に入ります。そのため、靴箱を置いているお部屋が少ないためです。
フィリピンの物件には上がり框(かまち)が無いので、玄関に靴を置くために必須のリクエストと言えるでしょう。
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人気リクエストNo2
「キッチン用具と食器類」
日本から駐在員としてこちらに来る際、必要最低限のものを持ち込まれることがほとんどではないでしょうか。食器類を持ち込まれたという話をほとんど聞きません。LOIを作成する際に、フライパンや食器一式をリクエストに加えることで入居日当日から料理をすることができます。
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人気リクエストNo3
「ウォーターディペンサー」
フィリピンでは水は基本、購入するものです。
このような大きなボトルを利用しているご家庭が一般的です。
そしてこれを備え付ける機械をウォーターディスペンサーと言います。
この機械が無いと毎回ボトルから直接水をグラスに移すため、大変です。
しかもこのボトル1つあたり5ガロン(約19キロ)とかなり重いのです。
ボトルから直接グラスに移すのは大変ですので、浄水器でもない限りリクエストに入れておいた方がいいでしょう。
番外編
第1~3位までは生活に欠かせないものですし、ほとんどの方が納得されると思います。
ここからは日本では考えられない、驚きのリクエストについて書いていきましょう。
「インターネット料金」
インターネットは今や生活に欠かせないインフラですが、なんとこちらの料金をオーナーに支払ってもらうようリクエストすることもできます。
事前にプランや料金などを決めて、毎月いくら掛かるかをオーナーに提示できるようにしましょう。
了承してくれるオーナーはかなり少ないですが、試してみる価値はあります。
注意点としては支払いをオーナーに任せるので、テナントや不動産会社のコントロールが出来ないところです。オーナーによっては支払いを滞納してしまい、ネットが止められることがあります。
こうなるとオーナーが支払うまでネットを利用することが出来ません。
また、請求書がオーナー住所やメールアドレスになっていると、自分が払いたくてもオーナーの対応を待つという対応に迫られます。
いかがでしたでしょうか。
リクエストの作成は後から変更が効かないので、事前にしっかりと準備をして置くといいですね。
内覧時の部屋の写真があると、後々振り返りをする際に確認をしながらリストを作成できますので、是非写真を撮ってください!
それでは。
#フィリピン不動産 #コンドミニアム #リクエスト #LOI #必需品