箱根外輪山
2024年5月に箱根外輪山へ行ってきましたが、
この時は全体の2/3しか進めず、
この度2024年10月に残りの1/3を進み、
無事一周完遂してきました。
GWに初めて「外輪山」という言葉を耳にして、
かつ「ナイトハイク」なんていうちょっと
ココロオドル言葉に惑わされて、
行きまーす🙋♀️なんて軽々しく参加を決意したことを
激しく後悔することになろうとはw
そんな後悔の記録です(笑)
箱根外輪山(前半)
装備と携帯品
◆インナーはランニング用と同じもの
◆NORTHFACEの薄手の長袖
◆アディダスのロングパンツ
◆キャップ(NORTHFACE)
◆靴下(NB)
◆シューズはonのモンスター
◆富士山の時にも使った登山用のストック
◆アディダスのシャカシャカ
◆ヘッデン(250ルーメン?)
◆ザック:NORTHFACEのTRロケット
◆ソフトフラスク(サロモンの500ml)
◆お水500ml×3本
◆MUSASHIのREPLENISH(粉末)×1つ
◆携帯トイレ(心配性なので多めに)
◆スマホの充電池
◆ヘッデン予備
◆セブンの卵蒸しパン
◆カロリーメイトメイプル味1箱
◆おにぎり(ゆかりおにぎりと塩おにぎり)
◆ワセリン・カットバン・薬(頭痛薬など)
◆手ぬぐい1枚
◆薄手のタオル1枚
◆小銭とお金(小銭だけで1000円分ぐらい+お札で3000円分)
◆免許証と保険証(万が一の時のために)
箱根湯本 23:30~
2024年5月4日(土)
気温16.7℃ 湿度78%
新宿から小田急線で小田原→箱根登山鉄道で箱根湯本
箱根湯本着の最終が23:07
小田原でたまやんさんと合流しました。
箱根湯本のコインロッカーが23時までという情報だったので小田原駅の構内へ預けました。
(箱根湯本のコインロッカーは時間表記が23時までになってたけど一応預けられるみたいでした)
箱根湯本駅で最後にトイレを済ませて、
ヘッデン付けたり飲み物の確認。
私は地理が全く分かっていないのでたまやんさんに置いていかれないように必死にあとをついていくだけ・・・・
どこへ向かうかもよく分からないままスタート(笑)
まだ車が通るような道路は意気揚々w
道路沿いを少し歩いたらすぐ階段を上って山の中へ・・
この日は昼間結構暑い日だったので夜になっても昼間の気温が少し残っているうえに、湿度が高くてかなりムシムシしていました。
昼に比べると肌寒い感じがあったし朝方寒いかなという心配もあったので、長袖+シャカシャカを着ていったけど、ちょっと歩くと暑い!!!
最初の神社へ着くともう滝汗だったので、シャカシャカを脱ぎました
神社にあった鐘?が見たことない形だった
これを引っ張るんだけど鐘みたいな音はせず。
神社の先はすでにもう帰りたいレベルの坂…
坂っていうか壁・・・
どのぐらいの坂かを確認するともう足が進まなそうだったので、
ヘッデンで少し前を照らしつつ、たまやんさんの足元の光るonのマークをひたすら見て進んだ。
(富士山登ったときはブレさんの踵だった)
初めてのヘッデンはなんとなく楽しくて、
ワクワクして、大人の遠足みたいでちょっとドキドキしました!!
塔の峰
真っ暗すぎてどこら辺なのか全くわかっていないw
明星ケ岳(AM2:00)
スタートしてから、2時間半
明星ケ岳に到着。
2時間半しか動いてないのに超お腹空いてて、
水分もちょいちょいは取ってたけど、
ここで本格的に水分補給とパンで補給。
こんなに卵蒸しパンがうまいと感じたことなかったなぁ・・・ってぐらいおいしいし、あっという間に完食!!
お腹すきすぎて写真撮ったのが半分以上食べた後だった(笑)
食べかけ失礼。
小田原の夜景と三日月
この標高が書かれた表示があるところで毎回少し休む感じで進みました。
木々のまばらになった平坦なところを歩きながら右側に広がる夜景と海の上に浮かぶきれいな形の三日月🌙を堪能
小田原の夜景と三日月でした。
私の大好きな北条早雲が治めた小田原はこんなにきれいなのかと思うと勝手にうれしくなりました。
函館とは言わないが割とキレイに陸の形が見えてこういう景色に癒されながら進みます。
明神ケ岳(1169m)スタートから4時間
明神ケ岳に着くと、登山者の方用なのかな?
テーブルとベンチみたいなところがあって休めそうだったので、お水をフラスクに入れ替えたり、
またむしゃむしゃ何か食べたり、少し風が出てきて冷えてきたのでシャカシャカ着たりして一休み。
この時ヘッデン消して空を見上げると、
満天の星★☆彡
遮るものがない空間で星だけを眺めるなんてなかなかできることじゃないので、少しの間星を眺めていました。
すごく贅沢な時間を過ごせたような気がします。
仙谷原~矢倉沢峠
4時半を過ぎるとだんだん空が明るくなってきた。
でもまだ足元は少し暗くヘッデンはもう少し付けていました。
明神ケ岳→金時山へ通じるところをひたすら歩く。
金時山は1212mなので、同じ高さをずっと歩かせてくれればいいのにーと思いつつ、一旦下までおろしてそこから金時山へ上げるという・・・
上げたり下げたししなくていいのに(笑)
見てよこの道w
もう気が遠くなりそうでしょw
しかもここ通ってるとき、ザザザザー!!と割と大きなかつ早い足音が聞こえて一瞬ビビる。
熊かと思って超焦って、たまやんさんに、
何ですか!?って聞いたら、
「イノシシかなぁ・・」という、
「イノシシが出たらどうしたらいですか?」
「走って逃げるしかないかなぁ~」
(笑)🤣
走力のない私が山をかれこれ5時間ぐらい歩いてきたんですよw
フルの後に猛ダッシュできる力なんて残ってるわけないじゃないかーと思いながら、逃げないと死ぬなら逃げるしかないか(笑)と心の中で思いながら苦笑いw
白い線引いたけどその隣のくぼんでるところが本来の道。
この軌道で金時山へ向かうのです。
たまやんさんに、あの山が金時山だねって言われたけど、一瞬冗談かと思いました。
1000mの山、富士山に比べたら大したことないだろうと思ってたけど、
ここで初めて知ったのは標高の問題ではなく、
登りやすい山、登りにくい山があるということ。
だんだん夜が明けてきて海の方はきれいな朝焼け。
そして竹藪を抜けたところに見える富士山のてっぺん。
天気が良くて空気も澄んでいたのですごくきれいに見えました。
矢倉沢峠→金時山
金時山までの登山道は岩や丸太の階段が多い!!
もうここに来るまでの間に、のぼりで出る私の掛け声。
よっこいしょ
どっこらしょ
を何千回と聞いているであろうたまやんさんw
(ごめんよ)
下から上がってくるおじさんたちに抜かされまくり。
たまやんさんにはあと一息!といわれるんだけど、
一息・二息・三息・四息・五息しても頂上に着かない!!!(笑)
金時山(1212m)(AM6:17)
Startから約7時間
下から登ってきたおじさんたち何人かに追い越されて、登れども登れどもつかない頂上目指して登り続けていると、先に登ったおじさんが下りてきてすれ違う時に、
「今日は富士山がキレイだから頂上着いたら疲れも吹き飛ぶよ!」
といわれ、で、ですよね・・・と思いながら必死で階段を登る私。
やっと木々の合間から空と建物(茶屋)が見えたとき
頂上だ!!!と思ったときの気持ちは筆舌に尽くしがたい・・・
登り切った真正面に富士山が見えて、金太郎の由来を思わせる鉞(まさかり)のオブジェに右側にはまだ閉まっているけど茶屋がありました。有料のトイレを借りて一息つきます。
いやーホントに長かった。
めちゃくちゃ長かったw
トイレ行ったり、写真撮ったり、とりあえず休憩と補給をしていると6:45ぐらいになりました。
茶屋は7時にOpenということで、少し早く飲み物などを販売してくれたので、アクエリアス3本を買いました。
金時山は少し長めの休憩が取れたこともあって、足の疲労も少し癒えたし、
水分の補給(買い足し)などもできたりで、メンタルが一度リセットされた感じでした。
金時山→長尾山(7:55)→丸岳(8:35)→長尾峠
金時山をひたすらに下りて次は長尾峠というところを目指します。
登った分降りるのは当たり前なんだけど、今度は崖みたいな岩ゴツゴツのところや根っこがガシガシ生えてるようなところをひたすら降りる。
ところどころ流れてきた水が乾いておらず土がぬかるんでいるところもあったり、砂利で足元がすべるところもたくさんあって夜間以上に足元への注意が必要でした。
長尾山でこれまた登山者用の椅子とテーブルがあったのでこちらで休憩して、ザックの胸ポケットに入れてた「うまい棒」食べた!
8時間歩いてきて近く割れても崩れてもないうまい棒すごくない!?(笑)
結構感動したw
ってことでうまい棒とアクエリアス、たまやんさんにもらったグミで補給!
休んでいると、地元の方と思しき登山されてるおじさんがたまやさんが着ている還暦Tシャツを見て気になったらしく、いろいろと聞かれた。
チームの主旨を話すと、へー!!と大変驚いたご様子。
背中に60と書いてあるのもあってか、たまに私たちが60歳だと思われることもあります(笑)
過去にランニング中の横断歩道待ちでお年を召したご夫婦の大きなヒソヒソ話が聞こえてきたことがあります。
え!?あの人還暦ですってよ!!
日本縦断してるんですって、どこから来たのかしら!?
→あっ私まだ40代です。あと20mぐらい進むと家です(笑)と思いながら信号待ちをしたことがあります。
補給と休息を終えて、おじさんと別れ次の山を目指します。
だいぶ日も高く登りかなり暑さを感じていましたが、遊歩道は割と木々が生い茂っていて木陰になる部分も多くまだ何とかなっている感じでした。
有料道路の自販機
おじさんと別れて少し進むと、トイレの表示を発見。
たまやんさんが調べてくれたところトイレまで9分と表示。
9分・・・・一瞬だけどすごい悩みました。
9分降りるってことは9分登るのか(笑)
この9分・・・
でもトイレにもいっておきたいし、着替えもしたい。
もしかしたら自販機とかあってジュースとか買えるかも!?と考えて、降りてみることにしました。
9分と書いてあったけど、全然2分ぐらいでした(笑)
有料道路のトイレ休憩所で、ライダーや走り屋っぽい皆さんが休憩されていました。
トイレに行き、昨夜から来ていた長袖を半袖に着替えて、手を洗って、自販機で炭酸を買いました!
でもコーラが売り切れで、残るはファンタグレープ!!
炭酸ならもう何でもよかったので、たまやんさんとファンタグレープを買ってゴクリゴクリ!!
出発間際、念のためQooのアップルジュースも買ってまた遊歩道へ戻りました。ここでも富士山はきれいでした!!
湖尻峠
次は湖尻峠というところを目指して進みます。
湖尻峠を越えて三国山を越えたらお昼を食べるところがあると言われていたのでお昼のために頑張ることにしました。
金時山からはちょうど対角線上に見えていた反対側の芦ノ湖もだいぶ近くに見えるようになってきて、結構歩いてきたんだなぁと思っていました。
このあたりの下りの道もかなり急だったりしてぬかるみも多く、私は2回ほど転びました。
足も結構ガクガクになってきていて、思うように動いてくれなくなっていました。
恐るべし三国山(AM10:31)
三国山に入る手前ぐらいから、ずっとスカイライン(有料道路)と並行した遊歩道を歩く感じでしたが、有料道路を走っているであろう車がこれまた、
走り屋といわれるような車のマフラーの音ばかりで、たまやんさんと笑っていました。走りやばっかですね(笑)みたいな。
でも富士見ヶ丘公園で一休みした時はワンボックスみたいな家族連れの車も結構いたので、意外と走り屋だけじゃないんだななんて思いました。
塩気が欲しくて握ってきたゆかりおにぎりを食べて、水分を補給してレストハウスでのお昼のために最後の力を振り絞ることにしました。
三国山に入ると、とにかく登るんです!!
思いっきり上る・・・・こちらも標高は1000m超えだったのでまぁまぁな登りは覚悟していましたが、問題は標高ではなく坂道なのか、丸太の階段なのか、岩なのか根っこの階段なのか・・それによって登りやすさが格段に違います。
いろいろ考えながら登ったけど、
もう地獄のフルコースだったw
丸太は写真の通り2つ並べて高さのある階段になっていたり、板をまたぐ感じの階段だったり、根っこと根っこの間を乗り越える感じだったり、ホント様々・・・
根っこは気を付けないと足が引っ掛かって転ぶので結構気を遣うし、
丸太の高さのある階段は自分の歩幅が丸太の高さに決められるのでマジできつかった。
きっと一生分の他人のよっこらせとどっこいしょをたまやんさんにきかせてしまいました(笑)
一応頂上と思われるところへ到着!
登ったらあとは降りるだけ!って思うじゃん???
なのにさーすんごい下った後に同じぐらいまた登るんだぜ?(笑)
信じられるか?(笑)
しかも登りの丸太がまたデカイの!!!
普通の階段4段分ぐらいあるのw
もう一歩一歩が精一杯の私に4段登れなんてもう拷問よ。
しかも足短いしw
めちゃくちゃ時間かかって、たまやんさんが見えたり見えなくなったり(笑)
三国山は疲労度も高くなってきているうえに標高もそこそこなので結構しんどかったです。
なのに頂上からの景色がイマイチでw
せめて芦ノ湖きれいに見えるぐらいの景観は用意しておいてよーって思いました。
三国峠の頂上手前ぐらいでトレランされてる女性2名を引っ張る男性1名に遭遇。登るだけで精一杯なのにこれを走るってどんな足持ってんの?って思ったけど、ここを走れる人はホントすごいなぁと思った。
お昼ご飯(PM13:47)
三国山の苦難を乗り越えてやっとレストハウスへ到着
結構風が強かった。
うどんやおそばがあって、冷たいそばはかき揚げととろろの2種類
私はなんとなく山菜が食べたかったので温かい山菜そばにしました。
この温かい出汁がうまいのなんの!!
たまやんさんはかき揚げの冷たいお蕎麦にしてました^^
食後のデザートソフトクリームのうまいことうまいこと。
3つぐらい食べれそうだったけどお腹壊したら嫌なので1つで我慢。
三国山が辛すぎて私的にはもうここでリタイアする気満々。
疲労度150%。
でもね、ここから帰るには頑張って歩いて帰るしかないんですって(笑)
あと1時間半ぐらいかなぁ~といわれたので、ここまで頑張ったしあと1時間半なら頑張るか(頑張らないと帰れない(笑))と思い、
頑張ることに。フルで言うなら30㎞地点な感じ?
売店でお水とアクエリアスを買って、あと1時間半!!
レストハウス→元箱根
今までよりも有料道路に近いところを並行する感じで進む遊歩道。
でもこちらは結構道幅が狭い!!
竹藪の幅も狭くて足元の道もいっぱいいっぱい。
お昼を食べているときからだったんだけど、ヘリコプターがなんかの訓練してたのか、何度も同じ軌道を行き来していて、私たちの頭上すぐぐらいを飛行&ホバリングを繰り返していました。
たまやんさんとこんなに近くでヘリコプター見ることないからなんかすごい迫力ですね!といってたり、竹藪の中からヘリを見ているので、
悪いことして逃げてるのをヘリが探してるみたいですね(笑)といって歩いていました。
遊歩道から有料道路へは出ないようにという看板がいたるところに立っていて、そこから有料道路が見える感じ。
たまやんさんが有料道路に向かって手を振ってたり(笑)
運転手さんビックリよねw
こんなところ人が歩いてるはずないと思ってる人の方が多そうだし🤣
あとは下るだけというたまやんさんの言葉を信じるも
まぁ下り多めだけど登りもちゃんとあって(笑)
登ったり下りたりしながら進みますが、今まで歩いてきたところに比べると平坦が多めに感じるぐらいでした。
やっと道の駅に着いたんだけど、ゴールじゃなくてガッカリ(笑)
そのあとなんか道路の下みたいなところ潜って反対側へ出て、やっと念願の元箱根の箱根駅伝のゴール地点へ到着!!
いやー遠かった(笑)
元箱根から~万葉の湯へ
元箱根について、箱根駅伝のゴール地点で写真を一枚撮ってから、
珈琲が飲みたくてしょうがなかった私たちはコーヒーを探すも
コンビニがなかったので、元箱根のシャレたカフェへ!
前の日の夜からコーヒーを飲まずにいたので
美味しいこと美味しいこと!!!
小田原までバスで行くことにしましたが、急行みたいな速いバスは結構混んでいたので、各停の1時間ぐらいかかる方のバスに乗りました。
もうゆらゆら揺られて眠くて眠くて、バスでたまやんさんと爆睡w
乗り降りする人も多く(インバウンドの皆さん)道路も混んでいたので、
1時間以上乗ってたと思う。
小田原について荷物を取って万葉の湯へ行き
お風呂タイム。
たまやんさんはサウナに入らないとのことなので入り口で別れて
お風呂を楽しみ帰宅。
【感想】前半
今回スタートからゴールまでトータル16時間
摂取した水分はトータルで約5リットルでした。
金時山と有料道路の自販機、レストハウスで追加で買うことができましたが、スタート時もう少し背負って行ってもよかったかなと思いました。
金時山の茶屋が開く時間がちょうどよかったけど、あそこで追加補充できなかったら、どこかで脱水になってた気がしました。
トレランする方でなければ、歩きだとそこまで重さも気にならないし、重さが気になっても水分の枯渇はメンタルが結構やられるので、水がある!っていうだけで結構安心できます。
また今回はYoutuberさんの動画とか見てるとランパンの方も多かったし昼間になったら暑くなりそうでランパンにしようか迷ったのだけど、
ケガの防止でタイツ履くか、ロングパンツのいいよと教えてもらったのでロングパンツで行きました。
竹藪の細い道とか転んだときとかも含めて、草木がパシパシ足に当たったりハチがいたりしたので、ロングパンツで行ってよかったです!!
ランパンではちょっと不安だったかなと思いました。
(もちろん季節のよると思いますが)
今回は時期的に暑すぎず寒すぎずちょうどよい季節に行けたのがとてもよかったです。あとはガイドのたまやんさんのナビが完璧だったので迷わず行けました。金時山とか三国峠あたりは険しくても一応「道」と確認できるところだったのですが、元箱根手前当りは割と平地っぽいところを進んでいくんですけど、私には道に見えなかった(笑)
たまやんさんの後をひたすら追う感じだったけど、ときどき周りを見渡してみると、ホントにここ道?って疑いたくなるぐらい道じゃなさそうなところを歩いてました。
外輪山行こうと思いますけど行く人ますー?
ナイトハイクですって聞いて、ナイトハイクって夜の美術館とか博物館みたいなワクワク感で、はーい!行きたいでーすなんて言ったものの、
(そもそも外輪山ってなんだろ?(笑))でもナイトハイクだっていうし
夜のハイキングでしょ❤️ぐらいに思ってた。
外輪山がこんなところだって知ってたら、恐ろしくて行ってなかったと思う。(ある意味無知は人生を豊かにするかも(笑))
でもなー金時山は富士山より低いよとか言われたら、単純にあれより辛い山はないはずと思ってたから行っちゃってたかも(笑)
何はともあれ、またこの年齢で初体験を経験できて貴重な体験になりました!
前半を終えて一言・・・
ナイトハイク言うたやん・・・ハイキングじゃなくて、登山やったで・・?
箱根外輪山(後編)
2024年10月12日(土)
GWに外輪山の2/3しか行けず、1/3が未完のまま残っていた
外輪山を完遂する為に箱根にやってきました!!
今回は前回終了した元箱根からスタートになります。
待ち合わせは10時半に箱根駅伝ミュージアム
その前にウォーミングアップがてら、憧れの箱根5区山登りしてみるか!ってことで、5区も走ってみました(死ぬかと思ったw)
<持ち物とウェア>
スタート前に下記のウェアに着替え来ていたウェアをザックの中へ
◆ユニクロのエアリズムタイツ
◆onのランパン
◆還暦Tシャツ
◆キャップ
◆イオンのアミアミタンクトップ
◆ブラは5区を走ったときに付けていたものをそのまま着用
◆シューズはHOKAのクリフトン8(そろそろ履き潰す感じのもの)
<ザックの中身>
◆ソフトフラスクにお水を1リットル
◆350mlのバヤリースのオレンジ
◆カルピスウォーター500ml
◆補給食(じゃがりこ小分けのもの・満月(おせんべい)・サラミ(細1本・太いつまみ用1本)カントリーマアム(特別仕様の大きいやつ)・塩タブ・カリカリ梅・)
◆タオル(MOKUバスタオルサイズ1枚・フェイスタオル1枚)
◆充電池(20000mAh)
◆お薬ポーチ(カットバン・ロキソニン・メンソレータム軟膏・ワセリン)
◆小銭・お財布・保険証など
◆携帯トイレ(2種類)
◆クマ撃退スプレー
元箱根スタート
2024年10月12日(土) 24℃ 湿度70%
二人とも各々のペースで5区山登りを楽しんで集合!
元箱根を11時にスタート
GWとは違いすっかり秋の風。日差しはそこそこでしたが山の中は
木々に遮られているのでちょうどよいひんやり具合!
5か月ぶりの山。
前の外輪山がかなり衝撃的かつトラウマになりそうな山々の数々だったので今回もドキドキしていましたが、今回は湯元に向かって下る感じになるので
下り基調になると思うよと言われていたので、前よりキツくないならいいかなと思っていました。
でも1000mぐらいの山が2つあるからまぁちょっとは登るかなと言われ、
ちょっとって?ねぇねぇ!?
ちょっとってどれぐらい!?って100回位聞いちゃう子供みたいな心境だったけど、おとなしく登ることに(笑)
屏風山(948m)
まず第一関門として我々を待ち構えていたのは屏風山
1000mぐらいはあると聞いていたけど、距離が短いうえに1000mということは・・・→坂が急ということですね(笑)
案の定、階段の歩幅がエグイぐらい大きいし、高さもあって足の短い私はかなり苦戦wもうなんか坂じゃなくて壁を縦に登ってる感じで
鎖みたいなのを伝って登って行ったわよ。
今回は5区を走るということで、少しでも荷物を減らしたくてストックは持っていかなかったのです。ストックなしで残り行けるか不安だったけど、
距離が5区より短いのでそこは自分の足を信じることにしました。
たまやんさんが、これ同じぐらいキツさで降ろされるのかな・・・?とかいうからそれを考えたら急に怖くなったわ(笑)
屏風山まではかなりキツいなぁと思ったけど、前半の
KING of 金時山を越えるほどじゃなくて一安心。
基本金時山より辛いかどうかが指標になってます。
鷹巣山(834m)
続いては鷹巣山と呼ばれる山ですが、こちらも800m越えなのでまぁまぁな標高ですが、鷹巣山へ行くまでの高低差は個人的にそこまで辛くはなかったです。でもやはり下り基調というだけあって、5区を走った私の足でもまだ大丈夫かなって感じでした。
秀吉の一夜城が有名ですがこちらの城はその一夜城ではないみたい。
有名な一夜城はもっと小田原寄りでもっと平坦だったのでそこなら一夜城できるなと思いましたが、この山を登って城作れとか言われたら私なら
秀吉暗殺しちゃうw
前半と違いひたすら山の中を!という感じではなく、ところどころ
走ってきた5区の国道一号を歩かされる場面もありました。
最高到達点のすぐ隣にそびえる山みたいですが、思ったよりキツくなかったかな。山の入り口が道路の反対車線だったりすることも多くて、カーブの多い道路をあっちこっち車に轢かれないように渡りました。
前半は木でつくられた階段を上ることが多かったのだけど
後半は石を敷き詰めたい石畳を歩くことが多かったです。
でも登りも下りも石畳のところが多くて、少し滑りやすさもあったけど、
木製の階段よりは登りやすかった。
でも木の根っことかが、罠のわっこみたいになってバンバン生えていたのでそれで転びそうになるシーンは何度か・・・
浅間山(804m)
あさまやまと読むのかと思っていたら、まさかの(せんげんやま)でした(笑)最後のお山。
途中からたまやんさんが、スマホみながら、
最後の山まで標高があまり変わらないんだけど、
このままフラットで行くのかな・・・とつぶやく。
願ってもないのだが、そうは問屋が卸さないだろうと経験上思ってしまう私。
でも意外とフラットで小さい川を飛び越えたりしながらも楽しく下っていけました。
大体お山の頂上の看板がある近くにはベンチとテーブルがあったりしてそこで一息入れていたのだけど、三連休の初日ということもあってか、
割といろいろな人が登っていて座れなかったので、休憩少な目で歩きました。
最後丸太が何本か積んであるところに座って本格的に休憩✨
湯元近くになると、電車の音とか人の話し声とかが大きく聞こえてきて、
あーやっと降りてきたんだなぁと思えた。
最後は湯本駅から少し先の橋のところへ出てきたのでそこから湯元へ向かい
荷物を取ってお風呂へ向かいました。
外輪山は後半だけで、4時間43分かかりました。
前半に比べると気候も良かったし、下り基調だったので5区を走ったあとでもなんとか降りてくることができました。
<総括>
GWに初めて行った外輪山。
年内のうちに完遂できたのはすごく嬉しかったです。
前半部分は終わった後すぐ書いたものだったけど今こうしてみると大体忘れてますね・・・(でも金時山と三国峠のキツさだけはしっかり覚えてるぞ)
今回は下り基調だったこと、5区を走ってからの参加だったのでストックをもっていかないという選択だったので、不安もありましたが無事降りてこれてよかったです。
距離も短めだったのと、前半ほどキツくなかったので、いろいろな話をしながら歩いてこれてすごく楽しかったし、走力が雲泥の差なので速く走れる人の話は何を聞いてもタメになる!のと
自分が思っている常識と全く違う概念がそこには存在していたり、ほうほう・・・そういう考えもアリなのかぁ・・・と目からうろこの話がきけたりとても有意義な時間を過ごすことができました。
他の人には楽勝な距離やペースも、私はやっとなことが多いので、5区をサクッと走ってしまうたまやんさんをマネて走ってみたわけですが、時間は倍ぐらいかかるし、キツイし(笑)
でも百聞は一見に如かず!!
人からの刺激は自分の経験値を豊かにしてくれるし、
自分一人ではやってみようと思わないようなことでも、やってみようかな・・なんて踏み出す最初の一歩の難易度が下がったりする気がします。
最近思ったことは経験値が増えると、比較する項目が増えるので、
まぁまぁキツいところに遭遇しても自分の中で、
あの時の金時山に比べたらキツくないなとか、
碓氷峠よりはマシだなとか思うようになりました。
逆に、人生で一番キツいランキング1位を超えそうだぞ!ってなったらもうワクワクが止まらない気がします(笑)
今からその時が楽しみになってきました🤣
そして今回外輪山という山に登るにあたり、
届けとかを出さないといけないということも初めて知りました。
今回はたまやんさんがすべてYAMAPでルートを作って下さり届けまで出してくださり、本当にありがとうございました。
今年はまた一つ苦しくも貴重な経験をすることができました。
ありがとうございました🍀
ーENDー