大学二年生夏休み ユーレイルパスでヨーロッパ周遊鉄道旅3ミュンヘン
前回のあらすじ
前回はベルリンからICEに乗り、ミュンヘン中央駅に来ました。ミュンヘンには二泊してミュンヘン市内と翌日在来線でノイシュヴァンシュタイン城を観光します。ミュンヘンは金融街のベルリンと違い観光地が多く町の人が観光客慣れしているので居心地がよかったです。
ミュンヘン市内
ホテルへ荷物を預けに
ミュンヘン中央駅からSバーンに乗り、数駅先のMoosach駅で下車。とても閑静な住宅街の駅で電車も20分に一本はあります。武蔵野線かな?
今回は「Hotel Ludwig」というホテルに泊まる。観光客慣れしているせいかベルリンより圧倒的に接客態度が良かった。英語を喋れない俺に、ホテルのおばさんがペンで観光マップまで書いてくれたうれしい。Wi-Fi爆速の宿だが冷蔵庫がなかった。ブッキングドットコムで予約して158.6ユーロ。
ミュンヘンレジデンツ
まずはMoosach駅から地下鉄に乗りミュンヘンレジデンツに行きます。ミュンヘンレジデンツはバイエルン王国のヴィッテルスバッハ家の王宮で、1358年にシュテファン3世によって建設されました。現在は劇場や博物館として王家の10世紀からの財宝の数々が展示されています。以下のリンクが入り口の場所です。
ミュンヘンレジデンツはレジデンツ博物館、宝物館、キュビリエ劇場、庭園からなっており、今回は画像の5番、博物館、宝物館、キュビリエ劇場に入れるチケット(Tripleticket)を学割で購入しました。ISIC国際学生証を見せて学割を受け、14.5ユーロで入れました。博物館、宝物館はとても大きくじっくり見ると三時間以上かかり、見どころも多いためダイジェストで載せます。
ミュンヘン新市庁舎とその周辺
ミュンヘンレジデンツの紹介はこの辺にして、徒歩でミュンヘンのシンボル新市庁舎へ行きます。新市庁舎は1867年から1908年にかけて建設されたネオゴシック建築の建物で、中央の高さ85mの塔には国内最大の仕掛け時計がある。この写真は広場から一本入ったところにある聖ペーター教会の塔から撮影しました。この教会には大人5ユーロ、学割3ユーロで塔に上ることができ、市庁舎含め市内を見渡すことができます。天気が良ければアルプスまで見えるうえ、市庁舎を一枚に収められるのでとってもおすすめ。
ランチ
ここまでスーパーやマックなどのファストフードしか食べてきませんでしたが、ここにきてふらっとレストランに入りました。どうやらウィーンのシュニッツェルの人気店のようで、店員さんのおすすめと水を注文。マッシュルームのソースの下にシュニッツェルのカツレツがあり、奥のニョッキと一緒に食べるととてもおいしかったです。が、量が多かったので半分部屋に持ち帰りました。おおよそシュニッツェル16ユーロ、水4ユーロでした。
ミュンヘンにはほかにもビンフェンブルク宮殿、聖母教会、ホフブロイハウスなど、見どころがありますが時間の関係で断念しました。部屋に帰って飯食って寝ます。
ノイシュヴァンシュタイン城
バイエルンチケットについて
今回ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城のあるフュッセンという小さな町までバイエルンチケットという切符を使います。ドイツ国鉄アプリで27ユーロで購入しました。この切符はバイエルン州の在来線(私鉄を含む、ICEなどを除く)と路線バスが乗り放題になる切符で、平日は朝9時~から翌午前3時まで有効です。アプリに追加されたQRコードを見せれば検札をパスできます。ミュンヘンなどからノイシュヴァンシュタイン城へ行く場合はとてもおすすめです。
フュッセン(Füssen)へ
翌朝、バイエルンチケットの有効化が朝9時と謎に微妙な時間なので、9時以降の列車で向かいます。今回は都合よく9時19分発のバイエルン地域鉄道(以下BRB線)への直通快速列車があったためこれを利用します。時間によっては途中の駅でドイツ国鉄線からBRB線への乗り換えが必要なので、乗り換えが不安な方は直通快速を使いましょう。
フュッセンまではちょうど2時間。バイエルン地方の田舎の風景が続きます。この列車にはトイレやごみ箱までついており、とても快適だった。ちなみに一緒に乗っていたインド人集団と友達になった。
二時間ちょうどでフュッセン駅に到着。BRB線の直通列車はドイツ国鉄の赤色と違い青と白色。車体にはBRB都いう表記がたくさんあるので乗り間違えはなさそう。駅のトイレは有料なので、電車でトイレを済ませるといいかも。
ホーエンシュバンガウとマリエン橋
フュッセンからは城下町のホーエンシュバンガウまでバスで向かいます。人の流れについていけばわかると思いますが、赤色の「Hohenschwangau」と行先にあるバスです。このバスにはバイエルンパスが使えるので、乗るときに運転手に見せましょう。終点のホーエンシュバンガウで降ります。
ホーエンシュバンガウに到着。すぐ近くにホーエンシュバンガウ城が見えます。ここからノイシュヴァンシュタイン城へは馬車、バス、徒歩の選択肢があり、私はのぼりだけバスを利用することにしました。
おなかが減ってきたので近くの売店で腹ごしらえします。ドイツ名物のソーセージを使ったカリーヴルストという食べ物で、名前の通りカレー味のソースが焼きたてのソーセージにかかっています。味が濃いので、固いパンが抜群に合います。6ユーロ。
バスのチケット売り場でのぼり片道3.5ユーロでチケットを買いました。この青いバスに乗って山を登ります。バスはそれなりに本数があるため、どのタイミングでいっても困ることはなさそうです。馬車でもよかったのですが、高かったので断念。
10分くらいで山の上に到着。私のノイシュバンシュタイン城内部へのツアーは14時45分からなので先にマリエン橋へ向かいます。この橋はノイシュバンシュタイン城を眺めるのに適しており、写真を撮る人がたくさん。ちなみに一度に橋に乗れるのは200人までなので、それを超えると一時封鎖される。
ノイシュバンシュタイン城全景
人の流れに沿って橋の真ん中に出ると大迫力のお城が見えます。このノイシュバンシュタイン城はバイエルン王国の王様ルートヴィヒ2世によって1869年~1892年にかけて建設されたお城。戦いなどお城としての実践的な機能を目的としてではなく、ワグネリアンのルートヴィヒ2世がロマンティックな城を造ろうと建設されました。そのためとても美しいメルヘンチックな見た目をしており、シンデレラ城や眠れる森の美女の城などディズニーの城のモデルになったともいわれています。
位置関係のために広角レンズの写真も。マリエン橋はノイシュバンシュタイン城の山側南斜面の渓流にかかっており、下には滝があります。橋の上には常に写真を撮る人がいますが、最前列は数分待てばどこか空くので苦ではありませんでした。達成感と興奮で調子乗って知らない外国人と写真を撮っていました笑。
マリエン橋を降りてノイシュバンシュタイン城のツアーに参加するため城の入り口まで歩きます。山道ではなく舗装された道で坂はありますが歩きやすいです。歩いている途中でホーエンシュバンガウ城が良く見える場所がありました。この城はルートヴィヒ2世が幼年時代を過ごした城でもあるとか。
ノイシュバンシュタイン城の内部は残念ながら撮影禁止のため、写真は中庭とテラスのみです。写真中央の電光掲示板にツアーの時刻が表示され、ノイシュバンシュタイン城予約時についてくるQRコードを機会に読ませて通過します。内部にはガイドさんが同行し、ガイドさんが音声ガイドの機会を制御して説明を聞かせてくれます。日本語の音声ガイドもありますので内部を詳しく知ることができました。ツアーは公式サイトから予約し、17ユーロ。
ノイシュバンシュタイン城の内部は中東と西洋が合わさったデザインをしており、900kgの純金シャンデリアなど豪華絢爛、見どころ満載でした。ルートヴィヒ2世が実用性ではなく美しさを求めて造ったことがよくわかります。内部は急な螺旋階段が多く5階まで登るため歩きやすい恰好をお勧めします。途中にあるテラスからは外向きであれば撮影が許可されていたため、マリエン橋を撮影しました。
ホテルへ
ノイシュバンシュタイン城の内部見学を終え、ミュンヘンに戻ります。帰りはノイシュバンシュタイン城からホーエンシュバンガウまで徒歩で戻りました。ノイシュバンシュタイン城付近は小高い山になっており、時々とても良い景色を見ることができます。ホーエンシュバンガウからはバイエルンチケットで再びバスに乗り、フュッセン駅17時5分発のBRB線快速でミュンヘンまで戻りました。
次回はベルギーのブリュッセルへ
翌日は朝早くから動くため、マックを買いホテルに戻って即寝ました。今回のようにミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城はバイエルンチケットを使うと簡単に日帰りができるのでお勧めです。特に夏のミュンヘンは七時半を過ぎても日が沈まないので、今回紹介した列車に乗って直通することをお勧めします。
次回はいよいよユーレイルパスを使ってベルギーのミュンヘンまでICEの旅をします。その前に番外編としてユーレイルパスの使い方の記事を作成します。